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晩節を迎えたポプリ [かぞくのコト]

ポプリとは我が家の犬の名前である。
1991年(平成3年)1月25日生まれの雌で犬種はCAVALIER KING CHARES SPANIEL、今年で14年目になる。
彼女は1993年に6匹(3男3女)を出産し、その内の6番目の女の子ビンゴを手元に置き一緒に暮らしています。
血統によるがキャバリアらしい原種の特徴が良くわかる「才媛・美人」である。親馬鹿ですが。


子供の頃から彼女は気位が高く頭を撫でられることを嫌い、無駄吠えもせずじっと様子を窺うような目つきでこちらを見る癖があります。
無邪気に近寄る人間の子供なども嫌いでした。
とても人の感情を感じさせる犬で、言葉も良く覚えますし甘えん坊です。
「バキューン」と手で撃ち真似をするとコロンと倒れる芸が自慢でした。
そんな彼女も母親になる機会が訪れ、5月5日のこどもの日の夜に6匹無事に出産しました。
獣医者やブリーダーに頼らず私たち夫婦で介助いたしました。
生命の神秘溢れるその様に畏敬と興奮を覚えました。
それ以来家の中は子犬6匹が暴れるグレムリン状態でしたが本当に楽しい思い出です。
兄弟は末娘を除いて親しい人達に引き取られ現在は親子二人で生活しています。
老齢のため動きは鈍くなりましたが健在であります。
ひとつひとつ具体的に披露出来ませんが私たち夫婦は彼女から何度も助けてもらった記憶があります。
夫婦げんかのようなたわいない犬も食わない噺ではありますが、そのようなことは私が30代の頃は微塵も考えられませんでしたが今強く想う事が出来ます。
昔読んだ動物行動学者コンラート・ローレンツ博士の「人イヌにあう」を思い出しました。
ポプリのためにもう一度読み返してみようと思います。


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従者

賢そうな、印象的な瞳です。
こちらの心を見透かされてしまいそうだ・・・。
ガンバレ、ポプリちゃん!!
by 従者 (2006-12-18 22:49) 

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