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ケータイ刑事銭形零10話 [ケータイ刑事]

MBSでの放送も話数が2桁となり、高村さんとのコンビもまもなく終了となる「銭形零」。(しかし、来週はトリノ五輪の放送のためお休みで、間が1週空きます。)今回はパロディ路線で突き進むが、これも「ケー刑事」である。(このパターンの原点は「・23話」、でもしっかりとありました。)ということで韓流ブームの旗手である「ヨン様」をパロって「ゴ様」とくる。更には「ロク様」という名前まで出てくる。(これは「4」→「5」「6」ということだが、「ヨン様」の「ヨン」は「4」ではありません。)尚、韓国語では数字の「0」を「ヨン」というので、日本語と韓国語をごちゃ混ぜにすると、「ヨン様」=「零様」という解釈も出来る。(しかし、銭形姉妹で「様」というのは、やはり「正義の舞様ステップ…」の舞ちゃんしかあり得ない...)とにかく、これが「銭形零」でのパロディの元ネタとなるのは面白いところでもある。

また、2/1に「劇場版 + TVシリーズ」のサントラ盤がリリースされたので、この記事を書く時のBGMはそれに決定です。(TVシリーズからは「」中心(10曲)だけれど、これは「」がシリーズ最長であること、大傑作・大人気のミュージカル編がある、サントラの発売はを演じた黒川芽以さんのCDと同じヤマハ・ミュージックということ(これは理由になるのか?)、から考えて当然とは言うものの、「」からは「」(1曲)、「」(2曲)からよりも多い3曲が収録されています。「ケー刑事」ファンならば、このサントラを持っていないとモグリであり、逮捕されますよ。)

いきなり緊張感が走る。ある民家の玄関先で、零ちゃんはヘルメットに防弾チョッキ、更に手には機動隊が持っている透明の防弾盾を持っている。(以前は金属製であったが、最近は実際に透明のものが登場している(強度など、こういうのも素材の開発が進んだ賜です。)これって向側が見えるので好評だといいます。決して玩具の類ではなく、実際に装備されているものです。)が、高村さんは透明のビニール傘を手にしている。また、「私は刑事ですから」とちょっと震えながらもカッコイイことを口にする零ちゃん。突入しようとしていると中から悲鳴。で慌てて突入する二人。

サイン色紙は「」「」「」と書く男と、そのファンである中年女性(こういうのは「オ○○○」と言いたい所なんだが...)5人がいる。彼は韓国の人気スター・ヨン様の遠い親戚というゴ様であった。(「真冬のソナタ」だって... →「冬ソナ」は実はアニメ「キャンディ・キャンディ」の影響を受けている作品です。)当時(この回のBS-iでの初放送は2004/12/5)某ドリンクのCMに出ていたヨン様だから、「元気はちゅらちゅ」なんてことを言っている。(相変わらず、佐藤二朗さんの怪演が光ってます。)何故彼がここにいるかというと、彼のラジオ番組で「リスナーの家に遊びに行こう」というコーナーがあって、当たったからだという。(で、極秘来日しているという設定。)高村さんが警察手帳を見せて、ゴ様の警護に来たことを告げるが、オ○○○軍団の一人は「頼んでないわよ」と冷たい。で、零ちゃんは「帰りましょう」と言って二人は退散しようとすると、オ○○○軍団の一人でありゴ様ファンクラブの会長・秋野は「いてください。何が起こるか分かりませんから」ということで、その場に残ることにする二人。いきなり「おじさん」と言って写真を撮れというオ○○○軍団の一人。渋々シャッターを押す高村さんだが、シャッターが降りない。「電池切れでは?」ということでファンクラブの会長・秋野は慌てながら電池を取りに行く。でもカメラの持ち主は「さっき、新しい電池を入れたばっかりなのに...」。で、零ちゃんが写真を撮ってくれると言う。(高村さんは大喜びでゴ様の後ろへ移動する。「やっぱりファンなんじゃないですか」と零ちゃんには完全にバレています。)シャッターを切ろうとした零ちゃんだったが、物音がしたので、急いで音のした方に向かう。すると、ファンクラブの会長・秋野が不思議な格好をして倒れていた。調べると「死んでいる」ということで、事件となりました。(ここで「警視庁から入電中」現場はまたも港区赤坂でした。)

鑑識の人たちが来て調べている。柴田さんは「犯人確保」と言ってサソリを捕まえた。で、高村さんは「これは事故だ」。零ちゃんは「決めつけないでくださいよ」、更には「これは殺人事件です」と頑固な所を見せる。で、高村さんは「君は冷え性?」というが、この台詞はでも登場したお約束の一つです。(さらに「」にも受け継がれていて、「雷・1話」でも使われました。)

零ちゃんは「いてください」と言った秋野の言葉に引っかかっていて、カメラの持ち主で秋野の同居人・菅野が怪しいと睨むが、零が偶然シャッターを押すとフラッシュが光った。ということで、高村さんはシャッター半押しだったということが分かりました。(→最近のカメラのシャッターはたいていこうなっているので、高村さんは機械オンチということがバレました。)で、高村さんの半押しは偶然で、秋野が電池を取りに行ったことで棚の扉を開けてサソリによって死んだのだから、あの時高村さんがちゃんと写真を撮っていたら死ななかったということから、カメラの持ち主が犯人とは限らない、と零ちゃん。(でも、納得できない様子。→細かい表情もすっかり良くなってきた夏帆ちゃんです。)高村さんは「だから事故だ」とこちらもかなり頑固です。

柴田が冷蔵庫の扉を開けて中を調べている。零ちゃんと高村さんもやってきて中を見る。「これ何だろうね」と手を伸ばす高村さんだが、「危ない!」と零ちゃん。で、キムチの入っていた袋が破裂し、ダーツの矢がが飛び出した。(柴田くんは顔中キムチの汁まみれに...)更に、冷蔵庫の中にある瓶を手にして「何だろうこれ?」と零ちゃん。それは塩辛(「伴食の友」と零ちゃんはちゃんと知っていました)だと高村さんが教えてくれて、瓶の蓋を開けようとする。「ダメ!」と慌てて払いのける零ちゃん。でも、倒れる高村さん。塩辛の瓶には硫化水素が仕込んであった。でも、柴田くんは「零ちゃんが払いのけなければ、高村さんは今頃...惜しい」(指を鳴らす)。やはり零ちゃんを狙っているライバルとして高村さんのことを見ています。高村さんは零ちゃんのことを「命の恩人」と持ち上げるが、零ちゃんは「刑事なんだから、今後一切軽はずみな行動はしないでください」と、上司(警視・零)が部下(巡査・高村)に対する注意です。更に、秋野が同じことをしていたら死んでいた可能性があったということで、殺人事件だということが分かってくれましたか、と零ちゃんに言われて「はいっ!」と従うだけの高村さん。秋野の姿勢が不自然ということでダイイング・メッセージだとして、捜査のやり直しとなる。が、高村さんが足を滑らせて転倒。零ちゃんは床に塗られたものを確認すると、セーラー・ビーナス風に左手でVサインを左目の横に持ってきて「増せり、悪の数字」(バリエーションが広がってきて、いいですねぇ~)

事件のこれまでの経緯を確認する零ちゃんと高村さん。そこに柴田からの電話。(着メロは、泪のミュージカル編で登場した「助けての歌♪~零バージョン」(このタイトルは筆者が勝手に付けました。))ダーツの矢、爪切りにはケー刑事でお馴染みの猛毒・ウラリが検出され、スリッパにも毒針が仕掛けられていた。で、「分かった」と零ちゃん。フェルマーの最終定理(これは「n>2の自然数では、X^n + y^n =Z^n を満たす自然数X、Y、Zは存在しない」というものである。)を応用して、殺害に成功する確率が低い罠でもたくさんの罠を仕掛ければ死ぬ確率は限りなく100%に近づく、と気づく。→理屈は分かるけど、どこをどう応用したのかがよく分からないのですが...

被害者・秋野と同居する菅野に事情聴取をする零ちゃんと高村さん。「犯人に心当たりは?」という問いに菅野はファンクラブの会計・大久保が使い込みをしたと疑っていたと証言する。(そんなにぶりっこしなくてもいいのに...)また、ダイイング・メッセージを探る零ちゃんだったが、秋野が韓国語の勉強で吹き込んだテープを発見した高村さん。零ちゃんに「訳して」と言われるが、チンプンカンプン。そこに「私のファンが亡くなったというので戻ってきた」とゴ様が現れる。(こういう配慮をするスターには好感が持てます。)が、ゴ様は自分のワッペンを零ちゃんと高村さんに貼りまくる。(おでこの上の髪にワッペンを貼られた零ちゃんが可愛い!)で、テープの訳をゴ様に頼むが、「これは韓国語じゃない」「世界の言葉を知っているが聞いたことがない」と言う。零ちゃんは「何だ、知らないのか」と正直な気持ちを口にするが、二朗さん・ワールドが炸裂!結局「滅茶苦茶言っている」ということでした。で、秋野の死んでいる姿の写真を見た零ちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん」(この後、二朗さんが介入、本当に笑っている夏帆ちゃん。これは「銭形零」独特の楽しい所である。)

集まっていた4人のオ○○○軍団を集めた零ちゃん。菅野に対してなぞなぞ(ヨン様の生まれた日から1234日後に生まれたゴ様は今いくつ?→どうでもいい所でも細かい設定をするのがケー刑事です。)を出題するが、答えられない菅野。鐘が鳴りチェーンが飛ぶ。「午前零時の鐘の声。…」の口上から犯人確保。テープを再生する高村さん。「滅茶苦茶言っている」と犯人。零ちゃんは「これは日本語です」と言い切り、秋野のポーズは「逆さ」を意味する、ということで、逆に言う零ちゃん。しかし「証拠がない」と犯人。(いつものパターンです。)爪切りの話をしていなかったのにそれを知っていたということが動かぬ証拠となり、犯行を認めた。動機は秋野が心変わり(ゴ様からロク様のファンになりかけていた)したからというものだった。心中複雑だったとファンクラブ会員に同意を求めるが、3人は「思ってない、思ってない」と関西ローカルCM風のおばちゃんのノリ。「くだらなすぎる」高村さんもその動機を一蹴する。逮捕後、零ちゃんが切なくやりきれないという表情を見せるが、夏帆ちゃんの演技も最初の頃の物語と比べると別人のように上手くなりました。

事件解決後、夜の街を歩いている零ちゃんと高村さん。自分の名前を「様」付けで呼ばれるのは、なんてことを言った高村さん。零ちゃんが「明日もよろしくお願いします。バー様」と返す。(「バーボン刑事」だから「バー様」)零ちゃんも弾けてくれて、いよいよ「」も面白くなってきました。

 

↓「サントラ盤」です。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓「銭形零」

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

↓ちらりと触れた「愛・23話」はこちら

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

↓「泪・ミュージカル編」はこちら

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

↓元ネタ(物語は関係ありませんが...)として「冬のソナタ」をピックアップ

冬のソナタ DVD-BOX vol.1

冬のソナタ DVD-BOX vol.1

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ/バップ
  • 発売日: 2003/08/21
  • メディア: DVD

冬のソナタ DVD-BOX vol.2

冬のソナタ DVD-BOX vol.2

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ/バップ
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: DVD


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