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ケータイ刑事銭形零6話 [ケータイ刑事]

年末と年始のそれぞれ一週間ずつの放送がお休みだったことで、3週間ぶりの放送となったMBSでの「銭形零」の放送。ということで、「零」の記事も3週間ぶりとなった。スタート当初は主演の夏帆ちゃんの演技が学芸会という感じのものであり、前作「銭形泪」の黒川芽以さんの演技がしっかりしていただけに、「銭形零」は見ていても不安になったものだが、6話にもなるとかなり進化してきていて、少しは落ち着いて見ることが出来るようになってきた。ということで、物語の方にそれだけ集中できるようにもなってきました。また、今までは何処かに「泪」のテイストを借りていた「零」が独自の道に進み出した物語でもあります。

今回の物語の元ネタは、映画「ハウルの動く城」。今回の物語のBS-iでの最初の放送が2004年の11月7日ということで、「ハウル」の公開直前であったので、タイムリーな所であった。(このようなタイムリーな所は「必殺シリーズ」にも通じます。)

Y県印賀里村(いんがり村)にやってきた零、高村、柴田の三人。「Halloween party in 印賀里村はウル邸」に招待されたのであった。また、今回乗ってきた車はレンタカー(「わ」ナンバーで「24-61」。今回は「ケー刑事」ではお馴染みの数字である「28」が絡んでいない。)である。行き止まりで道に迷ったドラキュラのマントを羽織った高村さん。零ちゃんは赤ずきんちゃんの格好をしていて、車内で「ハロウィンの動く城」(羽潤真知子(はうる・まちこ))という本を読んでいる。そこに、アフロヘアーのタヌキの姿(本人は「ライオン」と言っている。高村さんは「おばさん」と言った。)をした柴田が戻ってきた。結局、道に迷っただけであったが、そのことを忘れている三人。そこに、メイド姿をしたハウル家の家政婦(桑原陽子(ソフィ))が現れ、無事に到着する。

作家・羽潤真知子は魔女の姿をしている。また、客として来ている物理学教授・古代戸丸はガリレオの姿をしていて、真知子との間で瞬間移動について対立している。更に、真知子の息子・羽潤光一は海賊の姿をして登場する。(「ハロウィン・パーティ」ということで、仮装パーティです。が、全員があまりにも怪しい...)

「家が瞬間移動する」という真知子と、それはあり得ないと主張する古代が対立している間に停電、更には瞬間移動する時間の午前零時が迫ってきた。ソフィは車にある懐中電灯を取りに行ったが、帰りが遅いので、零、高村、柴田が探しに行く、光一も三人の後を付けてくるが、時刻は午前零時を迎える。柴田がカウントダウンするが、何も起こらない。が「この時計、8秒進んでいた」という柴田。(細かい...)で、地面が揺れる。ソフィは「捻挫したみたい」と言ってうずくまっているが「先生が心配」と言って、みんなを家に向かわせる。零たち4人が電飾を辿って戻ったが、家が消えていた。そして別の場所に家がある。急いで家に戻ると、真知子が死んでいた。(で、ようやく「警視庁から入電中」)

いつものように、真知子と共に家に残っていた古代が犯人だ、として調べを行う高村さん。凶器のケーキ・サーバーの指紋を調べることになったが、柴田のボケがここで一発。(「銭形零」になってから、こういうボケが増えてきました...)あんた、本当に鑑識の人間なの?

と思っていたら、再び地面が揺れる。揺れが収まり外を見た柴田は「家が戻っている」と叫び、みんなは慌てるが、零ちゃんだけは冷静にガラス玉を床で転がし、「増せり、悪の数字

更に、ブレーカーにタイマーが付けられていることを発見した零ちゃん。高村さんに報告に行くと、高村さんは焼きおにぎりを作っている。「古代教授を自白に追い込む」って、何を考えているのか...一方、暗闇のトリックが気になる零は、眼帯をしている光一を怪しいとにらむが、それは「ものもらい」が原因であった。そこに「熊らしきものが出た!」と柴田が慌てて飛び込んでくる。(なんか、吉本新喜劇風のノリになってきました。)が、現れたのは、パイ屋の遠州理津であった。(この人、何処にでも現れますね...)が「30分遅れちゃった」ということで、パイをあげる、と言った高村さんにパイを渡すが、更に鮭も付ける。(あんたは宅配ピザ屋か?で、熊ということで「鮭」なの?)零が「鮭」というネタに食いつき、遠州理津が持っていた地図を見たことで「謎は解けたよ、ワトソンくん

なぞなぞに続いて、いつもの口上「午前零時の…」から真犯人逮捕へ。いつものように事件のトリックについて説明してくれる零ちゃん。だけど、そのトリックである「ダムの放流」に関する部分で「鮭が浅瀬に乗り上げた」とか「地響きが起こる」って、ちょっと都合が良すぎない...?

翌朝、車の場所に戻ってきた零たち三人。「車が消えた」と慌てる柴田、しかし「レッカーされちゃったみたい」と冷静に「ここに停めてあった車は移動しました 警視庁」という張り紙を指さす零。山の中で、歩行者ですらいないと思われる場所の車をレッカー移動するって、よほど暇なんですかねぇるそれよりは都心でもっと取り締まってくださいよ、警視庁さん。えっ、「警視庁」って、ここはY県だから管轄はY県警のはず。警視庁は管轄外のはずですが...

今回は「ケー刑事」シリーズとしたらネタが大がかりなものとなったが、物語の方のコミカルさが増してきた。でも、このコミカルさが「銭形零」の持ち味なんですよね。(この辺りが、高校生である三人のお姉ちゃまとの違いであって、特色が出ているので、よろしいかと...)

 

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