ナムジュン・パイクさんの死亡記事

ナムジュン・パイクさんの死亡記事を見つけました。
　http://www.asahi.com/obituaries/update/0130/004.html
今では当たり前となっているビデオアートの先駆者として有名です。
ビデオを映すテレビ本体や映像同士の関連性なども作品とする作風は
ナムジュン・パイクさんらしさだと思います。
近未来的なのにレトロな雰囲気もあわせ持つのが不思議です。
大変長いキャリアをお持ちですが、ぼくが意識したのはごく最近で、
昨年の東京都現代美術館の常設展で
いくつかの作品がまとめて紹介されているのを見てでした。

「Niche in T」 　
原美術館で出会えます。

福岡のキャナルシティ博多には大規模な作品があるようで、
見てみたいなと思いました。

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ナムジュン・パイクさんと同じ日に
彫刻家の脇田愛二郎さんの死亡記事も見つけました。
　http://www.asahi.com/obituaries/update/0130/014.html?ref=rss
公共の場に彫刻を多く残していらっしゃるので、
たまにその作品に出会いました。

こちらは東京の八重洲で出会った「HELIX8910K」
反復しながら空まで続く無限柱

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昨年末には「具体」で活躍された田中敦子さんが亡くなられました。
昨年の東京国立近代美術館の「痕跡」展で見た
砂浜に棒切れで大きな絵を描く姿の映像が素敵でした。

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皆さん現役で活躍されていた方ばかりなので残念です。
ご冥福をお祈りします。

コメント 5

キャナルシティがオープンした頃、博多に住んでいました。そこで彼の作品を見ました。オープニングで華やいだ雰囲気、アジア的空気が濃い博多の街に合った作品だったように思います。彼の作品をみたのはその時、一度きり。機会あれば、もっと見たいな。
ご冥福をお祈りします。
by ももこ (2006-02-03 14:33) 

みんないなくなってしまう。
なんだか　淋しいですね。
淋しいって思ってはいけないのかな
次の世界へ旅立たれたのだから。
ご冥福、お祈りいたします。
by (2006-02-03 20:10) 

＞ももこさん
キャナルシティの作品を見られたんですね。うらやましいです。
ナムジュン・パイクさんは日本になじみ深いですが、
作品にはなかなか出会わないですね。やはり外国に作品が多そうです。
名古屋市美術館にも収蔵作品があるようなので、
いつか常設展で出会えるかもしれませんね。

＞mokuseiさん
淋しいですね。
でも、mokuseiさんのおっしゃるとおり
淋しいと思ってはいけないのかもしれませんね。
みなさん大きな置き土産をおいていってくださりました。
ありがとうございます。
by mckee (2006-02-03 22:21) 

ハジメマシテ
ナムジュンパイク亡くなったんですか！？！？ショッキングなニュースです
大学のゼミの先生が好きで、私も原美術館で拝見したことあります
それに「痕跡展」、京都で行きました　そーだったんですね
先日、岡本太郎のお墓にお参りに行ったばっかりなので、タイミングといい、なんだか無になってしまいます
体はなくなっても永遠に伝えられるものがあるって、すごいことですね
by (2006-02-04 00:35) 

はじめまして。コメントありがとうございます。
ぼくもショッキングなニュースでした。
皆さん比較的最近知った方ばかりなのですが、
なんとなく記憶に残る作品でした。

＞体はなくなっても永遠に伝えられるものがあるって、すごいことですね
本当ですね。

太郎さんのお墓にお参りされたんですね。
ぼくもお参りしなくちゃいけないです。いろいろお礼もかねて。
by mckee (2006-02-04 23:23)