飯田橋・夕飯 TRATTORIA TOY (トラットリア トイ) Vol.2 [┣昼飯&夕飯(飯田橋・神楽坂・市ヶ谷)]
先日うかがったTOYへ夜伺うことになりました。
単純に忘年会なわけです。昼間食べていたのと、ほかの方々の記事やコメントを見ていて夜も相当期待ができるということなので勇んでいきました。しかし定刻どおりに間に合いませんでした。すいません>幹事殿。
ちょうどいったときには私ともう一人以外のメンバーはそろっていて一杯やりながら前菜をつついている状態でした。まだ前菜ほとんど残っているので良いタイミングで入ったようです。ラッキー。
前菜だけでもこの種類。すばらしいです。個人的にはムール貝とハムが気に入りました。ハムおいしかったー。
メインはこちらから選びます。
その日に入ったものを提供していただけるなんてなんて贅沢なんでしょうか。魚も新鮮で、太刀魚なんていい色してます。やはり太刀魚好きとしては頼まないわけにはいきませんね。また、一期一会の食材としてはうさぎでしょうか。大山鶏も気になりましたが、全員の食べたいものとしては、うさぎのほうが人気が高かったようです。
取り分けていただいたうさぎのプタッチオ。プタッチオってなんなんでしょうか。検索したけど引っかかりませんでした。やはり、イタリア語のつづりで入れる必要があるのかな。
思ったよりくせがありません。しかもやわらかかった。多分うさぎをたべたのは2回目。うまいです。
香草をのせてみました。
Csasal di Serra(2004) : マルケ州モンテカロットにある同名の畑で収穫されたブドウから造られた白ワインです。通常のヴェルディッキオの半分以下という低収穫。ブドウ果はわずかに過熟した時期に手摘みされ、バリックで熟成したワインを少量(3~4%)加えて造られます。輝きのある緑がかった濃い麦わら色、強くまろやかで、フレッシュな香り、そして、桃の花、りんご、スィート・アーモンド、パイナップルを思わせる絶妙な味わいが人気です。 【よく合う料理】バターを使った魚料理
1本目のワインは、とても飲みやすい。白ワインはもともと好きなので外れててもよかったのですが、ワイン独特の癖もなく、どちらかというとぶどうジュースに近い。紹介文にもあるようにパイナップルに近い風味がありますね。肉料理との相性も悪くありません。
きれいな色です。
肉料理の後は私のチョイス?で太刀魚をいただきました。
太刀魚まるままです。普通に食べると太刀魚を焼いてしょうゆで食べたりするのですが、イタリア料理ではどんな調理をされるのか気になっていたという理由もあって頼んだのでした。味については脂も乗っていますし期待できます。
取り分けていただいた部分がこちら。頭もありますが一切れが相当大きいです。後の料理を食べられるのか相当心配になりますね。お味のほうは白身の魚は何でもあいます。いつも食べているしょうゆだけでなく、イタリア風にしても遜色ありませんでした。新鮮な魚に調理をしてくださる方の技量によるところが大きいと思いますがこれはすばらしいのひとことです。太刀魚好きをうならせます。おなかもうなり始めました;-;
こちらはルッコラのサラダ。
ちょうどワインがなくなったので次のワインを頼むことにします。珍しいことに本日参加した人は白ワイン好きが多いらしい。というか白ワインじゃないとだめという人もいたので二本目も白ワインを頼むことにしました。
Milleuve Bianco(2001)ボルゴ・デル・ティーリョのニコラ・マンフェッラーリが生み出すワインで、トカイ、シャルドネ、リースリング、マルヴァジアなどのブレンドで造られます。ボルド・デル・ティーリョになれなかったワインの中から上級キュヴェを選んでボトリングされているだけあって、個性あふれるスタイルでありながらも、基礎的な部分での構築力はなかなかのものがあります。
こちらの口当たりもよろしいです。先ほど飲んだものよりあっさりしている感じはしましたね。2本だけしか飲んでいませんがお店のチョイスしている白ワインと自分の好みがばっちりあっています。ほかのも飲みたいけれどもおなかのバッファが足りないのでこれで本日は打ち止め。
本日のパスタはこちら。
私だけでなく、みんなのおなかがそろそろ微妙な感じになってきたらしく、2品は食べれなさそうな雰囲気。パスタも捨てがたいですが、今日はリゾットにしてみました。普通イタリアンにいくとパスタや、ピッツアを選ぶのでなかなかリゾットの出番はないのですが、今日はいの一番に注文です。それ以外にチョイスもありません。
選んだ食材は、サルシッチャ。サルシッチャとは、イタリア語でソーセージの事。
人数分のリゾットです。
よくよく見るとお米の一粒一粒がしっかり残っているのです。リゾットというとおじやっぽいものを浴いただきますが、ちゃんと形が残っているリゾットでした。正統な作り方ですね。
ビシャビシャのも嫌いではありませんが、炊いたご飯で作るリゾットと生米から作るリゾットの違いですかね。こちらも好き。野菜も多いし。豚肉がおいしかったー。
お料理のほうはこれでおしまい。ドルチェ分はあけておきました。
ドルチェは上記の6種類。
ソルベ、ボネ、かぼちゃのプリン
ソルベは色々説明していただいたのですが何が入っているか忘れてしまいました。3種類ぐらいのベリーが入っていたように思います。イチゴの色が一番出ているという話をしたような。
ボネは初めて食べました。杏仁風味のカントゥッチみたいものを使用したパンプリンみたいなものだそうです。
かぼちゃのプリンは想定どおりのお味です。
はちみつアイス、キャラメルアイス、温かいチョコレートのトルタ
この組み合わせがとっても好きな組み合わせ。
はちみつのアイスクリームはめちゃうまい。キャラメルのアイスクリームとあわせて食べるとこの上ない幸せです。
温かいチョコレートのトルタはタルト?と思いきや、イタリアでは「トルタ(Torta)」が正解だそうです。いわゆるケーキのことです。温かいチョコレートケーキといったところでしょうか。これもおいしいんですよ。
そしてティラミス。
ティラミスもうまい。ココアパウダーが多めですよとまさとさんにいわれましたが、パウダーあってのティラミスどんとこいです。うまかった。
どれもいうことなしです。欲をいえばもっとおなかを減らして食べたかった。
食後はエスプレッソ。
カップもかわいらしいです。
食べ放題のビスコッティ。
食べ放題をいいことに4本ぐらい食べたような。これがまたおなかに蓄積されちゃいました。ペース配分は考えないといけません。そのため、食後酒を飲むだけのバッファがなくなりました。
これで一人当たり3600円ってのはお安いです。本当に?と耳を疑いましたが子の額でよいようです。おいしい料理をリーズナブルな料金でいただくことができて本当に満足です。
また伺います~。まさとさんよろしくお願いします~。薀蓄も教えてください。
お店情報
TORATTORIA TOY(トラットリア トイ)
東京都千代田区富士見2-2-12伊藤ビル1F
ランチ 11:30 ~ 14:00
ディナー17:30~LO22:00
あれ?いつの間にか記事になってました。
食後酒に行かなかったのは、そうでしたかビスコッティのセイだったんですね!
本当にみんなで胃腸を鍛えて、再挑戦したいものです。
次回はパスタもね~♪
来年もよろしうに。
by nao3 (2006-01-01 00:05)
>nao3 さん
いつも見てないとわからないんですよ。食後酒は回りませんでした。
もう無理です。ビスコッティもですけど、やはりリゾット前で黄色信号でした。
次回はパスタですね。
今年もよろしくお願いします。
by まろがぁ (2006-01-01 14:45)
いまさらですがトイディナー記事アップしました(^^ゞ
トラバらせてくださいねΣ(゚ー^*)
by runa (2006-01-02 23:55)
>runaさん
どんどんTBしていただいてかまいませんよ。
TBさせていただきました。
by まろがぁ (2006-01-03 00:33)
まろがぁさん、こんにちわ。僕も記事になっていたのに気づきませんでした。今回はrunaさんのブログから飛んできました。
プタッチオですが…プタッキオです。でも、この名で検索しても見つからないと思います。じつはこの料理本来はポタッキオと言われていてプタッキオはマルケ州の方言です。僕もシェフも言いなれた言葉なので方言を料理名にしました。
by まさと@TRATTORIA TOY (2006-01-03 00:53)
>まさとさん
あけましておめでとうございます。しれーっとUPしておきました。
なるほどプッタチオなのですね。
ポタッキオでも調べたところ一杯出ていました。ありがとうございます。
本年もちょくちょくいければいいかなと思っています。
よろしくお願いします。
by まろがぁ (2006-01-03 09:59)
去年の忘年会ではご一緒できて何よりでした♪
料理の感想は、やっぱり読み応えがありますねー!
私凄く横着しちゃった・・・(^-^;;
たくさんの写真を見ると、楽しかった時間がリフレインします(^-^*
by kaori (2006-01-05 16:44)
>kaori さん
いえいえ、こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。
即日UPで来ていないのが玉に瑕ですが、思い出しながら記事を書いてみました。
もっときれいに写真を撮りたいです。
今年はがんばります。
by まろがぁ (2006-01-05 21:35)