ケータイ刑事銭形海31話(3rd.5話・感想)+32話(3rd.5話)予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について、思ったことをそのまま記しています。今回の物語は3rd.5話(通算では31話)の「川渕浩探検隊シリーズ! ~海底洞窟の謎を追え!殺人事件」です。川渕浩探検隊と言えば「雷・1st.15話」に登場し、川渕浩はそこで殺されたということで、今回登場する川渕浩は2代目である。(やっぱり、こういう所はしっかりと踏まえています。)また、「川渕浩探検隊」は「ケータイ刑事」最多登板監督である佐々木浩久監督の脚本である。佐々木監督の新たな野望は、脚本家としても常連入りを果たそうということでしょうか?また、佐々木監督や丹羽Pの世代であれば、「川口浩探検隊」をリアルタイムで見ていた世代でもあるので、睦月さんの「多摩川ドイル」、千穂さんの「怪人○面相/怪盗マリン」に次ぐ「ケータイ刑事」の常連ネタにしようという考えもあるのかもしれませんね。(次は3代目川渕浩にすれば良いことですから...→元ネタの「川口浩探検隊」も、2代目隊長となった「藤岡弘探検隊」、3代目隊長となった「宮内洋探検隊」まである訳ですから...
展開は「雷・1st.15話」と全く同じであり、「セミ・ドキュメンタリー・タッチ」という物語である。あの「氷曜スペシャル」(「水曜スペシャル」ではない)の旗もしっかりと再登場するし、「雷・1st.15話」では三原光尋監督が途中でちらりと登場したが、今回は佐々木監督が奥さん(=滝本ゆにさん)と一緒に登場し、更にトリックに撮影機材が使われていたという所、被害者がアレルギーを起こしたという所も同じということで、リメイクという言葉にピッタリの物語でした。(脚本も同じ佐々木監督ですから、最初から狙っていたのも当然でしょう。)ただ、銭形姉妹の好物である「焼き芋」という言葉は出ず、「回らないお寿司」という言葉が出たというところ、「雷・1st.15話」では川渕浩は殺されたが、今回は犯人だったという違いも一応ありましたけど...
まあ、今回のような「リメイク」が出来る物語というのは、最初の物語が面白かったからこそ成り立つことである。(凡作や駄作だったら「リメイク」の「リ」の字すら浮かんでこないのは当然である。)但し、前回の「海・3rd.4話」とは随分と世界観が違う物語ということになったため、海ちゃんのキャラクターがまたもブレるということを感じてしまいました。(「雷」は川渕浩探検隊の1つ前の「小銭形パイ」の時から、明らかに変化があって、パワーアップしてより面白くなりましたが、そのようになってくれれば良いんですけど...)
スタートの「セミ・ドキュメンタリー・タッチ」という所(ナレーションが浦口アナというのも同じです。)から、いきなり世界地図から神奈川県横浜市青葉区緑山の説明に入る所も「雷・1st.15話」と同じということで、知っていればニンマリしてしまうというネタに満ちあふれていました。海ちゃんの態度も雷お姉ちゃまと同じでした(やっぱり姉妹だということを感じさせてくれます。真面目な分家シスターズです。)し、松山さんの行動も岡野さんと基本的に同じでした。そして元ネタの「川口浩探検隊」と同様に、やらせ演出と、オーバーアクションというのもそのままで、ネタが「スカイフィッシュ」から「海底洞窟」になったことを除けば、本当にそのままでした。(今回の放送前に、一応「雷・1st.15話」を見直していたので、色々と被る所でニンマリと笑っていました。)→しかし、「銭形雷」を見ていないで、最近になって「ケータイ刑事」を見るようになった方には、どのように映ったでしょうかね?単なる「川口浩探検隊」のパロディということだけでしょうか?→「ケータイ刑事」は、ネタがどの程度分かるかによって、シリーズのコアなファン、普通のファン、初心者に分けられるが、それぞれのレベルに応じた楽しみ方が出来ます。
海ちゃんが「フグのように頬を膨らます」というのも久しぶりに出ましたが、雷お姉ちゃまと同様に、探検隊の行動からは少し浮いていた海ちゃん、そして、完全に最後まで事件を見通していない間に犯人を問い糾すが、逃れられてしまうというのも、時には良いですよね。
今回は「川口浩探検隊」を知っていれば、より楽しめる物語であり、更に「雷・1st.15話」を知っていれば28倍楽しむことが出来る物語でした。→楽しい余韻に浸っているので、今回は簡単に。火曜日一番にUPする方が、いつも以上に長くなりそうな予感が...
次回は、3rd.5話(通算では31話)の「時を超えた指紋!? ~タイムスリップ殺人事件」という物語です。タイトルから、「雷・1st.23話」に繋がるような感じを受けるんですけど、「舞・7話」や「零・2nd.9&10話」の様な時空を越えたというネタが入っているのかもしれませんね。次回予告を見た範囲だと、「今夜時効を迎える」と行っていたことから「泪・2nd.20話」も頭に浮かんできます。ただ、松山さんが頭を爆発させていたのをはじめ、海ちゃんも弾けていたことから、コメディ色の強い作品になることだけは間違いないようで... 詳しくは、公式HP更新後となる火曜日にUPする方に記します。
鑑識メモの方は、ここのところ、存在感が急に薄くなったと感じる柴田さんであるだけに、ちょっと頑張って貰いたいところであるが、「鰕(えび)」と出した辺りで、形態模写をやるのではと思ったら、案の定でした。で、またもぎっくり腰に... というオチだろうと思ったら、(単に)「元に戻らなくなっちゃった...」というオチでした。
着ボイスのDLのお知らせはいつもの通りであったが、その後が大きく変わってしまいました。2月になったと言うことで、海ちゃんCM(インフォマーシャル)の新バージョンの登場を期待していたのだが、その登場は無く、普通のDoCoMoのCMになってしまいました。残念だぁ~~
↓今回は「雷・1st.15話」を抜きには語れません。(これに収録されています)
↓川口浩探検隊関係
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