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JR西日本・ダイヤ改正 [時事ネタ]

JR福知山線の脱線事故を受け、JR西日本は過密との批判があるダイヤを来春の改正で緩和することや、2010年度末までに近畿圏のほぼ全路線(近畿圏の全路線の95%)への新型ATS配備を完了することなどの安全対策を発表した。特に、ダイヤ改正は、所要時間を遅らせる。(駅の停車時間を延ばす、最高速度はそのまま。)

おいおい、まだ寝ぼけているのか、JR西日本よ。「来春」までは現行ダイヤを放置するというのかい。問題があると判断したのなら、直ちに行うべきではないのか。多少準備に時間が必要だとしても、秋のダイヤ改正に十分間に合うはずである。

しかも、駅での停車時間を延ばし、列車の最高速度はそのままというではないか。やっぱり机上でしかダイヤを考えていないということではないか。(130km/hの新快速に乗車してみろ。120km/hを越えたあたりから変な揺れが出てきていることを知っているのか。→乗り心地も悪いので、出来る限り新快速には乗らないようにしている。)

F1が次の第7戦・欧州GPから予選のルールを変更する。シーズン途中でもルールを変更するのである。それを来年春まで放置するとは何事だ。

また、新型ATSの配備完了まで5年もあるというのは何を考えているのだ。「安全第一」というのであれば、本年度中に無理をしてでも完了させようとするのが常識ではないのか。(そのために本年度が赤字になっても行うのが当然だし、路線の部分運休でもして一気に作業を完了させようとするのが筋ではないのか。)

期待していなかったものの、やはり「安全第二」という考えが根付いていることをまたまた露呈しただけであった。



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