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神戸市バス、車内に客を一晩閉じ込める [不祥事]

神戸市交通局は、24日、営業運転を終えた市の路線バスの運転手(56)が点検を行わなかったために、20~30代の女性客を車内に残したままバスを車庫に入れてしまい、車内に一晩閉じ込めていたことを明らかにした。この女性客の体調に影響はなかったという。(この女性客は車内で寝込んでしまったため、バスが終点に到着したことに気づかなかったという。)

それにしても実にお粗末である。普段からの慣れによって点検を怠ったのだろうが、酷い話である。(真夏で熱帯夜だったら、この女性客が体調不良に陥ってもおかしくないぞ。)

しかし、この女性客にしても呆れてしまう、バスに乗って寝てしまったために車庫に入ったことも気づかなかったというのは、交通機関の安全神話を信じているということになり、ちょっと油断のしすぎである。(尚、午前3時ごろに目を覚ましたが、携帯電話の電池が切れていたこと、窓も小さなものしかなく外に出られなかったというので、朝まで車内にいたという。→もしも外に出ていたら、朝になって職員がやって来た時、戸締まりが出来ていないということで、これまた大騒ぎになっていただろうが...)

最近は、交通機関でのトラブルが続発しているが、この一件もそうだが、確認不足という事案が多い。普段は何もないので、つい確認しなくても大丈夫だろう、という気持ちになるのだろうが、「点検は確実に行え!」という教訓でもある。(JALなどのトラブルの多発も、点検が不十分、というのが多いのではないだろうか?)

車内確認を定めた内規に違反したとして、この運転手の処分を検討する、というが、処分だけではなく、点検を徹底することを全運転手に指導することを忘れないでもらいたい。また、神戸市だけでなく、他の事業者についても同様である。更に利用者にしても、寝てしまうとなると事故が発生した時、逃げることも出来なくなってしまうので、乗り物では寝ないように注意することにしましょう。



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