ケータイ刑事銭形雷6話 [ケータイ刑事]
今回は「萌」ということで、トミーのコスプレが何とも言えない面白さを出している。更に雷は「ツッコミ」を入れるようになり、これは「泪」の延長線上に位置するものを見せてくれた。（試行錯誤をしているが、そろそろ雷の方向性も決まってきたようで、またも「ボケツッコミ」も披露してくれる。）
いきなり「警視庁から入電中」またも港区赤坂で事件である。今回は「殺人予告事件」ということで、メイドカフェがその舞台。狙われたのは人気NO.1メイド・城星ナーミ。ということで現場に向かった雷ちゃん。トミーが現れず「遅いなぁ」と言っていると、トミーが現れる。が、「お面バイカー・イビキ参上！」（「仮面ライダー響鬼」で「威吹鬼」のことを「イビキ」と言うようなことがあったけど、そのノリならば「鼾鬼」とでも記すのだろうか？）と言ってコスプレをしている。（腰には仮面ライダー新1号、新2号の変身ベルト(赤い帯)でマントを羽織っている。）「我ながら、完璧なコスプレ」と言ってご満悦である。その上、潜入捜査の基本中の基本と言っている。が、雷ちゃんは「自分がコスプレ・オタクなだけじゃないんですか？」と相変わらずクール。するとトミーは「コスプレ検定2級の免許を持っているんだよ」と、資格自慢となる。そんな所にメイドカフェ「かめいど」の店長の秋葉圭（そのままというベタな名前です。）が声を掛けてくる。相変わらず「警部」と言うトミー。（雷の「補でしょう」はもはやお約束です。）トミーは店長のコスチュームに早速食いつき、「つり吉三平太」って、元ネタは言わなくても分かるあの「釣り漫画」である。
犯人から届いた脅迫状を読む雷ちゃん。文面は萌系の言葉で書かれていて、「乙」「キボンヌ」の意味が分からないトミーが尋ねると、雷ちゃんがそれを説明してくれる。「詳しいんだね」と言うトミーの言葉に対して「CXの「電車男」に出たとき、大分勉強しましたから...」と雷ちゃん。（説明はいらないでしょうが、念のため。雷の小出さん、「電車男」では武田花梨を演じていました。(舞の真希ちゃんや佐藤二朗さんも出演していました。)）
店内に入ると「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様」というメイドさんの声にトミーはご満悦。（この様子だと、トミーは常連となっているメイドカフェがあるように思われる。）早速「にんにく臭くないですか」という雷ちゃんに対してトミーは「夕べの焼き肉かな？」と相変わらず。そうしていると、人気No.1のナーミが登場する。店に来ている客はそれぞれがコスプレをしているが、どう見ても化け物の集団にしか見えない... (^^;) で、撮影会に参加する人を選ぶ抽選会となる。抽選に外れた客には記念品があるというが、それには「冥土のみやげ」と書いてある...(ドラえもんやルパンは抽選に外れる。)撮影会に参加できることになったのは、メーテル（銀河鉄道999）と猪熊監督（アタックNo.1）。しかしこの二人、どう見ても化け物である。で、ナーミの撮影会が始まる。ナーミは次々と衣装を変えて登場する。（「鉛の錬金術師」「雨乞いルーシー」をはじめとしてパロディのオンパレードとなるが、流石は「ケー刑事」である。）何事もなく撮影会が終了しようとしていたが、「終了」という声と同時にナーミは炎に包まれる。（人体発火である。→「劇場版」や「泪・2話」でもありました。）→やっと事件発生となりました。
鑑識の柴田束志は「焼死ですね、水死ではありません」と相変わらずのボケを見せる。「原因は？」というトミーに対しては「ポリエステル」（そういえば、「ポリエステル」（原題：POLYESTER）というコメディ映画がありました。→1981年、アメリカ作品、ジョン・ウォーターズ監督、ディヴァイン、デヴィッド・サムソン主演。この作品は擦ると匂いが出るカードを片手に鑑賞するということで、劇場公開時にはそのカードが実際に配られましたし、ビデオ・ソフトでも同封されていました。）と言うが、これはコスプレ衣装の繊維である。が、火の気は全く無い。
ここからはいつものようにトミーの妄想推理が炸裂する。（ご丁寧にそのイラストが画面に登場する。）まずはメーテルに対して「エーテル」を吹きかけていた（エーテルの発火温度は160度ということで、雷ちゃんにあっさりと却下）という所から始まり、このメーテルが飲んだダイエット・ドリンク「機動戦士リポダミンV」を目にすると、汗がナーミにかかり体脂肪と一緒に燃えた（雷ちゃんはあっさりと却下）、猪熊監督に対しては眼鏡のレンズで光を集めた（ダテ眼鏡でした。→雷ちゃんは更に「劇場版でのトリックで、この番組では同じトリックは出てこない決まりになっている」と追加説明をしてくれる。→丹羽Pは20年続けるなんてことを言っているが、そうなるとトリックのネタは持つのか？）、猪熊の好きなコスプレは「スポコン」ということから「人体自然白化現象＝スポンティニアスコンバッション」、略して「スポコン」（ただの駄洒落とあっさり雷ちゃんに却下）と、よくもまあ次々と思いつくものです。
そうしていると、メーテルと猪熊の鞄から脅迫状のコピーが出てくる。当然、トミーは二人を連行する。（が、あまりにも露骨な犯人の仕掛けた罠にしっかりとはまってくれるトミーです。）ここで雷ちゃんは「匂う、悪の香り」（直ぐに「違う」と言ってから「よどむ、悪の天気」）
現場で捜査している雷ちゃん。トミーは「カツ丼3杯もお代わりしたのに、全く吐く気配がない...」なんてぼやいているが「犯人じゃない」とあっさりと雷ちゃん。で、発火の理屈が分かっていないということで、一つ実験を始める。「ステージに立ってもらえますか」「ポーズとってください」と雷はトミーに言うと実験スタート。トミーは調子に乗ってバイカーのポーズをとるが、雷ちゃんは複雑な苦笑い。10分が経過して温度を確認すると「42度」ということで、火がつく程ではなかった。
そこに「写真の現像、終わりました」と柴田が登場。写真はどこにあるかといえば、逆立ちをして左足の靴底にある。「逆の写真なり」。この人の暴走は止まりません。この写真とは、二人が撮影したナーミのものであり、それに目を通した雷ちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん」
店長・秋葉が戻ってくると、メイド姿をしたトミーが「お帰りなさいませ、ご主人様」。そんなものを見たら数日間は夜魘されます。実験をするから店長も参加してと、雷ちゃんはハート目で「お願いします」（店長は「萌え～」）、トミーもメイド姿で「お願いします」（店長は「萎え～」）→店長の反応は誰でも当然です。
ろうそくに火を付けて実験開始。まずは雷ちゃんが「物が燃えるには3つの要素が必要だが、それは何？」と問題を出す。（この展開は「零ちゃん」？）トミーは「燃える物、酸素、温度の上昇」と簡単に答える。雷ちゃんも「ピンポン、ピンポン」で、トミーは「こう見えても私、東大法学部の出身なんですよ」とこっそりと自慢するも「今のは小学生用の問題でした」と雷ちゃん。更に、引火点、発火点の説明をしてくれる。（相変わらず、こういう所は勉強になります。）続いて「いきますよ」から青色に燃える人魂を発生させる雷ちゃん。それは「燐」を使ったものだった。また、写真も、発火直後は青白い炎で、あり、全身燃え上がった時は赤い炎になっていたことを写し出していた。（ということで、人体発火という同じ現象も先例とは全く違うトリックで成立しました。）で、「雷鳴轟く積乱雲。…」という口上から稲妻を落として真犯人を確保。いつものように「証拠は？」という犯人に証拠を提示し、更に指に残された証拠を指摘した雷。で観念した犯人。犯行を認める。動機は、アイドルになることが夢だったナーミがあるタレント事務所にスカウトされ、オタク相手のメイドなんかやってられないと言ったことに対してアマチュアのままでいて欲しかったと言う思いによるものだった。（でも、オタクの全てがこういう偏った独占欲を持っている訳ではありませんよ。）
事件解決後、夜の街を歩いている雷＆トミー。「君には何か萌えるものはあるのかね？」というトミーの質問に対して「ありますよ」と雷ちゃん。「石焼き芋～」という声に反応して追いかけていきました。→やっぱり銭形一族、「焼き芋」が好物でした。（これまでには「焼き芋」に反応を示さなかった時もあったけど、それは猫を被っていたということですね。）
鑑識メモ。メイド姿の柴田が「燐」についての説明をする。最初は「白燐」「黒燐」というまともなことを言っていたが、「みりん」「マーガリン」「バイオリン」…と言い出す始末。勉強になることも言うけれど、何処までが正しい知識なのか、十分に自分で確認しましょう。
今回は劇場版の主題歌「ヒコーキ雲」の視聴者プレゼントということで、泪ちゃんが登場。（これは試写会の時に撮影した様子。）青葉台学園の夏服（この時期に半袖とは、黒川さん
、本当にご苦労様です。）でも、髪型が水野アスカ（「風のハルカ」）ということで、「1st」「2nd.前半」「2nd.後半＆劇場版」に続く第四の泪ちゃんの姿です。（「ヒコーキ雲」はとてもいい曲です。）
ところで、「4代目スケバン刑事」が発表されたけど、映画だけというのはねぇ～。今更復活しても時代は変わりすぎている...（何処かに「ケータイ刑事」のことが頭にあるのでしょうか？）
↓視聴者プレゼントの「ヒコーキ雲」です。
- アーティスト: 黒川芽以, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, 沢田聖子, 林有三
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
↓「ひこうきぐも」も忘れないで～
- 作者:
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/07
- メディア: ムック
↓「仮面ライダー響鬼」シリーズを代表させて「１巻」をピックアップしておきます。（現在、6巻まで発売中。毎月21日に1巻ずつリリースされています。全12巻となります。）
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: DVD
↓劇場版のムック
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 銭形姉妹への挑戦状 オフィシャルガイドブック
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
↓「泪・2話」はこちら
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
↓「釣りキチ三平」関係
- 作者: 矢口 高雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/04/17
- メディア: コミック
講談社漫画文庫釣りキチ三平湖沼釣りセレクション全12冊セット
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
釣りキチ三平(川釣りselection ) 全16巻セット 講談社漫画文庫
- 作者: 矢口 高雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/08
- メディア: 文庫
釣りキチ三平(海釣りselection) 全11巻セット 講談社漫画文庫
- 作者: 矢口 高雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/08
- メディア: 文庫
- 作者: 矢口 高雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1985/08
- メディア: 単行本
- 作者: 矢口 高雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1986/01
- メディア: 単行本
↓その他、登場したコスプレ・ネタ
- 作者: 浦野 千賀子
- 出版社/メーカー: ホーム社
- メディア: 大型本
- 作者: 小沢 花音, 浦野 千賀子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: コミック
- 作者: 藤子 不二雄F
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: コミック
- 作者:
- 出版社/メーカー: ドレミ楽譜出版社
- 発売日: 2003/10/21
- メディア: 大型本
↓映画「ポリエステル」
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