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1日目、東京から北へ鈍行で… 【南東北紀行】 [紀行]

今回の旅では時間があったので、出来る限り新幹線や特急は
使いたくないと思った。そして、南東北という未知の土地を
出来る限り回りたいと思った。そこで、「周遊券」を買って
鈍行でひたすら回ろうと計画を立てた。

元々は山形だけを回りたいと思っていて、そして日本海を見たい
という願いがあったので、それにふさわしい切符を探した。
しかし、この時期青春18切符は販売しておらず、JR東日本全区間の
土日フリーパスは高い。

そこで地元密着のフリーパスを探したが、あいにくホリデーパスの
南東北区間には山形の日本海側を走る路線が含まれていなかった。
その代わり、福島や宮城が広く含まれていたので、その辺りを含めて、
「南東北紀行」にすることにした。

初日は、朝早く家を出て、まず赤羽まで行く。
そして赤羽から各停でひたすら東北本線を北上することにした。
赤羽から終点の宇都宮まで。
そして、数分の乗換えで宇都宮始発の黒磯行き。
そして黒磯からいよいよ関東を抜けて白河越え…


↑これは黒磯駅。ちょうど会津・磐梯方面の臨時特急が入線してくるところだ。


↑別アングルから。脇を東北新幹線が走る。

新幹線にも特急にも背を向け、黒磯発郡山行きの各停に乗る。
土曜日だったので登山と思われる中高年の観光客が若干いたが、
あとは地元の人と思われる、競馬新聞を持った中年男性が数名。
殆んどガラガラの車内はひっそりとしている。
途中駅からヤンキー風の若者が乗ってきたりしながら、
いよいよ白河の関へ。ちょうど、この新白河という所から
フリーパスの区間が始まる。栃木県に別れを告げて、東北・福島県だ。

郡山に着いたら、ちょっと寄り道をして会津の方へ行こうと思った。
猪苗代湖も見てみたかったし、喜多方まで行って昼にラーメンを食べたかった。

しかし、接続が悪く喜多方まで行くと現地滞在が僅か10数分か、
もしくは2時間待たないと折り返しの電車が来ないことが判明。
やむなく、喜多方は断念。


会津若松まで行こうと思ったが、途中でふと窓の外に目をやると、
とてつもなくローカルな駅だが、「名所案内」の看板の所に
猪苗代湖まで徒歩10分と書いてある。

即決。慌てて飛び降り、湖を拝もうと思った。


駅はこの通り、とても静かな無人駅。乗降客も皆無だ。


駅前に家がポツポツとあるが、商店は一切ない。


コスモスの美しい季節だ。


そして、今回の旅で印象的だったのは、この田園風景。
ちょうど収穫の季節で、黄金色の稲穂に一面覆われていて、
とても眩しい。


湖に到着。
海水浴場になっているらしいが、当然誰もいない。


遠くの方に釣り人がいただけで、ひっそりと静まり返っている。

また駅に戻り、郡山へ戻る。
そして、そこから福島へ…。

というところで、続きはまた明日。


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