ケータイ刑事銭形海4話(感想)+5話予告 [ケータイ刑事]
「ケータイ刑事 銭形海」は二段構成で記しているが、まずは第4話の簡単な感想と次回予告についてです。(物語の中身を追っていく「ケータイ刑事銭形海4話」は火曜日の1番目となる予定です。)今回は第4話「炎天下の殺意! ~渚のお嬢様殺人事件」という物語である。今回はあるお嬢様女子大生の間で起こった事件でした。それにしても、またも港区赤坂のタモンビーチで死体発見って、本当に魔の海岸ですね。で、こんなに事件が続くと立入禁止にしてもと思うのだが、よくよく考えたら私有地で死体は発見されている。そうなると、タモンビーチという所は金持ちの別荘が並ぶ海岸リゾート地ということになるが、本当に港区赤坂という所は凄い所です。
前回の宿題事項として残していた海ちゃんの鞄の件ですが、事件解決後、自転車に乗る海ちゃんの背中の鞄がしっかりと画面に映り、そこで確認できました。(ちゃんとイルカマークが3つありました。)ということで、雷お姉ちゃまは稲妻マークでしたが、海ちゃんはイルカマークを解決した事件の数だけ付けていく、ということになります。(このアイデアの元祖は「泪・1st.」で、解決した事件の数だけ泪ちゃんがぬいぐるみを鞄に付けていたことです。→これも「銭形泪」から始まり、「ケータイ刑事」の常識になった事柄の1つですが、やっぱり「泪」と「愛」は色々とエポックメイキングを残しているものですね。)
また。ゲストの方で、尹うりさんではないか、と思われたのは、やっぱり尹うりさんでした。(「恋日・3rd.3話」は頭にありましたが、最近は「怪談新耳袋SP ~黒い男たちむに出演していたから、直ぐに気づきました。)年齢的には既に銭形の襲名資格はありませんが、丹羽Pプロデュース作品にいくつか出演しているということで、ちょっと期待している一人なんですが...
それでは今回の物語の感想へ行きます。(内容を追っていく方は、火曜の一番の予定です。)
まずは、今回の予告で、岩場で高村さんがマイクスタンドを前にしているという所があったので、遂に「バーボン刑事のテーマ」を歌うのかと思っていたら、見事やってくれました。イントロが流れてきて歌おうとして踊り出し、いよいよとなったら熱射病で倒れてしまって歌えなかった、ということした。この様子だと、全4話で放送される舞台編までは歌いそうで歌わず(歌えず)というパターンで進んでいくのでしょうかねぇ?それにしても、実に歌いたそうな高村さん、こういう形というのもまた面白い所です。(雷ちゃんでは派手に歌いまくった天罰といった所でしょうか?)で、海ちゃんもしっかりと「余計なことして倒れたくせに...」と突っ込んでいました。(やっぱり「泪・2nd.」の泪ちゃん&高村さんという「ケータイ刑事」の第二の黄金コンビを相当意識している様で、同じ緑リボンの海ちゃんはツッコミ・キャラを邁進していきます。)
海ちゃんと高村さんのじゃんけんは、最初のコントでの事で、買った方がアイスクリームを食べられるという勝負でした。夏なので、流石に「焼き芋」とはいかないものの、アイスクリーム(多聞堂の「リュウ」と言う名前のミルキーバニラ味)というのは高校生らしい発想です。が、用意したアイスクリームは、普通のサイズのカップアイスではなく、470mlか900mlのファミリーパックという、どう見ても一人前ではないサイズのアイスクリームでした。ということで、海ちゃんもやっぱり泪ちゃんと同じ大食いキャラなんでしょうか?(でも、暑い夏に冷たいアイスクリームといえば、誰でも大きい物を食べたくなりますけど...)→どう見ても一人前じゃないのだから、二人で分けっこしたらいいと思うのですけど... そんな中、「札幌雪祭りの氷像が良いな」という海ちゃんの発言は、絢ちゃんが北海道出身ということを考えての台詞ですね。
被害者と3人の第一発見者の全てお嬢様ということで、お嬢様言葉ばかりが出てくる今回の物語。4人はそれぞれを「○○様」と呼び合っているのと、「お」を単語の頭に付けて言うところなどは「泪・2nd.8話」を思い出させてくれました。(これも、「お」を付けた言葉による遊び心があった面白い物語でした。)
高村さんが海ちゃんに尋ねた「君もどっちかと言うとお嬢様じゃないの」と問いかけに「そんなことはありません」と答え、「お小遣いが少ないし...」と嘆いた海ちゃんですが、警視正としての給料があると思うんですけど...(これは本家の四姉妹にも、雷お姉ちゃまにも言えたことですが...)それとも、給料の方はその殆どを家に入れているのでしょうか?
今回の事件は、溺死と熱射病という二つの死因を上手く絡めたトリックでしたが、今回の脚本もまた加藤淳也先生でした。「海・2話」の脚本もそうでしたし、「雷」でも5本(1st.17,22話、2nd.5,6,9話)ある加藤淳也脚本は絶好調ですね。今後も大いに期待できますね。
今回は「謎は解けたよ、ワトソンくん」ではなく、予告にあったように「謎は解けましたわ、ワトソンくん」と、お嬢様言葉で口にした海ちゃんでしたが、極端に変えていないし、これも悪くないですね。
最後に「女の恨みと食べ物の恨みは、凄~く怖いんですのよ」と言う海ちゃんの台詞ですが、高村さんは泪ちゃんや零ちゃんと同様に、またも色々と食べ物を奢らされるという運命から脱出できないようですね。
今回はAパートが10分を回った所てせ終了と言うことで、「ケータイ刑事」としたら珍しくBパートが長い物語でした。が、こういう時は謎解きをたっぷりと見せてくれる物語になります。で、じっくりと謎解きを堪能させてくれる物語でもあり、こういう物語も良いですね。相変わらずギャグは控えめでしたし、犯人の動機も、私的な恨みの根の深さを感じるもので、これは「いじめ」に対する警鐘もあり、奥の深い物語でした。
次回第5話の物語は「本家VS元祖、女将の戦い! ~フグ毒殺人事件」である。佐々木監督と奥さんの滝本ゆにさんが夫婦共演をしているふれこみの物語である。次回予告を見た所、他にはイタコ刑事(「零・2nd.5話」)&マジックやえこ(「雷・1st.20話」)の中原翔子さんも登場のようです。(詳しくは後日UPの4話の方に記します。)そんな中、海ちゃんがフグの格好を真似ていた所と、メガネを掛けて何やら解説をしていたような所がありましたが、前者は可愛いし茶目っ気たっぷり、後者はなかなか知的な雰囲気であり、当然のことながら「教えて泪先生」を意識しているのでしょうね。海ちゃんもなかなか楽しい子ですね。
途中のCMは、第2話の時と同様に、最初が「ゲームに熱中編」、後が「視力検査編」でした。→どうやら、この2パターンの前後入れ替わりの繰り返しのようですね。但し、次回からは8月と言うことになるので、月が変われば変わるということに僅かな望みを持ちたい所なんですが...
↓やはり「ケータイ刑事」のスタンダードはこれですね。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
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- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
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ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
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ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
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