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1/15 四国・長野鉄道温泉旅行 1/10~15 帰宅編 [国内旅行]

 

旅行最後の渋温泉での朝は7:15起床。
明け方に一度トイレに起きたが、あとは自宅にいるようにぐっすり寝てしまった。
部屋から朝の眺め

8:00に朝食を頼んであるので、それまでに朝風呂に入ることにする。先客がいたら内風呂に行くつもりで貸切露天風呂を覗いたら誰も入っていなかったので入浴した。
朝の貸切露天風呂

朝のキンとした寒さで目が覚めるなか風呂に入るが、やはり外が寒いだけあって風呂の温度も昨日より少し低い。それでも入っていれば温まってくる。20分ほど入って部屋に戻るとちょうど朝食の時間になり、布団が簡単な形で収納されてコタツが中央に出されて食事が運ばれた。
旅館の朝食

朝食もコタツと同じサイズのお盆に2人分まとめて載せられて運ばれてきた。どこの旅館でも出るような内容の食事だが、各所に土地のものらしい食材が使われていて少し他との違いも出していたようだ。
朝の渋温泉

食事も済んで、帰りは10:00前のバスに乗る予定でまだ時間があり、チェックアウトまでの時間で外湯巡りの後半戦に8:50出かけることにした。

       渋八番湯神明滝の湯             渋七番湯七操(ななくり)の湯

今回も全部に入るには時間も無いし体力的にも無理があるので、外湯巡りの手ぬぐいにスタンプを押しつつも空いている外湯に入ることにした。

        渋六番湯目洗の湯                 渋五番湯松の湯

手近な八番湯から七番湯六番湯と来たが、誰かしら入っていたのでスタンプだけ押して先に進み、五番湯・四番湯に来てようやく空いていたので、四番湯 竹の湯に入浴してみた。
   
     唯一入浴した渋四番湯竹の湯            竹の湯 浴室の様子

ここは浴槽以外はタイル張りになっていて、他より少し近代的な雰囲気だ。ここも少しの間入浴者がいなくて時間が経ったせいか源泉が流れ込んでいてかなり熱くなっていた。水で薄めてようやく入れるようになったら後客が入ってきた。軽く浸かって浴びる程度にして竹の湯を出た。
一応これで全外湯を巡ることだけして戻ってきた。旅館まで来た時に向かいの屋根辺りで動くものを見つけてよく見ると猿の群れが物干し辺りで遊んでいた。近くには猿が温泉に入るという地獄谷野猿公園もあるから当たり前の光景なのかも…。
   温泉街まで猿が出没

9:15に旅館に戻りあとは荷造りをするだけだが、名残りの入浴を最後にしたくて、旅館の内風呂でもうひと風呂入った…。
上がって身支度をして9:45に旅館をチェックアウト。今回この渋温泉は自分としては結構めいっぱい滞在してゆっくり滞在できたと思えた。
帰りのバスに乗るために川沿いの通りに出てバスを待つ。バスの通過時間は9:51だがなかなか来ない。早発したのかと気にかかってきた頃バスが来て4分遅れで渋温泉を9:55に発車した。

帰りは渋温泉バス停から中野行きバスに乗車          バス車内の様子

短距離路線のバスだからか地元客ばかり乗っていて、8分の乗車で湯田中駅に10:03到着。バスは中野駅行きなのでそのまま発車して行った。
湯田中駅入口のロマンスカー暖簾

バスが遅れると電車の接続が危うくなるのでちょっと焦ったが、そんなに遅れずに着いて安心した。今度の電車はまたもロマンスカーに乗る。長野電鉄の日中の特急は全てロマンスカーになっているので、2日間で4回も利用することになった。昨日買ったフリーきっぷを今日も利用して既に改札中の電車に向かった。
帰りに乗ったヒビ無しのロマンスカー

湯田中10:11発長野行きの長野電鉄ロマンスカー 特急ゆけむり号は定刻に発車した。旅館を出て乗るにはちょうど良い時間帯なので、宿泊客らしき行楽客が結構多く乗っていた。帰りも混雑する展望席は乗らずに一般席に座って帰ることにした。
これから旅の終盤であとは自宅に帰るだけとなったが、一般的には長野に出て帰るのが普通だが、まだまだ旅に変化を付けたいのでこの電車を途中の須坂で10:39下車した。

       途中下車した須坂駅舎         駅構内に休車留置された長野電鉄OSカー

今日は平日で今のロマンスカーも行楽客に地元客も乗って結構利用者が多かった。ここから先は予定として屋代に出て、しなの鉄道で軽井沢、バスで横川に下って在来線で高崎を経由して帰宅する予定だ。次の路線が本数が少ないので、ここ須坂で35分乗換えで時間があるので駅から外に出た。ちょっと時間がありすぎるので同僚Kとは自由行動にして、自分は特にやることも無いので駅前の本屋で立ち読みをして時間を潰していた。

  須坂~屋代間乗車した元日比谷線車両      地下鉄時代と変わらない車内の様子

須坂駅前も静かな駅であまり楽しめるものも無かったらしく、同僚Kも11:00過ぎには戻ってきた。出発10分前にホームに行って既に停まっている電車に乗るが、乗客は僅かにしかいない。
接続の電車もずいぶん前に来ているので発車間際も静かなまま須坂11:14発屋代行き電車は定刻に発車した。
乗客は2両編成に僅か5名のみ。自分達以外は皆途中で降りてしまい多少の乗客の入れ替えはあったが、全区間通して乗客は10名を越えることは無かった。日中の穏やかな時間の流れる中を電車は淡々と走って行った。
松代駅から遠くに白馬連山が…

冬晴れで遠くの景色もよく見えて、遥か北アルプスの白い山並みが綺麗に見えた。同僚Kもずっと寝たままで37分の乗車で終点の屋代に11:51到着した。
屋代から乗車した しなの鉄道115系電車

ここからはかつてのJR信越本線を辿って横浜まで帰ることにする。3分乗り換えで慌しく屋代11:54発軽井沢行きしなの鉄道に乗車した。改札口が共通なのできっぷはそのまま電車に乗り込み、車内の車掌から乗車券を購入した。
車内は日中の落ち着いた時間帯だったので2人でボックスシートに座って軽井沢までの車中をのんびりと過ごした。この路線は長野新幹線が完成した代償にJRから路線自体をお払い箱にされて第3セクターで運営されている。昔は30分毎に特急や普通電車が高頻度に走っていた立派な路盤の上を、3両編成の旧JRの車両を塗り替えただけの電車が時々走るのみ…。線路が良いので乗り心地は良いが、線路施設が立派なだけに勿体無い感じもする…。列車本数も少ないのに全線複線電化で保守管理に費用がかさみそう…。
途中、小諸に12:37到着。ここで13分停車したのでトイレに行きつつ構内をウロついてみた。駅構内は国鉄時代から使われているのでホームも長くて施設全体も広いが、スペースを持て余し気味で逆に殺風景な感じも…。再び電車に乗り込み、小諸を12:50に発車した。
信濃追分駅から浅間山を眺める

小諸までに殆どの乗客が降りてしまったので、車内は空いていて静かな空間が流れる。そのうち進行方向左手前方に雪化粧で真っ白な浅間山が見えてきた。今日は噴煙も少なく綺麗に見え、この山が見えてくると別荘地らしくポツリポツリと人家が増えてきて、屋代から1時間20分の乗車で終点の軽井沢に13:14到着した。
   
         終点 軽井沢に到着               軽井沢駅北口の様子

軽井沢から先もかつて高崎方面の碓氷峠にも在来線の線路が延びていたが、こちらも長野新幹線開業の代償で廃止されてしまっている。代替バスの横川行きは約1時間後の発車、しばらく時間があるのでここで昼食にする。

    昼食に寄ったそば処 高美亭外観         有名人サインも多い店内の様子

旅の前半は四国でうどん巡りの旅だったので、ここでは対照的なそばで〆てみようと思う。…と言ってもうどん巡りのように下調べをしていないので、駅前を真っ直ぐ歩いて目に付いたそば処 高美亭に入ってみた。
ちょうど食べ終えた女性2人組が店前で写真を撮ってくれと英語で言う。一見日本人かと思ったが、持っているガイドブックが広東語で書いてあったので香港人だろう。こんな場所のそば屋も香港に知れ渡っているようだ。
店内には場所柄か有名人のサインも多く掲げられていた。テーブルの壁にも香港での日本のガイドブックに紹介されている切抜きが貼ってあり、これをみてわざわざ香港から来ているようだ。そばは海外に行けばなかなか食べられない日本独自のオリジナルヌードルだからなのか。日本出資のラーメン屋なら海外でよく見るが…。
食べたざるそば

昼時も過ぎた時間だったので、香港人が出て行った後の店内には誰もいなかった。2人とも迷わずざるそばを注文、同僚Kはビールも頼んだのでちょっとだけ貰った。
注文は数分で出てきて食事をする。去年秋の乗鞍で食べた時のような感激は無いが、都心で食べるよりは格段にイケていた。

そば処 高美亭…北佐久郡軽井沢町軽井沢東8-2 (営業時間11:00~19:00)


    現駅舎の脇にある旧軽井沢駅舎      かつての補助機関車EF63も展示されている

食後、まだ時間があったので、バスに乗るまでの時間を自由行動にした。自分は駅横にある旧駅舎が気になって行ってみたが、保存館(軽井沢駅舎記念館)になっていて入りたかったが休館日だった。仕方なく外から見物した…。
軽井沢自体もかなりの回数来ているので特段見たいものも無く、トイレに行って14:00過ぎにはバス乗り場にやってきた。

         軽井沢~横川間乗車したJRバス関東 と 程よく乗った車内の様子

同僚Kも時間を持て余し気味だったようで、バス停まで自分の前を歩いていた。車内は既に10名以上の乗客が乗り込んでいた。終点まで途中停留所の無い直行バスで、先払いで¥500を運賃箱に支払って乗車した。乗継ぎ列車が無いのか自分達が乗った後は2~3人乗り込んだだけで、軽井沢駅14:11発横川駅行きJRバス関東は定刻に発車した。
県境越えてすぐに妙義山が見える

バスは駅西側の地下道で線路をくぐり、プリンスホテル脇をすり抜けて碓氷バイパスに向かう。少し上って県境を越えたらすぐに妙義山のゴツゴツした山が見えてきた。その遥か向こうにこれから進む関東平野が見える。
景色が開けて下り坂になった途端に日光いろは坂並みの右へ左へのカーブの連続。しっかり前を見ていないと酔いそうな下り坂だ。軽井沢の1,000m近い標高から380mの横川まで32分の乗車で標高を600mも下って定刻より2分早く横川駅に14:43到着した。
   
      静かな佇まいの横川駅舎             小さな駅にも自動改札が…

今度の電車は14分後の高崎行き。ここは駅弁の峠の釜めしで有名だが、先ほど軽井沢で食べたばかりだから食指が動かない。駅前にある小さなおぎの家の店は昔利用したことがあるから、無理して足を印す必要も無かった。とりあえず2人ともそのまま駅の自動改札を抜けて電車に乗り込んだ。
横川から乗車した高崎行き107系電車

ここまで来るともう帰ってきてしまったような感覚になる。横川14:57発高崎行き普通電車は20名弱の乗客を乗せて定刻に発車した。
電車は少ない乗客には持て余す4両編成で、所要約30分の路線を割とスピードを出して走って行く。この区間もかつての信越本線の名残で、格段に路盤が良いので乗り心地は良い。今まで間近を通って見えていた浅間山や妙義山がどんどん景色の後方に流れて行くのが寂しい感じだ…。
後方に妙義山・浅間山が…

途中駅で下校高校生が多数乗ったが、それでも車内が混雑するくらいには埋まらずに落ち着いた感じで横川から32分の乗車で終点の高崎に15:29到着した。
高崎から上野行きグリーン車に乗車

ここから先は湘南新宿ライン1本で帰ることも可能だが、40分近く待たないと電車が無かったので、その前に途中の籠原から始発電車があるのを下調べしてあったので、そこまで高崎線の上野行きで追いかけて乗車することにした。そうなると2分乗換えで上野行き電車があるのでSuicaグリーン券を急いで購入して高崎1531発上野行き普通電車のグリーン車に乗車した。同方向なら途中乗り換えても1回のグリーン券で通して利用できるので高崎乗車時に大船までのグリーン券(¥950)を購入してある。
まだ夕方の通勤時間帯前なのでグリーン車もガラガラだ。籠原までの30分少々の道のりをぼんやりしながら景色を眺めつつ移動する。
       
 籠原から始発の湘南新宿ラインに乗換え           グリーン車内の様子

籠原に33分の乗車で16:04に到着した。隣のホームに停まっている籠原始発の平塚行き湘南新宿ラインにお引越しだ。
6分乗換えで上野行きを追いかけるように籠原を16:11発車した。こちらもグリーン車はガラガラだったが、これから都心を通過して行くので、大宮辺りから乗客が増えてきて、夕刻の通勤時間帯に入った新宿に17:31着、もう8割以上は座席が埋まって大崎出る頃には満席近かった。自分達は車中寝たり景色を眺めたりの繰り返しで、ここまで来たらもう帰ったほうがよい感じになってきた。
籠原から1時間50分の乗車で横浜に18:01到着。ここで一旦下車した。
同僚Kはここから京急線で帰るので解散した。自分は街で買い物をちょっとしてから再び東海道線に乗車して、大船回りで地元駅に18:41到着、18:50に帰宅した。


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