SSブログ

阪急阪神1dayパスの旅~1 [鉄道の旅]

先週の鉄道の日には生憎どこにも行くことができなかったので1週間後の今日、阪急阪神1dayパスで電車と戯れようと実家の最寄駅である阪急宝塚線服部駅をスタートした。天気も最高、絶好の鉄ちゃん日和なのだ。
今回のコースは結果的に 服部ー石橋ー箕面往復ー宝塚ー西宮北口ー夙川ー甲陽園往復ー三宮・・・阪神三宮ー今津・・・阪急今津ー西宮北口ー十三ー服部となった。今日は服部から宝塚までの様子を。


▲第1走者
やって来たのは今では宝塚線最古参となった3000系の普通 雲雀丘花屋敷行。日中のダイヤは急行宝塚行(豊中から各停)と普通雲雀丘花屋敷行が各々10分ヘッドで交互に運転される単純なダイヤ。
この3015というナンバーを覚えておいて下さい。





▲秋祭り
服部駅近くには落語「池田の獅子買い」にも登場する服部天神があり、ちょうど秋祭りのメインイベント稚児行列に出くわした。


▲御神木
大阪方面行ホームには天神さんの御神木の楠木が屋根を貫いて立っている。


▲豊中市内高架線
豊中市内の中心部である曽根ー岡町ー豊中間は連続立体化されている。中でも曽根駅は貴重な追い越し可能駅。


▲3000系車内
一段下降窓、アルミブラインド、マホガニー調の壁面、オリーブグリーンの座席など今日に受け継がれている阪急スタイルの原形を色濃く残している。ただし、この編成は床敷物が柄入りに取り換えられていた。


▲運転席
デスクタイプの運転台が主流の今時の車輛に比べなんとも古めかしい。でも速度計だけはLEDのデジタル式に取り換えられている。


▲蛍池駅
大阪モノレールの高架駅が覆いかぶさるように隣接している。お陰で急行停車駅に昇格した。


▲第2走者
最初の寄り道は箕面線。石橋で乗換である。車両は3100系4連。

▲箕面駅
石橋からわずか3駅で終点箕面に。紅葉の名所だけに来月には多くの行楽客が訪れることだろう。


▲箕面観光ホテル
二度と泊まるもんか・・・・


▲箕面駅前
幼少の頃、祖父によく連れられて来た。定かな記憶はないが、この風情はなんとなく脳裏に焼き付いている。名物「紅葉の天ぷら」も店頭に並ぶ。


▲第3走者
背後に北摂連山が迫る。山の緑とマルーンのコントラストが良い。車両はやはり3100系4連。


▲能勢電レールウエイフェスティバル
川西能勢口に着くと能勢電ホームに8000系4連が停まっていた。何事かと見に行くとこういうことだった。写真を撮り忘れたが、第4走者は6001Fだった。


▲8000系
レールウエイフェスの主役?8000系最新バージョン。車番が窓の中に入っているのが目印。


▲駅名標
基本的なデザインは阪急のものに準拠している。裏に回れば紺色の阪急デザイン。


▲共用ホーム
右側3号線は阪急梅田方面行、左の4号線は能勢電。同一ホームで乗換可能。


▲1500系
一見阪急かと見紛うが、ドア横には能勢電のロゴが見える。


▲第5走者
6000系8連。次の雲雀丘花屋敷まで。

▲雲雀丘花屋敷
長~いローマ字駅名標。雲雀丘、花屋敷両駅を統合した結果なのだ。最近の銀行の名前のよう。近くには宝塚線の車両基地平井車庫がJR宝塚線を跨いで広がる。すぐに急行が追いついて来て当駅までの普通から乗り換える乗客も少なくない。


▲第6走者
上の5100系急行の車内。座席袖の形状が変わり、ドアサイドにはLED式情報案内装置を装備した簡易リニューアル車。


▲終点宝塚
郊外の駅とは思えない立派なターミナル駅である。駅名標は通風装置と一体になった変った構造。
( )付だが、宝塚大劇場前は車内放送でもアナウンスされる。


▲ホームから
よくぞ、あんな山の上にマンション群を建てたものだといつも感心する。「ラ・ビスタ宝塚」というらしい。
下に見える白い建物はJR宝塚駅。正に通り一つ隔てて隣接している。昔は宝塚以遠からの乗客のほとんどがここで阪急に乗り換えるという「宝塚落ち」という現象が見られたが、今では考えられない。

次号では宝塚から今津線に乗ります。




タグ:阪急
nice!(5)  コメント(6)  トラックバック(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 5

コメント 6

京葉帝都

この路線は最近では大阪空港のアクセスや能勢電鉄に乗りにいくのに利用しました。いまだに晴れの日の日中は車内の蛍光灯を消しているのですね。3000系の運転台を見ると昔の電車は皆こうでした。いつも感じますがマル−ンの塗装は鏡のように風景を反射して美しいです。
by 京葉帝都 (2007-10-25 02:55) 

Fuzzy

いつみても阪急マルーンの外装と落ち着いた車内は・・・いいですね。
全国に多くの阪急ファンがいるのもうなずけます。

能勢電は、阪急・川西能勢口~国鉄・川西池田の路線がまだ残っているときいったことがあります。大昔のお話です。
by Fuzzy (2007-10-25 11:51) 

秋晴れの中、お出かけできるなんて・・・うらやましい!
阪急といえば、このマルーン。まだ1度も乗ったことが無いけれど、いい色ですね~(^^)
by (2007-10-25 15:09) 

サットン

京葉帝都さん、こんばんは。

えっ!明るい昼間は消灯するのが普通じゃないんですか?

車両のメンテは良い方だと思いますが、最近は窓ガラスの汚れや色褪せた化粧版を継ぎはぎに張替えをしたりと昔の阪急では考えられなかったコストカット策が散見されます。経営環境を考えると仕方ないのは理解できますが、ちょっと残念です。
by サットン (2007-10-25 18:45) 

サットン

ファジーさん、毎度です。

ありましたね、川西能勢口ー川西池田間の短い路線。路面電車みたいな車両が単行で走っていたように思いますが。
路線跡は道にしたらしく、それらしいカーブした道路が見えますね。
by サットン (2007-10-25 18:49) 

サットン

うたにさん、いらっしゃいませ。

貴兄こそ、あちこち出かけていらっしゃるではないですか!私はうろうろしているように見えますが、近所ばかりで特急のお世話になるような場所にはあまり行けないのが現状です。
by サットン (2007-10-25 18:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。