過恨を残す
中学の、3年に進級して最初の国語の授業のことです。初めてなので一通り自己紹介をしたあと、時間が余っていて、その時、先生が黒板に"過恨"と大きく書き、"過恨を残さないように"という話をされました。"過恨"とは恨み過ぎることであり、何事も"過ぎて"はいけない、というような話でした。
で、次の国語の時間、先生が「何か言いたいことがある人はいませんか?」と聞いてきました。誰も手を挙げないでいると、「"過恨"について辞書で調べた人はいないのか?」と言うのです。気が付いていると思いますが、"過恨"ではなく"禍根"が正しいのです。"禍根"とは禍(わざわ)いの根っこという意味なのです。
先生の言うことを100%信じるな、先生だって間違えることはある、ちょっとした言い間違いのために後々まで禍根を残してしまうことがないように、というようなことを言ってました。
しかし、もし2回目の授業を休んでしまったら、ずっと間違えて覚えてしまうことになります。こんなことでいいのだろうかとも思いましたが、とりあえず今でも、どんなに権威のある人の話でも、そのまま信じるようなことをしないクセはついています。
それにしても、今だったらこんな授業内容は許されるのでしょうか。
で、次の国語の時間、先生が「何か言いたいことがある人はいませんか?」と聞いてきました。誰も手を挙げないでいると、「"過恨"について辞書で調べた人はいないのか?」と言うのです。気が付いていると思いますが、"過恨"ではなく"禍根"が正しいのです。"禍根"とは禍(わざわ)いの根っこという意味なのです。
先生の言うことを100%信じるな、先生だって間違えることはある、ちょっとした言い間違いのために後々まで禍根を残してしまうことがないように、というようなことを言ってました。
しかし、もし2回目の授業を休んでしまったら、ずっと間違えて覚えてしまうことになります。こんなことでいいのだろうかとも思いましたが、とりあえず今でも、どんなに権威のある人の話でも、そのまま信じるようなことをしないクセはついています。
それにしても、今だったらこんな授業内容は許されるのでしょうか。
疑い深さを養うのは必要だと思いますネ。
世の中、サバイバルですから~。
先生、2日がかりとは、仕込みましたねぇ!
きっと今の世の中だとウルセーコト言われちゃいそうですが。
by (2006-11-07 10:03)