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ケータイ刑事銭形零2話 [ケータイ刑事]

先週から始まったMBSでの放送。本家BS-iでは新年の元旦(2006/1/1)から新シリーズが放送されるということで、益々楽しみが増えることになりました。しかし、今回は録画予約をしていた方の大半が失敗することになるという悲劇が待っていました。(筆者は余裕を持たせたセットをしていたので悲劇にはなりませんでした。)3:15からの放送と、いつもよりも1時間遅い時間での放送だったのですが、3:15からは臨時ニュースが入り、更に5分繰り下がった3:20からの放送となったのである。(3:45までという録画予約だったら、クライマックスが切れてしまう...)ニュースというのは、広島の女児殺害事件についてのもので、「犯人が指名手配された」というもの。(本編放送中に「犯人逮捕」というテロップの字幕ニュースが入った。)痛ましい事件であるが、犯人が逮捕されて本当に良かった良かった。(犠牲になった少女のご冥福をお祈りいたします。)

前回は初回ということで、物語の基本設定について描かなければならない、ということもあったが、予算を使いすぎたのでしょうか?2話はいきなり低予算作品らしい作りになっている。でも本シリーズにはそれを跳ね返すだけの面白さがあり、こういう物語こそ、このシリーズの真骨頂が発揮される。また、全開に続いて、前作「銭形泪」ネタも散りばめられている。(相棒が高村さんだったら、仕方ないでしょうが...)

数学の問題を解いている零、高村は「もっと13才らしいことをしたら?」と言うが、それは「お人形さんごっこ、おままごと、セーラームーンごっこ」って、「幼稚園生と中学生をいっしょくたんにするのを止めてくれます?」と零が言う通りです。そこに「警視庁から入電中」というお馴染みの着ボイスで事件発生を知らせるメールが届く。(それにしても、港区赤坂では事件が発生するものです。)

現場に到着した零と高村、「長い階段だねぇ、足滑らせないように気をつけて。いざとなったら下でキャッチしてあげる」と言っている高村が足を滑らせて階段から落ち、柴田にキャッチされる、って、(お約束とはいうものの)高村さん、おいしすぎ...

殺人事件現場は内側から鍵がかかっており、ドアの前にはロッカーが置かれていた完全密室となっていた。で、高村さんは「僕の出番」と言い、NYで50件、シベリアで12件の迷宮入り寸前の事件を解決した、と自慢げに語るが、あなたはロス市警にいたのではなかったの?また、シベリアでは直ぐに国外退去になったと言っていたぞ... で、部屋の何処かに秘密の抜け穴がある、って、忍者屋敷じゃないのですが...

 色々と部屋を調べる高村とは別に、零も調査を始める。そこに被害者の妻で夫婦漫才師の片原かゆ子がやってくる。手にはハリセンって、チャンバラトリオ...? 話を聞く内に、かゆ子が犯人と言う高村。「我ながら完璧な推理」と自信たっぷりの場合の高村さんって、泪ちゃんの時にことごとく外しているのですけど... 一方、零は事件の手がかりとなるダイイング・メッセージを発見。そこには「133,392,483,805,924」という数字があった。「133兆3924億8380万5924」と読み上げる零に対して「そう読むんじゃない」と言って「いささ、みくに、しわざ、....」(後ろの二つは解読できず)と読んで、かゆ子の本名は「いささかみくに」だろうって、暴走が止まらない高村さん。一方、零はかゆ子の本名は「ナナコ」と言い当てる。で、ここからは数学のお勉強タイム。「133,392,483,805,924」という5つの数字には共通点があります、それは何でしょう?ここで「全部3桁」と答える高村さんはおいておきます。(泪ちゃんの時にIQは20だろうということになった高村さん、全然変わっていない...)答えは「全部7の倍数」と零。ここで、白衣にポニーテール、眼鏡姿の零先生が登場(これはどう見ても「教えて泪先生」のノリだ...)し、解説してくれる。「一の位を除いた数から、一の位の数を2倍したものを引き算してみてください」(「133」の場合は「13-3×2」で答えは「7」ということで「7の倍数」であるかどうかが分かり、この数字は「7の倍数」になる。)ということで、またもお勉強になりました。で、「7が5個で、ナナコ」とは...

そこに「助けを求める歌♪(From 泪・ミュージカル編)」の着メロで柴田からの着信。で、血痕が地下駐車場の車まで続いていることが分かる。更に、車の中から凶器のナイフと犯人が持ち去ったダイイング・メッセージが発見される。車検証からかゆ子の車と判明し、高村は犯人はかゆ子と決めつける。が、零は「増せり、悪の数字」。

高村さんは自信たっぷりだが、零ちゃんは証拠が揃いすぎていると言って疑問を持つ。(刑事ドラマの王道です。)更に「密室の謎が解けていない」とも言う零ちゃんだが、「あとは自白だけだ」と高村さんは「バーボン刑事のテーマ」を機嫌良く口ずさむ。このパターン、変わりませんね...

更に現場を調べていた零の元に高村がやってくる。で、ここでいつもの高村さんに幸運の女神が降りてくる。机で「弁慶のクライング・スポット」(高村発言→弁慶の泣き所、もしくは向こうずね)を打ったことから、スズランが生けられていた花瓶が割れ、更に、机の下にもう一つのダイイング・メッセージ(血で書かれた「カユコ」という文字)を発見する。高村はこれによって益々かゆ子が犯人と確信するが、零には事件の謎が見えてきたようで、第二のダイイング・メッセージの謎を解いた。更に、割れた花瓶の破片から「謎は解けたよ、ワトソン君」。(いつもの解決へのステップです。)そして零の口上から事件の真相を説明してくれる。(未見の方のために、犯人とトリックについてはここでは記しません。)

また、柴田はトリックの罠にはまり「一生の不覚」と語るが、いままでにも何回も同じことを繰り返していて、何度「一生の不覚」と言っているのでしょうかねぇ...

今回の事件によって、「危うく善良な市民を誤認逮捕するところだった」と反省する零。謙虚な姿勢はいいですね。一方、高村さんはと言えば... まあ、だからこそ高村さんなんですけれど。

(急な時間の繰り下げで、最後が尻切れになった方は、DVDで見ましょう。)↓

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓高村さんの活躍(?)はこちらでも楽しめます。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD


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