ケータイ刑事銭形零11話 [ケータイ刑事]
先週は冬季五輪の放送のため一週間待たされることになったMBSの「銭形零」の放送。話数も11話となり、高村さんはあと少しということになりました。今回は物語中に愛お姉ちゃまと舞お姉ちゃまが登場する（但し、姿はなし）ということで、ちょっと嬉しい物語である。（泪お姉ちゃまは出てこないが、劇場が舞台で銭形姉妹が観客となっているというシチュエーションの物語はありました。）また、今回はいくつかのスペイン語が登場する（字幕付き）が、こういうところは「ケー刑事」のノリです。
タンゴのステップ練習をしている高村さん。そこに零ちゃんと柴田が緊急事態と聞いて駆けつけてくる。二人に対して「ピザ屋の出前よりも時間がかかる刑事なんて聴いたことがないよ」と高村さん。（泪・1st.5話で、泪ちゃん＆五代さんもそんなことを言われていました。）「期末テストを速攻で終わらせてきたんですよ」と零ちゃん。確かに、BS-iの初放送日（2004/12/12）の時期の中学生だったら期末テストの時期です。一方、柴田は「人には言えない秘密の会合を切り上げて...」って、またまたマニアックな集いに参加していたのでしょうね...
「大変なことになった」と高村さん。それは「愛沢なゆたの情熱のアルゼンチン・タンゴショー」でダンスを踊ることになったという。で、零ちゃんは「刑事が踊って良いのはフジテレビだけなのに」とは、あの刑事ドラマを指している。また、舞ちゃんも湾岸署を口にしたことがありました。（舞・10話）「すごいじゃないですか。タンゴを踊れるなんて知らなかった」と高村さんのことを見直したような零ちゃん。しかし「僕はマサカリサンバしか踊れないんだ」と高村さんが告白。（「マツケンサンバ」は知っているけど「マサカリサンバ」って？）しかも、タンゴは昨夜から通い始めたばかりで超初心者であった。今朝、団員がみんな辞めてしまい、残ったのが高村さんだけとなり、舞台に穴を開けないために高村さんが出ることになったというのが真相であった。で、「ダンスの上手なお姉さんがいたじゃないか」とリボンを振りながら零ちゃんに「いきなりダンスが上手になる方法を聞いて欲しい」ということで、舞ちゃんの名前が登場！だけど、高村さんと舞ちゃんはこの時点ではコンビを組んではいません。（「劇場版」でそのコンビが見られます。）しかし、「断ればいいじゃないですか」と零ちゃん。で、ハート目になった高村さんは「恋・モード」。柴田は「愛沢なゆたはパイプドアの堀川社長と婚約している」と口にする。（更に、冬でも服装は赤Tシャツとのこと。零ちゃんも、「百天の社長と野球のことで競争していた人ですよね」と、あのネタである。）→それにしても、「パイプドア」の元ネタとなったあの会社の方の事件により、あまりにもタイミングが... 高村さんが本気だということで、零ちゃんは舞お姉ちゃまにメールで「ダンスがいきなり上手になる方法を教えてください」と送信。（♪「銭形舞・オープニング・テーマ」がバックに流れる。）更に、「高村さんは私の大事なパートナー。私生活までサポートしちゃいます」と零ちゃん。そうしていると「あるわけないじゃん♪」と舞ちゃんから返信メールが届く。（そりゃあ当然です。）で、「ダンスは愛の深さに正比例する」とフォローする零ちゃん。高村さんも覚悟を決めたようで...
開演時間も近づき、劇場には人が集まってくる。零ちゃんと柴田も客席に座っている。「客席から気合いを送ってあげよう」と柴田。「意味あるんですか？」と零ちゃん。でも、柴田くんは劇団ちからわざの大ファンで、泪ちゃんと五代さんの二人だけの観客の前ながらも舞台に出演した経験者ですから... 尚、このとき、零ちゃんの後ろの席に赤Tシャツの男が着席する。で、開演ブザーが鳴り、舞台が始まる。（まだ事件は起こらない...）
一度、舞台の中央からそれてしまい、スポットライトがそれを追うことが出来ないということはあったが、高村さんのタンゴはなかなかのものであった。で、一幕か終わり、なゆたが一旦舞台から消える。すると♪「バーボン刑事のテーマ」が流れて高村さんのダンスショーとなる。（このダンスが見られるのは、泪・2nd.14、15話(27、28話)のミュージカル編以来のこと。）で、格好良く決めた高村さん。再びタンゴのメロディが流れてきて、衣装を変えたなゆたが姿を見せて、再びタンゴの踊りが始まる。（星形のイヤリングをしているなど、お約束もちゃんとあります。）が、なゆたは踊りを止め、表情が変わり、「私の堀川さんが...」ということで零ちゃんが後ろを振り返ると、堀川の胸にナイフが刺さっている。で、観客はパニックに。「誰も動かないで」と零ちゃんは冷静な判断をするが、観客にはその声は届かない。「誰も外に出すな」と舞台上の高村さん。で、一応誰も外に出さずに済む。そこに「警視庁から入電中」という着ボイス。（それにしても、ここまででスタートから約10分...）
捜査を開始した三人。被害者の前列に座っていた零ちゃんと柴田でも特に気づいたことはなかった。が、零ちゃんは被害者が胸を指されているが、こういう状況だったら背中から刺した方が安全ではないか、と疑問を持つ。更に、堀川の手には「1060」というダイイング・メッセージを発見する。それをじっくりと見ていた零ちゃんは「増せり、悪の数字」。観客の中に「1060」と関係ある人物がいる、と高村さん。が、零ちゃんは「もう答えは分かりましたから」
なゆたの楽屋。なゆたは泣いているが「堀川さんを殺したのはあなたですよね」と零ちゃん。被害者が残したダイイング・メッセージをその証拠とする。よく見ると「10」よりも「60」の方が小さく、右斜め上に書かれているので「1060」ではなく「10^60」(10の60乗)で「那由他（なゆた）」（万、億、兆、京、垓、じょ（のぎへんに「予」）、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数(順に10の4乗、8乗、12乗、16乗、20乗、24乗、28乗、32乗、36乗、40乗、44乗、48乗、52乗、56乗、60乗、64乗、68乗の単位です。「京」でもまずお目にかからない桁ですね。)）という。が、堀川が殺されたときにはステージ上にいたので殺せるわけがないという。が、「衣装替えをした空白の時間がある」と零ちゃん。30秒という時間で舞台と客席を往復できる仕掛けがあるはずだと言うけれど...
ストップウォッチを手にして、高村さんを走らせる零ちゃん。ようやく現れた高村さんに対して「遅い！高村さん」片道45秒かかっている。で、なゆたは高笑い。高村さんも柴田も、零ちゃんの答えは間違っている、となる。が、「チンパンジイから怪人パンチ」、「銭形愛」の主題歌♪「彼女の情景」が流れ、「行き詰まった時のおまじないとしてお姉ちゃまから教わった」ということで、お馴染みの回文の登場です。（5代目・雷ちゃんにもこれは引き継がれている。）で、この言葉を何回か繰り返しているうちに閃いた零ちゃん。「謎は解けたよ、ワトソンくん」となる。（今回はここでAパート終了。「ワトソンくん」までAパートというのは珍しい...）
ステージ上で踊りの練習をしているなゆた、観客席の方から零ちゃんがゆっくりと歩いてきて、なぞなぞ（今回はスペイン語ネタ）を出題する。が、答えられずに鐘がなると、チェーンが飛んでくる。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が決まると犯人確保し、「やっぱり犯人はあなたです」しかし、たったの30秒で舞台と客席の往復はできないと言う犯人に対し、「往復なんかしていない。舞台の袖で堀川を殺害した」と零ちゃん。が、堀川は客席で殺されたと犯人。しかし、それもトリックで、照明係の光沢が客席で死体の役をしていて、観客がパニックを起こして客席にいなくなった隙に死体を運んだという。でも、光沢はずっと調光室で照明を操作していたと言う。でも、照明は自動で動くようにプログラムを組んでいて、高村さんがミスした時にスポットライトが追うことが出来なかったと零ちゃん。そこに柴田からの電話（着メロは「助けて！零ちゃん」）が入り、調光室で証拠を発見したとして、スイッチ・オン。（スポットライトが動き出す。）それでも言い逃れをする光沢に対して「決定的な証拠を見せます」と零ちゃん。光沢のトレーナーを脱がせると赤Tシャツを着ていた。で「Q.E.D.」
光沢は観念するが、「犯行は僕一人でやったこと」となゆたをかばうが、「この犯行は一人では出来ない」と零ちゃん。なゆたも観念して犯行を認める。動機は本気で愛したから。（泪・7話で「時に愛は命を奪う」（＝トキウバ）という小説が出てきた物語の動機に近いですね。→この物語、BS-iで今週23日に放送されます。）
事件解決後、「愛って、10の64乗ですよね」と高村さんに言う零ちゃん。「10^64」＝「不可思議」ということですが、数字の単位まで勉強になるとは、「ケー刑事」恐るべし... (この上の単位は「10^68」の「無量大数」があるだけです。ということは、「10^72」は「1万無量大数」というのでしょうか？)この後、なゆたが高村さんを愛していた確率は「0^70」(0の70乗)と零ちゃん。高村さんは大きな数字であると思いこむが「0は何乗しても0だってば」→その通り。ちなみにどんな数字でも「0乗」すれば答えは「１」です。
鑑識メモ。スペイン語ネタのなぞなぞの回答。（そんなの分かるはずがない...）
更に、その後、「ケータイ刑事」が映画になった!!映画鑑賞券をプレゼント!!ということで、プレゼントのお知らせが出た。「ケータイ刑事THE MOVIE」の関西（大阪＆京都）での公開は3月25日なので、時期としたら悪くはない。でも、全国共通鑑賞券と言っても、既に公開が終了した地方もあります。尚、福島は3/11、北海道、岐阜は3/18、山形、京都、大阪、三重は3/25、青森は4/1公開のため、これらの場所では使うことが出来ます。（ちなみに、筆者は名古屋まで足を伸ばして既に見てきましたが、もう一度行きます。）
↓サントラ盤
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
零ちゃん
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/12/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: DVD
歴代シリーズ
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/05/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/02/25
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
↓元ネタ
- アーティスト: 松平健, 吉峰暁子, 宮川彬良, 杉紀彦, 桑田衛
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/08/11
- メディア: CD
- アーティスト: 松平健, 吉峰暁子, 宮川彬良, 及川眠子, 桑田衛, 杉紀彦, 京建輔
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/07/07
- メディア: CD
↓数字について
数のプラス思考―数の神秘と不可思議 数字の向こうに真理が見える
- 作者: 吉川 太刀夫
- 出版社/メーカー: 新風舎
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
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