モデルチェンジ! [あの日から今日まで]
私は奈央に全てを打ち明けた”あの日”以来、かなりの覚悟をもって”彼”を好きな自分と向き合える様になっていた。
私の性格を知り尽くしている彼女は諸手を挙げて賛成してくれたのではない。むしろ気持ち的には大反対だったに決まっている。それでも、否定の言葉を全部飲み込んで「私がついてる…」と泣きながら語ってくれた彼女の存在が、その頃ブレーキとアクセルを同時に踏んでモガイテイルだけだった私の心を一旦、ニュートラルな状態にシフトチェンジさせてくれた。
正直、私自身も好きになって’しまった’的な思いがあって、前に進むことをためらっていたから、些細なことで気持ちがグラグラ揺れ動いていたのだ。
”好きになってしまった”のではない”好きにならずにいられなかった”そう素直に自分の気持ちを受け入れることができたのもコノ頃である。
そうゆう”天性の素直さ”を取り戻したら私は強い
彼女が感じた≪二人が同じ気持ちになる日≫この直感を信じた訳でも、期待していた訳でもない。ただ、心のどこか片隅にいつも在って、背中を後押ししていたのは事実だ。
とはいえ、この時私にあった”勇気”とは、電話を待つのではなく、何か理由を見つけては自分から電話する様になったくらいの”小さいサイズ”のものでしかなかった。(笑)
ネガティブな片想い→ポジティブな片想い
いつかフルモデルチェンジする日にむけて…あくまでもメンタルな部分での マイナーチェンジということである。
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