作曲家・松井寛とSweetS「Never ending story」 [SweetS]
元々は、「Love Lights Fields」(島野聡が在籍)というユニットを友達に勧められて、全CDを買い集めるまでハマったのが松井寛(HIROSHI MATSUI)の楽曲との出会いだったのだけれど、その名前を最初に意識したのは、MISIAの「Never gonna cry!」か「INTO THE LIGHT」(共に1998年)だったと思う。当時の某“エリア2”のクラブでは、J-HOUSEのいわゆる“アゲ曲”としてよくプレイされていて、すっかり体に染み付いていました。
元々CM音楽を手がけていたという彼の楽曲はキャッチーなものが多く、実はアイドルとの相性も抜群。それが最大限に活かされたのが、SweetSの「Never ending story」だ。はじめはコンピレーションアルバム「1st X'mas featuring dream+フルーツポンチ+SweetS」(2003.12.10)の1曲として発表。後にSweetSのトリプルA面シングル「Grow into shinin' stars/Never ending story/暑中お見舞い申し上げます」(2004.06.16)にEXTENDED MIXが収録され、ファンと一体になれる曲としてイベントやライブを盛り上げる定番となった。数々のすばらしい曲を残して惜しくも解散してしまったSweetSのラストシングルイベント(2006.06.10 @avex本社)で最後に歌われたのがこの曲だったのも当然といえば当然なのだが、前向きな詩がちょっぴり切なく聴こえるようになってしまったのは仕方のないことなのだろうか。
その後、どんなアーティストに楽曲提供をするのか楽しみだったのだが、山田優の(再?)デビューシングル「REAL YOU」(2006.09.20)で久々の松井節が炸裂。テレビの歌番組にも多数出演し、見事ベスト10入りを果たした。最近の歌番組では、作・詩・編曲者の名前があまりクローズアップされないのが残念なのだが、もっと彼の活動の場が広がるのを楽しみにしたいと思う。
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名取香り「This time」<編曲>
- 発売日:2006.12.06
- 松井寛がタイトル曲のアレンジをスケボーキングのSHUYAと共に手がけ、極上のウィンター・ポップ・チューンに仕上げている。M03には歌詞違いの『 -X'mas Version- 』(「au Shopping Mall 2006 X'mas Collection」CMソング)も収録。
SweetS「Delicious 〜Complete Best〜」
- 発売日:2006.08.02
- 「Never ending story(EXTENDED MIX)」<作・編曲>、「Bitter sweets」<作・編曲>、「暑中お見舞い申し上げます」<編曲>収録
嘉陽愛子「彼女はゴキゲンななめ」<編曲>
- 発売日:2005.07.27
華原朋美「涙の続き」
- 発売日:2005.05.25
- 「I'm proud 2005」<編曲>収録
SweetS「Keep on movin'」
- 発売日:2005.02.23
- 「resistance〜マケナイキモチ〜」<作・編曲>収録
Candy「Bye&Thanks」<作・編曲>
- 発売日:2005.01.26
加藤ミリヤ「Beautiful」<編曲>
- 発売日:2004.11.17
華原朋美「あなたがいれば」
- 発売日:2004.09.29
- 「I BELIEVE 2004」<編曲>収録
平山三紀「パーフェクト サマータイム」<作・編曲>
- 発売日:2001.08.08
- 廃盤
SILVA「ハッピーエンド」<編曲>
- 発売日:2000.09.06
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