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こま撮りえいが こまねこ [映画[2007]]

声:瀧澤京香、若林航平、小林道孝、阪脩、坂野真理、二木静美、辻凛太郎 他

監督:合田経郎                              2006年 日本

考えただけでも気がふ~ぅっ・・・となってしまうような、手間ひまかけまくり『こま撮り人形アニメーション』です。ほのぼの~とした雰囲気に、癒されます。5つの物語が紡がれています。

『はじめのいっぽ』・・・こまちゃんが、こま撮り映画を作る物語。次から次に難題がこまちゃんに襲いかかります。果たして無事映画を完成させることができるのか?

『カメラのれんしゅう』・・・8ミリカメラで野原を撮影するこまちゃん。被写体に夢中になるあまり、さまざまな危険に・・・。が、こまちゃんは全然気づかず撮影を続行!

『こまとラジボー』・・・こまちゃんの家の壊れたラジオを修理にやってきたラジパパとラジボー。内気なんだけどとんでもなく強情っぱりなラジボーが、こまちゃんの大事にしていた人形を・・・

『ラジボーのたたかい』・・・ラジボーが飛行機のラジコンで鳥と戦います。何度挑戦しても、鳥に負けてばかりのラジボー。あの手この手で鳥を負かそうと作戦を練りますが・・・

『ほんとうのともだち』・・・ピクニックにやってきたこまちゃんは、そこで雪男に遭遇します。驚かされてびっくりしたこまちゃんは家に逃げ帰りますが、おじいはこまちゃんの話を信じてくれません。むきになったこまちゃんは、次の日から毎日雪男に会うためにピクニックにでかけるのですが・・・

 


声優さん、ちゃんとした人間語のセリフがあるわけではないので、大変だったろうな~と。『にゃ~』とか『う゛~~』とかで、全てのセリフ&感情を賄ってます(笑)

声優さんもさることながら、その工程を考えただけでも気が遠くなってしまうような過酷な作業をこなしきった制作陣には、ははは~~・・・と、頭が下がるおもいです。
特にピクニックでの敷物をバサッっと広げるシーンはと~っても見事。あれはすごいです。

こま撮り映画のなかで、さらに主人公がこま撮りをする・・・という、ロシア入れ子型人形ばりのストーリー。制作陣の苦労おこぼれ話的展開で、ほのぼのとした世界が広がってゆきます。
時間は1時間きっかりと短めなのですが(工程を考えるとそれでも長い方)、まったりとした映画だけに睡魔が忍び寄る危険性が大いにあります(笑)

エンディング・テーマをうたうのは、クレモンティーヌの娘さん、Solita(ソリタ)さん。14歳とは思えない、とっても色っぽいお嬢さんです。パリっ娘は違うねぇ~♪まったりとした映画に、まったりとしたフレンチの響きがマッチしきってます。ぉお~、作詞も担当してるみたいですね。

観ていて全然気がつかなかったですが、この主人公のこまちゃんは女の子だったんですね。
手芸好きでおままごと好きって設定から、なんで結び付けられなかったのか甚だ疑問ですが(笑)、動作や何やらがやけに少年っぽくて(笑)

イエティ(?)が、もう最高でした~ぁ。あの表情!うつろな眼!!もう・・・最高っ!!!イエティグッズ、欲しいなぁ・・・・・。

なんか質感などに見覚えがあるなぁ~・・・と思ったら、NHKのどーもくんを作った人みたいですね。

公式HP--→ http://www.komaneko.com/feature/


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ken

年明けから面白そうな映画をたくさん観てますね。
この「こまねこ」はなんだか妙に懐かしさがあって気になってた映画です。
僕も観てみよう。
by ken (2007-01-11 15:33) 

まみりん

kenさん、こんばんは~。
おおぉ、確かに幼少の頃に好んで観た映像を思わせる雰囲気がありますね~。
でも、突然襲い来る睡魔にはご注意を!
決してたいくつなわけではないのですが、あまりにもまったり~な展開故、まぶたが重くなること必至です(笑)
リラックス効果を味わってきてください!!
by まみりん (2007-01-17 00:02) 

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