感動の「オトナ帝国の逆襲」 [映画:コメディ、恋愛]
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
ALWAYS 三丁目の夕日公開より3年早い2001年の公開です。
ある映画雑誌では、2001年度の1位になっています。大人でも観れると、
ずっと聞いてはいたのです。
レンタル屋で借りることができなく、DVDを買おうかと思ってたくらいでしたが、
TVで放送してくれました。
多少、内容がわかりますが、しんちゃんが解決するのは
「時代劇」の結果と同じなので、気にしないで下さい。
「三丁目の夕日」より時代は12年ぐらい経っています。
高度成長期と呼ばれる時代の始まりが、「三丁目の夕日」の頃で、
最盛期が万国博覧会(EXPO'70)のころになります。
冒頭の『EXPO'70』のシーンで、ノスタルジックに観れる人が
限定されてしまうかもしれません。
『EXPO'70』は「20世紀博」というテーマパークの1つですが、
登場シーンが多いです。
未来に限りなく夢があった頃の象徴が『EXPO'70』なのです。
【簡素なあらすじ】
組織”イエスタデイ・ワンスモア”が、大人を子供に戻し、
”古き良き昭和”を作って未来を放棄する社会設立を進めていた。
むかしのにおい(懐かしさのにおい)で、
すべての大人を、変えてしまう計画だ。
”しんのすけ”一家も、両親(ひろし、みさえ)を奪われてしまうが、
一家で、力をあわせて解決していく。(あらすじ終)
「三丁目の夕日」は、未来を希望させるシーンで終わりますが、
こちらは、その未来(現代)で、家に帰宅して終わります。
普通の明日を迎えるために。
懐かしさを否定してるのでもなく、現在が悪いのでもない、
ただ、家族で力をあわせて、明日を向かえてたい。
そんな印象を受けました。
吉田拓郎の「今日までそして明日から」 が語っています。
”イエスタデイ・ワンスモア”のふたりは”ケン”と”チャコ”。
「チャコちゃん何とか」、「何とかケンちゃん」のTV番組シリーズにありました。
2000GT、コスモスポーツ、スバル360など名車。
TVの声 関根勤 小堺一機 が出演
挿入歌「ケンとメリー 愛と風のように」「白い色は恋人の色」
「今日まで明日から」など懐かし曲が効果的に。
夕焼けの中、野原家が岐路に着くトラックの荷台で揺られている時、
バックでながれる「今日まで明日から」
に、”ジ~ン”としてしまいました。
しんちゃんが階段を駆け上がるシーンは象徴的な場面です。名作です。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2002/11/25
- メディア: DVD
懐かしの大阪万博EXPO70 http://www.expo70.jp/expo70.html
万博公園 http://park.expo70.or.jp/index.html
EXPO'70の写真を http://homepage3.nifty.com/saekisin/b/banpaku.html
1/20追加
「太陽の塔内覧会」とうい企画があって内部を見れたのご存知でした?
私は、今日知りました。07年3月31日でいったん終了で、3年後の万博40周年
に再公開するそうです。
今も、個人では無理で、ツアーに参加でないと見れません。詳細はこちらで :