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ケータイ刑事銭形零7話 [ケータイ刑事]

今回の物語のBS-iでの初放送は2004年11月14日ということで、新しいデザインの1000円札、5000円札、10000円札が登場した直後のことである。ということで、今回のネタはそのお札の肖像画として登場している人物が登場する。(お札に関する雑学も登場します。)

銭形家では零が家計簿を付けているということで、その計算ノートを手にしている零。「計算ミスか?」ということで「1.025%」と言うのがはじき出された。(銭形家ではこれを1%となるように管理している。)でも、食費が日に2400円、1900円、3550円、2300円、2300円、2665円(この日が1.025%)って、人数のことを考えたら意外と少ないようにも思えます。→だからこそ、銭形姉妹は五代さんや高村さんに色々と奢ってもらって食費の支出を減らそうとしていたのですね...

で、高村さんのエンゲル係数を算出する零。なんと「95%」。で、銭形家に勝ったと喜ぶ高村さん。でも、エンゲル係数が95%って、エステのお金も含めていませんか?(泪ちゃんにも色々と奢っていた高村さんだから、高い数字が出るのは納得できますが...)

そうしていると「警視庁から入電中」。財務省のお札向上委員会委員長の福沢U吉が身代金目的で誘拐された。で、財務省お札向上委員会に出向いた零と高村さん。(会議室の机が「円」という漢字となるように並べられているが、どう考えたって意味のない部分があるぞ!)としていると、着物姿の「二千円札を広める会」の会長の紫式部子(むらさき・しきぶこ)、南里大学でウラリ菌の研究をしている野々口秀男(ののぐち・ひでお)、歌人の樋口一代(ひぐち・いちよ)が現れる。(全員、お札の肖像画の人物がモデルを元にしている。そういえば「二千円札」って、そんな変な紙幣もありましたね...)高村さんは樋口のサインを警察手帳にしてもらうと喜んでいる。(そんな所にサインをしてもらっていの?)

早速捜査を開始する零と高村。そこに電話が鳴る。福沢の悲鳴と1億円を要求する内容であり、犯人はFAXで現金の届け先を知らせてくる。(だけど、「えき」と「ここ」だけじゃあ、一体何処なのか分からないですぞ。)5分で1億円を用意しろ、ということだったが、普通はそんな短時間では絶対無理です。が、紫式部子は「ここは是非、二千円札で」と主張する。(いいキャラです。そういえば、今回は佐藤二朗さんは登場しない。)

新デザインの1万円札であっという間に1億円を用意したことで「さすが、財務省」と高村さん。「エステ何千回分だろう?」とは、何を考えているのか。で、用意されたお札は新デザインの1万円札であることから、その中の1枚を自分の財布に入れて、旧札の1万円札と交換する。また、その時に小銭を何枚か落としてしまうが、その硬貨の落ちる音からいくらだったかを樋口が言い当てる。(これって、実際、本当に出来る人がいます。)また、樋口がお金を運ぶ役割を務めることになる。樋口が向かった先はペットショップ。店先で張り込む零と高村。でも、犯人からのFAXでどうしてペットショップと分かったのだろうか?(今回は事件のトリックよりも、この場所がどうして分かったかの方がより大きい謎である。)そんなことをしていると、店内から樋口の悲鳴。零と高村は慌てて店の中に入っていく。店の2階、樋口が床に倒れている。(無事だった)が、福沢は死んでいた。また、1億円の入ったジェラルミンケースが脇にあったが、お金は消えていた。ということで、「誘拐事件」が「誘拐殺人事件」となった。

鑑識の柴田が現れ、死因はひも状のものによる絞殺と判明する。捜査を続けている間、高村さんは亀とじゃれていて手を噛まれる。→「亀」といえば「泪」の1st.シリーズの第5話を思い出します。(大きさが全然違うけど...)「亀だけに噛めか...」と、高村さんも親父ギャグを忘れません。で、何気なく言った「傷跡」と言う言葉からヒントを得た零ちゃんは、福沢の死体を再確認して「増せり、悪の数字」

取調室、ペットショップの店長の尋問。しかし、アリバイを主張するとき、「横浜で購入した密輸パンダ」と言って写真を見せるが、どうみてもぬいぐるみです。(が、ワシントン条約違反ということで、別件逮捕。→高村さんもちゃんと法律を知っているのですね)

更に、事情聴取が続き、樋口、式部子、野々口の話を聞く零と高村。で、三人とも福沢を殺す動機があるということで、「おとしのバーボンの得意技」の登場となる。(カツ丼を出して、お涙物語を語り出す。)樋口、式部子、野々口にカツ丼が出されるが、用意された割り箸には「参考人様用お箸」と書いてある。(→細かすぎるぞ、警視庁。)で、食べ始める三人だが、零と柴田も部屋の反対側で食べている。(何でこの二人が食べる必要があるの?)高村さんは色々と語り始めるが、食べている5人はそんな話など無視するかのようにカツ丼を食べている。が、樋口と式部子の腕が当たり、喧嘩を始める二人。「肘が当たって食べられない」と樋口。そう、樋口は左利き、式部子は右利き、その二人の箸を持つ腕がぶつかっているのである。(ちなみに、野々口は右利き、零と柴田は左利き。→零、高村、柴田はサウスポー・トリオというのは、零・第3話で既に判明していました。)

「現場百回」ということで、再び事件現場のペットショップにやってきた零と高村。高村さんはヘビの入っている水槽に指を入れるが、「下手にさわると噛まれちゃいますよ」と零ちゃん。先ほど亀に噛まれたことを忘れている... よく見ると、暖房が入っておらず、ヘビは動かない。また、高村はその他に、お腹の辺りが変なデカイヘビを発見。零は冷蔵庫からチーズを見つけ、「謎は解けたよ、ワトソンくん」

三人の容疑者を集めて事件の謎について説明を始める零ちゃん。「狂言誘拐」「共犯者の裏切り」という零。更に説明をしてくれる。(ポイントは「左利き」)犯人は左利きということが死体から分かり、その犯人に鉄パイプのようなもので殴られたという樋口の額の傷は左側にあったということが不自然だという。で、近くにあったモップを手にそれを確認する高村さん。ここに、野々口と式部子が加わり、この二人でモップの奪い合いを始める。(この二人、モップの奪い合いをずっと続けます。)その隙に逃げようとする樋口。なぞなぞから始まり、「午前零時の鐘の声。…」という口上から犯人逮捕へ。「凶器は?」という犯人に対して「ヘビ」という零。変温動物であるヘビは温度を下げれば動かなくなり、凶器に変わる。また、さきほどのチーズからはウラリヘビ(そんなヘビっていた?が、ここは「ケー刑事」、「毒」と言えば「ウラリ」です。)の毒が検出され、絞殺の後はヘビと一致。しかし「1億円は?」と犯人、「ヘビさんたちのお腹の中に隠した」と零ちゃん。高村さんも「麻薬の密輸によく利用される手だ」と補足してくれます。で、回収した身代金の中から1枚だけ旧札があり、動かぬ証拠となりました。(高村さんのお茶目なところがまたも決めてになりました。)

事件解決後、「凶器がへびだけにヘビーな事件でした」と高村さん。今回は親父ギャグも調子が良いようで、零ちゃんにも突っ込まれました。で、1万円のピン札を手にしている零ちゃんは「これで焼き芋食べ放題!」やはり、銭形姉妹は「焼き芋」が大好物です。が、その1万円札は高村さんのお財布から... (って、無断で抜いたのなら窃盗ですよ)

鑑識メモ。ナゾナゾの答えを語る柴田さんですが、もう一つ、雑学の知識を試した方はご存知でしたか?(聖徳太子は100円札から1000円札、5000円札、10000円札にもなっている。→これらの紙幣は現在でも使用可能です。が、日銀は回収してしまうので、入手はほぼ不可能です。古銭ショップで購入するということで入手できるけど、額面以上の出費となるので、そういう入手方法で使うようなお馬鹿さんはいません。→旧札も使用可能だからと言って、その偽札を作るような犯罪の心配はないのでしょうか?でも、1枚ならばともかく、複数枚の使用があったら、誰もが「偽札」と疑われて通報されるでしょうし... ということで、コストが合わない犯罪行為です。)

 

↓1st.シリーズなので、今回の物語はこちらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓2nd.シリーズはこちら

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
 
 
↓「お札」に関して
 
お札の博物館

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  • 作者: 冨田 昌宏
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
お札になった偉人

お札になった偉人

  • 作者: 童門 冬二
  • 出版社/メーカー: 池田書店
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本

お札の館探検隊―なぜなぜ質問箱

  • 作者: 国立印刷局
  • 出版社/メーカー: 国立印刷局
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本
 

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