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スキャナー・ダークリー [映画[2007]]

出演:キアヌ・リーブス、ロバート・ダウニー・Jr.、ウッディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ロリー・コクレイン他

監督・脚色:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック『暗闇のスキャナー』(ハヤカワ文庫刊)

原題:A Scanner Darkly                           2006年 アメリカ

舞台は今から7年後のアメリカ。
『物質D』という、非常に常習性の高い&人格破壊性も高い危険なドラッグが蔓延する世界。政府は対抗策として、『ホロ・スキャナー』と呼ばれる監視装置を街のあちこちに設置し、ドラッグの供給元を暴こうと躍起になる。

ボブ・アークターは、その捜査にあたる麻薬課の覆面捜査官。
捜査官同士でもお互いの正体がバレぬよう、『スクランブル・スーツ』と呼ばれる特殊なスーツを着用し任務にあたっているので、今話している相手の素顔や声さえ、真実の姿は誰にも見えない。

ボブは、目星を付けた組織に潜入するため、自らドラッグに溺れ、巧みに中毒患者になりすまし、敵の手中へと近づいていった。が、ミイラ取りがミイラになり、裏切り裏切られ、現実と非現実の区別も難しくなってゆき・・・・・


このメンバーから察するに・・・・・実写でいくと『濃すぎる』から、しち面倒くさいアニメ被せ(ロトスコーピング)をしたのでしょうか?だって、すごいよ、このメンバー(笑)アニメでも充分濃かった(笑)
・・・って、そんなわけではないでしょうが(当たり前です)。
フィリップ・K・ディックの小説の世界感をそのまま表現しようとしてとった最善の方法なんでしょう。

とにかく難解で。ストーリーをつかむというか、流れにのるってことも出来なかったです。
置いてけぼりです。
原作を読んでればどうにかなるのかなぁ?な甘い期待も、きっと無残に打ち砕かれそうですね。だって、これ以上に難解そうだもん。

ロリー・コクレイン演ずるチャールズが、薬のやりすぎにより幻覚を見ているシーンから始まるのですが、様々な虫たちが頭やら身体やら肺やらにたかってる妄想にとりつかれるんです。で、それを洗い流そうとシャワーを浴びてるんですが・・・・・・・リズミカルにしゃっくりでもするがごとく『ひっっ!』って繰り返していたのが、ものすごく頭に残る~~~~。
それにしても、ロリー、要チェック人物だわ。CSI:マイアミに出てるらしいんですがー・・・あれ、何度か飛ばしでみたっきりで続けて観なかったのよねぇ。どこかで1シーズンからの再放送してないかなぁ。調べなきゃ。

キアヌもいい加減に濃いお顔ですが、・・あれ?ヒゲが濃いのかな??
まぁそれはよしとして、ロバート・ダウニー・Jr.にウッディ・ハレルソンですよ。
ついでにウィノナも濃ゆいし(笑)

完全に実写を塗りつぶしてるわけではなく、所々ゆらゆらと実写の画が浮き出てたりするんですよ。それがなんとも、現実と非現実の狭間にゆらめく感じを巧~く表していたように思います。が、逆に観づらいと言えなくもないので・・・・・ビミョウですね。

これは、作者自らの体験を散りばめた極めて現実に近い物語だそうです。
あれ?ソダーバーグとクルーニーの名前が出てる~。

公式HP--→ http://wwws.warnerbros.co.jp/ascannerdarkly/


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