SSブログ

ケータイ刑事銭形雷4話 [ケータイ刑事]

今回は、死体のトリックという物語。それにしても雷ちゃんは壊れないし、岡野(トミー)も今回は資格マニアという一面が薄かったし、鑑識の柴田の変人ぶりばかりが目立った物語でした。(ちょっと「小休止」と言ったところでしょうか。)

警視庁の屋上でトミーが焚き火をたいている。ちょっと黄昏れているが、雷に焚き火のことを尋ねられると、「気象予報士3級の免許の試験に向けて上昇気流の実験をしている」と誤魔化すが、雷に隠れて焼き芋を焼こうとしていたのが焚き火の目的でした。→雷が初めて女子高生らしいところを見せたが、伝説の四姉妹のように焼き芋が好物と断言できるところまでは壊れていない。果たして、このクールさをいつまで保ち続けるのだろうか?

そんなことをしていると、「警視庁から入電中」というお馴染みの着ボイスによって事件発生。渋谷区松濤の三原医院で殺人事件が発生した。ということで、雷となってからは初めての港区(赤坂)以外の事件です。で、現場に向かう二人。現場には、額にメスが刺さったアフロ・ヘアーの男が死んでいた。(「マジレンジャー」で芳香姉さんがティターンのことを「アフロくん」と言っていた物語がON AIRされたばかりであるが、それに合わせたアフロ・ヘアー(アフロ祭)なのだろうか?)

鑑識の柴田束志が逆立ちをしながら、被害者の身元、死因、死亡推定時刻を報告する。(それにしても、相変わらず濃すぎるキャラである。)死亡推定時刻が午前二時ということで、「ジャスト丑三つ時」と、トミーはまたもオカルト路線ら持って行こうとする。周囲に血痕がないことから殺害現場は他だと雷ちゃん。トミーは簡単な事件だと言って楽勝モードに入る。が、雷はいつものように死体をじっくりと観察し、被害者が黒髪と白髪を持っていたことを突き止める。で、「犯人はパンダ、そんな訳ないか」と一人で呟くが、周囲にも誰もおらず、滑っています。(今回はトミーが親父ギャグを口にしていないので、雷ちゃんがということなんでしょうが、まだ壊れていない雷としたら精一杯の茶目っ気だと解釈しましょう。)

メスには三原医院の院長の指紋が検出されたということで、早速三原に事情を聴くトミーと雷。アリバイが無く、凶器から指紋が出たことから「三原の犯人確率は80%以上だ」とトミー。それに対して「天気予報じゃないんですから」と返す雷ちゃん。(→突っ込みを見せるものの、まだまだ修行が足りません。)凶器の血痕の付き方がおかしいということと、被害者の手にあった白髪は「麻生医院の院長だ」という三原の証言から、二人は麻生医院へ行き、麻生に事情聴取。麻生は金ピカ趣味があり、ゾーリンゲンの18金製のメスを所有していた。それが被害者の傷跡と一致。ここでもアリバイがないことと白髪、凶器からトミーは「麻生の犯人確率は95%を越えたぞ」(雷ちゃんはまたも同じツッコミ)って、この人は変わりません。

そこに、インド風のへんてこな着メロが響いて、柴田からの電話。(ここではプッシュ・トークということで、雷とトミーがそれぞれ出る。→スポンサーに気を遣って、新機能をまたも紹介しています。)で、三原医院の応接室から大量のルミノール反応が出たという。が、「ルミノール反応」ならば「大量」である必要はありません。麻生は三原の所に怒鳴り込みに行き、トミーはそれを追うが、雷ちゃんは診察室をじっくりと観察し、使い捨てカイロを発見する。(歴代ケー刑事と同様に、しっかりと観察は行いますが、これは捜査の基本です。)

被害者・山崎はブログを記していて(時代の流れはしっかりと登場させます)、それにより三原と麻生が実名で非難することことが書かれていた。彼の妻の診察拒否があったことが判明。トミーは二人の共謀殺害として問いつめるが、またも怪しげなインド風着メロによって柴田からの電話が入る。で、死亡推定時刻の三原と麻生のアリバイが実証される。(三原は浮気が妻にばれて...)振り出しに戻ってしまい落胆するトミー。そこに「石焼き芋~」という声が届いたことにより、「腹が減っては捜査はできん」と、飛びついたのはトミーでした。(伝説の四姉妹だったら、相棒よりも先に飛びつくのに、雷ちゃんは今ひとつ「焼き芋」が好きではないのかも...?(=「大好物」ではなく「嫌いではない」という程度なのかも?)→それにしても、「焼き芋」攻撃が続いていますね~)雷ちゃんはここでも観察をして、またも使い捨てカイロを発見する。(更に隠されていたエアコンのリモコンも発見する。)

「死体が歩いていた~?」というトミーの声に雷ちゃんが反応して表に行くと、焼き芋屋さんから犯行時刻よりも後に被害者が歩いていたということで、トミーは「警察の科学捜査で立ち向かえる相手ではなく、本庁の心霊特別機動隊にお願いするしかない」とは第2話に続いて2度目です。また、雷は「よどむ、悪の天気

警視庁に戻った二人は捜査会議。しかしトミーは相変わらず頓珍漢なことを言うだけ、また、部屋の外から柴田の声がするので出てみると、またも逆立ちしている柴田。カイロから被害者・山崎の指紋が出たということで雷は閃き、「謎は解けたよ、ワトソンくん

再び、三原医院の応接室。三原と麻生を呼んで事件の謎を話し始める雷。で、山崎は自殺、死亡推定時刻をずらすトリックを使って、三原と麻生に罪をなすり付けようとしたと言うのである。→って、あまりにも意表をつく事件だったということに... でも、「実は事件は発生していなかった」という物語も過去シリーズにはありました。(「」39話(=アナザー・ストーリー4話))また、使い捨てカイロによる死亡推定時刻の偽装は「」12話(=1st.12話)がある。

で、「我々は被害者だった」と三原と麻生。しかし、雷が鳴り、「雷鳴轟く積乱雲。…」という口上から二人に稲妻が落とされる。何故?(殺人は犯していない)と思っていたら「死体遺棄」の容疑で逮捕。→なんかしっくりとこない事件(物語)でした。

解決後、警視庁の屋上。またも焼き芋をしようとしているトミー。再び「上昇気流の…」なんてことを言っているが、隠していたお芋を雷ちゃんに発見されて持って行かれてしまいました。(雷の焼き芋に対する思いの謎がまたも深まりました。)

鑑識メモ。アフロヘアーの柴田。背後にあるホワイトボードには「目指せトラボルタ DANCE NIGHT!」の文字がある。映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を意識しているのは分かるけど...

次回は、あの小学生にして検事正という多摩川ドイルが登場する。彼はこれまでに「銭形泪」以外の3作品(「」「」「」)に登場しているが、伝説の四姉妹編に登場したキャラとしては初めての新シリーズへの登場となります。こうなると、その次は怪人五面相にも登場してもらいたいところです。

↓上述の「泪」12話はこちらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

↓上述の「アナザー・ストーリー」はこちらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

↓BOX1と3を出したら、最高傑作であるBOX2を出さないわけにはいかない...(って、今回も「泪」ばかりになってしまった...)

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

↓柴田さんには、これを見て学んでもらいましょう。

サタデー・ナイト・フィーバー

サタデー・ナイト・フィーバー

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: DVD
ジョン・トラボルタ ダンス・パック

ジョン・トラボルタ ダンス・パック

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2002/11/22
  • メディア: DVD


コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:テレビ

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

BOBBY VINTON『GREATES..BRYAN FERRY『MAMOUNA』 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。