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ケータイ刑事銭形雷27話(2nd.1話) [ケータイ刑事]

今回から「2nd.シリーズ」に突入した「銭形雷」。これは「」「」に続いてシリーズでは3作目である。また、第3クールに突入したのは「」以来で2作目、夏服制服での登場も(TVシリーズでは)「」に次いで2作目。「2nd.シリーズ」になるということは、パートナーが変わるということであるが、「1st.シリーズ」での岡野警部補に変わるのは、高村一平巡査である。高村さんはこれまでに「・2nd.」「・1st.」と劇場版に登場したが、今回、雷ちゃんとコンビを組むことで、雷ちゃんと伝説の四姉妹が高村さんを通して繋がりが出ることになる。(こうなると、鑑識・柴田太郎の再登場も期待したくなってくる...)また、OPのタイトルバックも変更(まずは海岸の風景になり、夏らしいものになりました。)になり、冒頭の雷ちゃんの台詞も「明日は明日の風が吹く。私は私」(これまでは「明日は明日の風が吹く。今日は今日」でした。尚、「私は私」とくれば、「イエデン刑事小銭形パイ」(「・1st.14話」を思い出してしまいました。))というように、台詞の後ろの部分が変わり、主題歌の歌詞も変わった。(2番になったのでしょうね。(この曲、リリースされていないため、歌詞を確認できないので、とりあえず「2番」としておきます。))その他、雷ちゃんの携帯も、これまでのSH902iからSH902iSに変わったというように、至る所で変わっている。(まあ、だからこそ「2nd.シリーズ」なんですが...)尚、途中に入る「ドコモ・3ミニッツ・ストーリー」は引き続き「キャンディハート」ということで、こちらは変わっていない。

今回の物語は、その高村さんのカムバックということで、お約束のネタが満載の物語でもある。(いつも以上に事件に関する部分が短くなっている。)ということで、それを助けるのが(2nd.シリーズの)第1話ということでお馴染みの「クイーン女優宝積有香さんがゲストで登場というもの、これも完全なお約束である。(「」にはこれで3度目の登場となる宝積さんですが、「」では被害者、「」では被害者と犯人の両方を演じていましたが、「」では犯人ばかりですね...→ゲストの名前を見た時点で、今回の犯人だと直ぐに分かりましたが...)で、物語は「バーボン刑事、リターンズ! ~七夕クイーン殺人事件」ということで、いつものように、長文&ネタバレありでいきます。

浴衣姿の雷ちゃんが、七夕と言うことで神社にお参り、七夕の短冊に願い事を書いて、それを笹に付けている。「どうか次も、いえ、次こそは素敵なパートナーに恵まれますように」と言いながらであるが、既に「あと3センチ身長が伸びますように」「学校の成績が上がりますように」と書かれた雷ちゃんの名前が入った短冊が既に付けられているが、欲張りな雷ちゃんです。で「とりあえず、全部くるっとよろしくお願いします」と雷ちゃん。→だから、そんなに欲張ってはいけません... で、天気を読んで「7月7日、夜まで快晴」(そう言えば、雷ちゃんにはこういう特技がありました。)ということで、「天の川もばっちり。今年は彦星と織姫が会えますよ」と雷ちゃん。(こういう所は現役女子高生です。)と、そこに「警視庁から入電中」と、事件を知らせるメールが届く。事件は、港区赤坂の七夕フェスティバル会場(第10回「赤坂七夕フェスティバル」)で変死体事件発生。死亡したのは七夕キング彦星役の彦星太郎。で、現場に向かう雷ちゃんです。(ショート・カットになり、雰囲気が随分と変わりました。尚、伝説の四姉妹の中では、舞ちゃんが一番ショートでしたが、それでも肩には掛かるぐらいの長さでしたが、ショート雷ちゃんはそれよりも短いです。ちょっとボーイッシュな雰囲気もあります。)

七夕フェスティバル会場に駆けつけた雷ちゃん。ここではちゃんと制服に着替えている。ということで、(TVシリーズでは)泪ちゃんに次いでであり、劇場版まで含めると「青リボン(=長女)」初の夏服姿の登場です。楽屋の前にやってきた雷ちゃんだが、「亡くなったのは七夕キングの彦星さんだから...」ということで、織姫役・織姫子(おり・ひめこ)の楽屋(「織姫の間」と書かれている)ではなく、「彦星の間」と書かれた彦星太郎の楽屋に入っていく。(2つの楽屋は隣同士です。)で「彦星様が...」と良いながらも、携帯を手にして現場写真を撮ろうとする雷ちゃん。で「死亡推定時刻は...」と口にした時、目の前の彦星が動き、「えっ?」と反応する。で、思わず後ずさりをする雷ちゃん。で、彦星は「すっかり寝ちゃったなぁ~」と声を上げる。で「あのぅ~。お亡くなりになられたのでは?」と雷ちゃん。(結構ボケをかましてくれます。)が、彦星は起きあがり「ソーリー、ソーリー。僕としたことが、可愛いレディを怖がらせちゃって...」と、この口調は何処かで聞いたことのある口調です。彦星が亡くなったと言うことで、主催者から代役を頼まれたということでした。そうと分かれば雷ちゃんは「で、何で寝てるんですか?」と、早速問いただす。すると「パリからの直行便でね...」ということで、これはもはやあの人しか考えられません。しかも「ペッパーダイン大学を出ているしね」と言ったことから、もう確定です。(でも、ここではまだ名乗りません。→「お約束」が待っていますから...)

逆に「君は何なの、七夕キングのファン?」と言う代役・彦星。そして雷ちゃんを楽屋から出そうとする。が「出て行くのはあなたの方です」と雷ちゃんは言うと、ポケットから身分証を取り出す。(待ってました、「1話」のお約束のシーンです!!)「青葉台学園高等部?」で「あっ、間違えた」と雷ちゃん。で、再度身分証を提示する。「警視正 銭形雷」(身分証の写真も警察の夏服の写真になり、これまでのVサインではなく、ちゃんと敬礼している写真になっている。)そして「一刻も早く現場から出て行かないと、逮捕しますよ」と雷ちゃん。で「銭形?」と代役・彦星は「何かの間違いだ。彼女たち四姉妹だ。それに映画で完結しているはずだ。ありえないよ」と、これは高村さんだからこその台詞です。で、「君のおじいさまの職業は?」と尋ねると「警視総監です」と雷ちゃんは即座に答える。で、「銭形四姉妹って知ってる?」と次の質問をするも「はい、私の仲良しの従姉妹たちです」と速攻で返答する雷ちゃん。で「ああ~。オー・マイ・ガッド!!恐ろしい、銭形家の家系...」ということで「なんか、ほっとく...」と雷ちゃんはサヨナラしようと背を向けて出て行こうとするも、「君に言っておくことがある。僕はおじさんではなくお兄さん、そしてこれ!」と、身分証を雷ちゃんに提示する。が、「メンズエステティックサロン葛飾店、ゴールドメンバー?」とそれを見て雷ちゃんは言う。で「あっ、間違えた」と言って改めて身分証を魅せると「巡査、高村一平、以後、お見知りおきを」と、お約束の台詞の登場です。が「公文書偽造で逮捕します」と雷ちゃんは高村さんに手錠を掛ける。「本物でしょう、本物」という高村さんだが「な訳ないでしょう。お見知りおきをお仕置きに変えちゃいます」と雷ちゃん。「根拠示してよ」と言う高村さんに「その年で巡査なんてありえないし、あり得たとしてもこうやって指で隠したりするはずです」と「巡査」の所を指で隠す雷ちゃん。で、高村さんは「君、誰かのトラウマ抱えてない?」ということで、岡野さんにすっかり染められている雷ちゃんですね... が「そんなことないです」と雷ちゃん。高村さんは「従姉妹から僕のこと聞いてない?素敵な刑事だとかさぁ... バーボン刑事とかさぁ...」と尋ねるが、あっさりと「いいえ」と雷ちゃん。(四姉妹の間では色々と話をしているようですが、従姉妹には話していないのですかねぇ?)で「じゃあ、この歌なら知ってるだろう」ということで、「高村一平・バーボン刑事のテーマ」の登場!(たっぷりと高村さんのワンマンショーです。)で、雷ちゃんはようやく分かったようで、手錠を外そうとする。その時、「僕の知名度がこれほど低かったなんて信じられないよ」とぼやく高村さんは「クルーゾのかみさんとはメル友なんだよ」というと、「あの高村さん?」と、雷ちゃんもようやく高村さんのことを確認しました。(ということで、高村さんは泪ちゃんの時にも「公文書偽造で逮捕します」と手錠を掛けられたが、それに続いて2度目ですね。(「・2nd.話」です)尚、「・1st.1話」では、零ちゃんに「公文書偽造で…」と手錠を掛けました。)ということで、「第1話」のお約束をたっぷりと見せてくれましたが、やっぱり伝説の四姉妹と繋がりがある高村さんらしく、しっかりとネタは織り込まれていました。

雷ちゃんと高村さんは事件の捜査を開始した。で、状況を確認していた。そこに逆立ちをした柴田束志がへんてこりんなことを口にして登場する。「何だあいつ、何語しゃべってるんだ?」と高村さんは言うが「ただの逆さ言葉です」と雷ちゃんが簡単に説明すると「凶器はこの玉です」と、通訳してくれる。で「逆もまた真なり」と柴田は高村さんに挨拶を。(しっかりと)「上から読んでも下から読んでも「しばたたばし」」と、これもまたお馴染みの台詞を口にする。そして「あのですね、言っときますが私の方が雷ちゃんとはつきあい長いんですから、2クールも一緒ですから」と、またも「雷ちゃん」と言う言い方に変わっている柴田です。が、高村さんは「それを言うなら、「銭形シリーズ」僕の方が先輩だよ、映画もやっているんだから」と反撃し、柴田もこれには何も言えなくなってしまう。更に柴田の逆さ言葉にダメだしまでする高村さんは「面白くない」と言うと「フランス語で言ってごらん」「アメリカ語は」「エスペラント」と、この時点で高村さんは柴田を玩具にしました。が、それにちゃんと対応できる柴田も、流石はインド帰りらしく対応する。(でも、インドなら、仏語、米語、エスペラントは関係ないはずですが...)しかし、高村さんと柴田のやりとりを「もう分かりましたから」と一言で抑え、柴田に報告を続けさせる雷ちゃんは、やっぱりこの新トリオでも上司と言うところをしっかりと見せてくれます。(なるほど、柴田はいじられキャラになっていく訳ですね。)

で、柴田は報告を再開する。吊してあった宝飾品の玉が、横になっていた被害者の頭を直撃し、死に至らしめたものと思われる、と語る。で、床に落ちていた玉(ボーリングの球ですね。尚、色は青です。また、ちゃんと血痕も付いています。)を手にする雷ちゃんは「この球、3kg以上あります」と言う。で、高村さんは「不幸な事故だな」という結論を出す。(パリ市警に行っていても、こういう所は全く変わっていない高村さんです。)が「事故?」と雷ちゃんは納得できない様子。また、天井からの紐は何者かによって切られたような痕跡があった。で、「よどむ、悪の天気」と雷ちゃん。が、「えっ?今夜雨なの、ダメだよ、七夕なんだから」としっかりと突っ込んでくれる高村さんです。で「いや、そういう意味じゃなくって...」とちょっと戸惑う雷ちゃんだったが「とにかく高村さん、第一発見者の事情聴取です」と言い、第一発見者の織姫子に話を聞くことにする。

織姫子の楽屋にやってきた雷ちゃんと高村さん。そこでは織姫子が泣いていた。また、スタッフの田中正夫もそこにいた。織姫子は彦星が星になってしまい、私一人この地上でどうやって生きていったらいいの...と泣いている。が、姫子と彦星は私生活でも恋人同士だった。しかし、仕事でいつも遠く離れた場所でイベントがあり、会えるのは1年に一度、この七夕フェスティバルの舞台の上だけだったと姫子は語る。で、楽屋は隣同士だが、今日もまだ会っていなかったと言うと、再び泣き崩れる姫子。それを見て「なんて幸薄い女性だ」と高村さん。また、雷ちゃんは彦星の遺体を発見した時の様子を尋ねる。で、楽屋に入ってから一時間ほどしてから、彦星はステージに集中するため仮眠を取っていたが、そろそろ起こそうということで田中がやってきた時、何かが落ちるような音がした。で、姫子と田中が彦星の楽屋に入ると、彦星が頭から血を流して死んでいたということだった。姫子は直ぐに警察を呼ぶように、その時田中に言っていた。で、姫子の楽屋にも玉(こちらは赤い玉で、やはりボーリングの球ぐらいの大きさです。)が天井からつり下げられているが、それを見て「どうしてこんなもの飾ったの...」と姫子はまたも泣き崩れる。(今回の宝積さん、「七夕クイーン」ということですが、本当に泣きっぱなしです。→しかし「涙たらーっ(汗)クイーン」の座は「泪ちゃん」のものです。)

とりあえず、楽屋から出て外に出た雷ちゃんと高村さん。姫子と田中の話から「事故」という結論を出す高村さんだったが、「これは事故ではありません。殺人です。そして犯人は姫子さんです」と雷ちゃん。「その根拠は?」と尋ねる高村さんに、姫子は倒れている彦星を見て警察を呼んだが、恋人が目の前に倒れていたら、普通は「救急車」と叫ぶからと答える雷ちゃん。「冷静だったんだよ」と高村さんは言葉を返すが、「あの紐の切り口だっておかしいんです」と言い、自然に切れたものではなく、刃物で意図的に切ったものだと言う。が、二人の楽屋西外側から鍵がかかっていたので、他殺としても姫子の犯行は無理だと高村さん。で、犯人は鍵を持っていたスタッフの田中だという結論を出す高村さん。

田中に話を聞く高村さんと雷ちゃん。で、犯人は鍵を持っていた田中しかいないということで、彦星殺害容疑で田中を逮捕する高村さんは「復帰早々、早期解決だ」としたやったりという表情をしているが「早まらない方が...」と雷ちゃん。田中も「控え室に近づいていない」と言い訳をするが「そんな言い訳、僕には通用しない」と高村さんは田中を連行しようとするが「嘘だと思うなら防犯カメラを調べて下さい」と田中は主張する。で、廊下には防犯カメラが設置されていて、彦星の楽屋の前の様子が記録されていた。そのビデオをチェックするが、田中の行った通り、彼は彦星の楽屋には近づいていなかった。で「本当だ、田中くんは犯人じゃないのか」と高村さん。雷ちゃんも「だから早まらないで下さいと言ったでしょう」。が、ビデオの映像に何か変なことがあると気づいた雷ちゃんでした。しかし高村さんは「これで姫子さんのアリバイも証明された訳だ」と言うが、「何か、二つの部屋を行き来する方法があるはずです」と雷ちゃんは姫子犯人説を取り下げなかった。

雷ちゃんが姫子の楽屋、高村さんが彦星の楽屋を調べていて、お互いはFOMAのテレビ電話で連絡し合っている。が、壁は薄いが、二人とも何も発見できなかった。そんな中、彦星が「北枕」を嫌がらないということで「僕と同様にワールドワイドな人間だ」と高村さん。(突然、こういう台詞が出ると、これが新たな鍵になっているのが「ケー刑事」ですが、高村さん、依然とちっとも変わっていませんね...)で、姫子の楽屋にやってきた高村さんは、姫子に彦星殺害は不可能だ、という結論を出す。

が、突然「ちょっと待った」で笑う高村さんは「謎は解けたよ、銭形くん」と言い、事故でも他殺でもないということで「自殺だよ」という新たな結論を出す高村さん。ナイフで紐を切り、自分の頭の上に玉を落としたというのである。(でも、自殺なら、そんな手の込んだことをしなくても、他にもっと色々できるでしょうが...)雷ちゃんも「随分ユニークな方法ですよね」と言い「じゃあ、遺書は何処でしょうね?」と、すっかり呆れたという表情を見せる。で、高村さんはこれには答えられないが「探してみよう」と言い楽屋の中を移動するが、この時、天井から吊されている玉にぶつかりそうになり「危ないなあ、これ」。で雷ちゃんが「その玉から彦星と織り姫はパワーをもらうらしいです」と言い、椅子の上に乗り、その赤い玉をじっくりと見る。で、その玉を吊している紐が、一度切られていて結んで繋いであることに気づく。で「この部屋の南側は?」と尋ねる雷ちゃんに「こっち」と指を指し示す高村さん。その方向は、壁を挟んで彦星の楽屋の方向だった。で、壁の前に移動し、腰をかがめて壁の下の方を見た雷ちゃんは「そうか、だから防犯カメラの映像に...」と言うと、その場に立ち「謎は解けたよ、ワトソンくん」(これに高村さんが「久しぶりに聴くよ、その響き。ゾクゾクするよ」と反応する。→高村さんがこの台詞を前回耳にしたのは、「劇場版」においての泪ちゃんということになります。その時は泪ちゃんに対して五代&高村のダブル・パートナーでした。)[そして、ここでアイキャッチが入ってAパート終了、3分のCM「ドコモ・3ミニッツ・ストーリー」を挟んでBパートとなります。2nd.シリーズになりましたが、このアイキャッチは1st.シリーズから変わっていません。]

姫子の楽屋。照明も落とされていて、姫子は床に寝ていて、目を閉じて集中しようとしていた。そこに、「そろそろ舞台下にスタンバイお願いします」と声がかかり、「姫子、一人でもお務め頑張ります」と言って起きあがる。(こういうブリッコ・キャラも宝積さんのお手の物です。)が、照明が点き、慌てる姫子。で、雷ちゃんと高村さんがいた。「あなたをステージに立たせる訳にはいきません」と雷ちゃん。「何故?」と姫子が尋ねると「あなたが彦星さんを殺害した犯人だからです」と雷ちゃん。が「何を言うの。私はこの部屋から一歩も出ていない」と防犯カメラが照明したことを盾にする姫子。が「あなたはこの部屋の中で、隣の部屋にいる彦星さんを撲殺したんです」と雷ちゃん。が、それを笑いながら「あり得ないことを言うのね」と姫子は雷ちゃんに対して、この部屋でどうやって玉を彼の頭の上に落とすことが出来たのかを問う。すると高村さんが、それぞれの紐で金属の小球が振り子のようにつり下げられている玉が2つある玩具(名前を失念してしまって...物理の「運動量保存則」の実験に使われるあれです。)を取り出して雷ちゃんに渡す。で「これを見て下さい」と言い、二つの玉は直接ぶつけ合わなくても、間に何かが挟まっていたとしてももう一つの玉を動かすことが出来る、として、二つの玉の間にビニールのシートの様なもの(下敷きの少し分厚いような黄色い透明な板)を挟み、一方の玉を動かした。すると、間に挟んだシートにぶつかった玉はそこで止まり、もう一方の玉が動いた。(運動量保存則で、これは説明できますね。ということで、今回は物理の勉強が出来ます。)「あなたはこの方法で彦星さんを殺害したんです」と雷ちゃんは言う。そして、更に細かく説明を始める。

言葉巧みに彦星を誘導して、天井から吊されている玉を壁際に置くように仕向け、更にゴザをひいて玉と一直線になるように北枕で彦星を寝かせた。そして、彦星を起こしに来る時間を見計らって、天井から吊されている赤い玉を繋いでいる紐を切り、それを手にしてボーリングの要領で転がして壁にぶつけた。その勢いで彦星が置いた青い玉が動き、彦星の頭を直撃した。で「今の何の音?」と声を上げて彦星を起こしに来た田中に鍵を開けさせた。また、壁には赤い玉をぶつけた証拠となる壁のへこみと、赤いシミがあった。すると姫子は雷ちゃんや高村さん、更には楽屋の中を見回すようにキョロキョロすると、突然楽屋から飛び出して行った。直ぐに後を追いかける雷ちゃんと高村さん。

雷の音がして雷雲が現れる。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まるが、夏服&ショート・カットになったということで、この部分の映像は新しいものに変わりました。(その分、雷ちゃんの口上も少し迫力が増しました。)「私の稲妻でしびれなさい!」で稲妻が落とされ、姫子は感電し、床に倒れ込む。(宝積さん、3度目の雷撃雷です。)が「私じゃないわ」と姫子は犯行を否定する。しかし「この犯行が出来るのは、あなたしかいないんです」と雷ちゃん。何の疑いもなく3kg以上ある玉の場所を移動させることが出来るのは恋人である姫子だけだという。更に、動かぬ証拠もある、として柴田を呼ぶ。すると柴田はノートPCを手にしていて、あれだけの重さの玉が壁に当たれば音だけでなく震動も発生するが、防犯カメラの映像に2つの控え室が僅かに揺れる映像が残されていたと言うことで、それを姫子に見せる。その映像は、田中が姫子の楽屋の前を通ろうとした時に震動していた。で、これによって姫子は観念する。

高村さんが殺害動機を尋ねる。姫子は「恋人?一年にたった一回しか合うことが許されない相手、そういうのを世間では「他人」と言うんじゃないかしら」と言い捨てた。姫子はこんな仕事は辞めて普通の恋人同士に戻ろうとくちにするが、彦星はそれを拒否し、二人の恋は仕事の内だと言ったことから、そんなに仕事が好きならずっと一人で居ればいいと思い、本物のお星様にしてあげたと語った。(やはり、こういうのは渡邉睦月脚本ですね。)で、高村さんが姫子に手錠を掛けた。

事件解決後の夜の街、とある歩道橋の上。自転車を押している雷ちゃんと高村さんが歩いている。(今回は「第1話」ということで、この部分にもお約束が盛り込まれています。)事件を振り返っている雷ちゃんは、姫子は寂しかったのだろう、と姫子のことを察していた。で、「本当の彦星と織姫だったんだね、あの二人」と高村さん。それを受けて「私たちはたくさん一緒に働いて、たくさん事件を解決しましょうね、高村巡査」と雷ちゃん。「そうですね、銭形警視正」と高村さん。(そう言えば、泪ちゃんとのコンビの時も「一緒に働いて、たくさん事件を解決する」ということを言っていた高村さんですが、ちゃんと同じことを雷ちゃんが言ってくれます。)

そんな雷ちゃんは天の川を指さして「織姫と彦星、見~つけた」が、高村さんは「どっちがどっちだっけ~?」しかし、雷ちゃんはそれを無視して自転車に乗ると走り去っていきました。「おいおい、銭形くん」と言う高村さんに「早く帰って、おじいちゃまと一緒に見ようっと」雷ちゃん。で「教えてくれたっていいじゃない、ケチ」と不満を口にする高村さん。(泪ちゃんにこの台詞を何度か言われていた高村さんですが...)が、そうしていると「♪バーボン刑事のテーマ」の着メロで、メールが届く。それは雷ちゃんからのメールだった。「左が彦星 右が織姫です」としっかりと答えを教えてくれる雷ちゃんからのメールは、「これからもよろしくです!雷黒ハート」という文面でした。(そうそう、こういうやりとりがあってこそ「ケー刑事・第1話」です。)稲妻にハートマークということで「オーケー」とご機嫌の高村さん。一方、雷ちゃんは、代役・彦星としてゴザの上に寝ていた時の高村さんの写真を携帯で見ながら「思ってた以上に素敵なおじさま」と、伝説の四姉妹よりは優しい口調になっていますが「おじさま」ということでやはり「お兄さん」とは行かないのですね。

今週のクイズ。前回、5月分に当選(ドコモ・モバイラーズチェック1000円分)したということを記したが、このクイズについても触れることにする。今回の問題は「復帰した高村さんのニックネームは?」というもので、選択肢は「ジーパン」「スニーカー」「ウォッカ刑事」「バーボン刑事」の4つ。(4つの選択肢がリモコンの「青・赤・緑・黄」のカラーボタンに割り振られている。で、双方向番組ということで、答えのボタンを選択して、電話回線を通じて応募することになる。)正解は当然「バーボン刑事」である。とまあ、このように毎回超簡単な問題です。→「」の時、「ウォッカ探偵」と呼んでくれ、と高村さんが言ったことがありましたが、選択肢にあるのは「ウォッカ刑事」なので、これは正解ではない。

鑑識メモ。「セカンドシリーズ」ということで、色々と変わった部分を述べてくれる柴田束志。「雷ちゃんは髪を切って心機一転」「バーボン刑事こと高村さんが戻ってきて心機一転」そして、柴田束志は、黒い長靴の上部が銀色になったということで心機一転。「ヨロシク」ということでした。

また、この後の「私の稲妻でしびれなさい」という着ボイスのダウンロード(DoCoMo携帯でないとDLできません。)のお知らせの部分も、夏服&ショート・カットになった雷ちゃんになりました。(「岡野さんには内緒です」も「高村さんには内緒です」という台詞に変わりました。)

尚、来週と再来週は、本作放送後、30分の休息を挟み、待望の「怪談新耳袋」(第5シリーズ)が放送されることになっている。で、次回は、その「新耳」ネタですね。(尚、「新耳」は日曜深夜24時からも放送されますし、劇場版第3弾「ノブヒロさん」がまもなく劇場公開となります。)というような楽しみがあり、いつも以上に大変になりそう...(今週は、本作放送前に「佐藤四姉妹」(白版)の放送があったので、(DVDを持っているというものの、)久しぶりに見ていましたし...)

 

↓「高村さん」ということで、こちらの作品を

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/08/25
  • メディア: DVD

↓「バーボン刑事のテーマ」はこれに収録されています。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓高村さんの登場しない「ケータイ刑事」

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
 
↓出てきた語学に関して
辞書一冊でできるフランス語

辞書一冊でできるフランス語

  • 作者: 神庭 保文
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
エスペラント小辞典

エスペラント小辞典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大学書林
  • 発売日: 2000
  • メディア: -
 
↓「七夕」ということで...
七夕夜想曲~村下孝蔵最高選曲集 其の壱 (SACDハイブリッド盤)

七夕夜想曲~村下孝蔵最高選曲集 其の壱 (SACDハイブリッド盤)

  • アーティスト: 村下孝蔵, 水谷公生
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: CD
ちりめん細工 季節のつるし飾り―雛祭り・端午・七夕・お正月

ちりめん細工 季節のつるし飾り―雛祭り・端午・七夕・お正月

  • 作者: 井上 重義
  • 出版社/メーカー: 雄鶏社
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 大型本
七夕の紙衣と人形

七夕の紙衣と人形

  • 作者: 石沢 誠司
  • 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
  • 発売日: 2004/06
  • メディア: 単行本
七夕と人形

七夕と人形

  • 作者: 松本市立博物館
  • 出版社/メーカー: 郷土出版社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本
 
七月は織姫と彦星の交換殺人―私立霧舎学園ミステリ白書

七月は織姫と彦星の交換殺人―私立霧舎学園ミステリ白書

  • 作者: 霧舎 巧
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 新書
 
↓「怪談新耳袋」関係
 
怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: DVD
怪談新耳袋第4シリーズ DVD-BOX

怪談新耳袋第4シリーズ DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/02/08
  • メディア: DVD
怪談新耳袋 1stシーズン DVD-BOX

怪談新耳袋 1stシーズン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2004/06/02
  • メディア: DVD
怪談新耳袋 劇場版

怪談新耳袋 劇場版

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/01/26
  • メディア: DVD
怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション

怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: DVD
シアワセがふえるより哀しみをへらしたい

「幽霊マンション」の主題歌

シアワセがふえるより哀しみをへらしたい

  • アーティスト: 黒川芽以, BANANA ICE, 矢野顕子, 斉藤英夫
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/08/17
  • メディア: CD
新耳袋―現代百物語〈第10夜〉

 

とりあえずこれを代表ということで

新耳袋―現代百物語〈第10夜〉

  • 作者: 木原 浩勝, 中山 市朗
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/06/17
  • メディア: 単行本
 
↓「佐藤四姉妹」
佐藤四姉妹 白版

佐藤四姉妹 白版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: DVD
佐藤四姉妹 赤版

佐藤四姉妹 赤版

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: DVD

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