リトル・イタリーの恋 [映画[2006]]
出演:ジョヴァンニ・リビシ、アダム・ガルシア、アメリア・ワーナー、シルヴィア・ドゥ・サンティス他
監督:ジャン・サルディ
原題:Love's BROTHER 2004年 オーストラリア
ほんの些細な出来心からの行為が波紋を拡げて、それが皆の歯車を狂わせてゆくというお話し。
オーストラリアに伯父家族と移住したイタリア人のアンジェロはそろそろ結婚を考えるお年頃。近所にはイタリア人が少ないために、遠くイタリア本国に住む女性を相手に手紙でのお見合いを続ける彼だが、申し込む人全てに断られまくってる状況。日に日にガックリと落ち込み、心はズタズタになり、もう手紙は出さないと結婚を諦めきっている。
そんなアンジェロとは正反対の弟のジーノ。彼は見た目もかっこよいし、性格も明るく前向きでノリもいい。本当に正反対だ。
その上、ジーノは兄思いで、付き合っている女性がいるものの、自分の結婚は兄の後に・・・と。本当にいいやつなんです。
連戦連敗のアンジェロのお見合い。本人だけでなく、周りも諦めかけてたとき、世話役のおばさんが一人の女性の写真を持って現れる。最後にもう一度だけ・・と皆から宥められ、仕方なく筆を持つアンジェロ。どうせ今回もだめだから・・・・そう考えたアンジェロは、深い考えもなしに弟ジーノのイケメン写真を同封して手紙を投函してしまう・・・
が、なんとオッケーの返事がきてしまった!!一瞬喜ぶも、事の重大さに改めて気付いたアンジェロは、しどろもどろしながらも、なんとか真相告白のチャンスをうかがうが、気弱な彼が自分から言い出せるはずもなく、彼の焦りとは裏腹にとんとん拍子で結婚話は進んでいった。
一方、アンジェロから手紙を受け取った女性 ロゼッタは、イタリアの海辺の貧しい村に住む女性。見知らぬ相手との結婚に抵抗はあるものの、アンジェロの手紙に同封されてた写真に一目惚れしてしまった彼女は、期待に胸を膨らませ会える日を心待ちにしていました。
そして、自分の村の教会で予備結婚式みたいなのを挙げて、想い人の待つ見知らぬ大地へ向けて旅立つのです。
期待と不安でいっぱいのロゼッタが船から降りると・・・・・そこにはアンジェロと名乗る男性が待ち構えていて・・・・・
アンジェロの伯父夫婦が経営するカフェ。彼らは本国からエスプレッソ・マシーンを輸入するのですが、常連さんのイタリアおじいちゃん達の喜びようったら。『念願かなってホンモノのコーヒーが飲める~~』と大はしゃぎ。
イタリア人のコーヒーに対する情熱みたいなのを見せられました。
これ、アンジェロが投げ込んだ小石が、彼の周りに大きな波紋をひろげるんですが、でも収まる先はハッピーエンド。『もしかしたら、こうなるんじゃないの?』っていう終わり方で〆てます。
アンジェロを演じたジョバンニ・リビシ。彼は名脇役ですよね。どんな作品でも存在感がピカイチです。もうちょーっと「うじうじした」雰囲気を無くせば、もっと良いのに・・と思いますが、でもそれがなくなったら彼じゃない気がするからね。このままで、更に面白い役を期待しましょ。
イケメンの弟を演じたのは、アダム・ガルシア。名前からしてイケメン。
コヨーテアグリーに出てたらしいですが、、、きれいなおねいちゃんの顔しか覚えてない(笑)
ロゼッタを演じたのは、アメリア・ワーナー。イーオン・フラックスでイーオンの妹を演じたんですよね?確か。あの時もかわいいひとだ~って思ったけど、やっぱりかわいいわ。で、え??『アノ』コリン・ファレルと結婚してたことがあるの?!しかも、その上スピード離婚してるの?!うわぁお。
なにかと話題のイタリア人(笑)ですが、彼らは陽気でいいですよね~。
神父役で出てるバリー・オットーさんは、ミランダ・オットーのお父さんだそうです。
公式HP--→ http://www.pan-dora.co.jp/little-italy/
ところで、どうでもいい話なんですが・・・
恋っていいですよね~。特に片思いなんかは、相手のことを深く知らないから、彼の人格なんて一切無視でコテコテに自分の理想で固められるし、目と目が合っただけでも2人の間にトキメキの衝撃波がはじけるポップな(?)感覚に浸れて楽しいし。でも、あの感覚って・・・こちら側からの一方的な思い込みなんでしょうかね?単なる勘違い??思い過ごし?はじけてるのは私の心だけ??(笑)
まぁとにかく、恋愛の現役引退はしたくないですね。
この映画、私の住んでいる地域ではもう終わってしまったので、
結局見れずじまいでした(涙)。 DVDが出たら見ます!
アダム・ガルシア、カッコよかったでしょw
私もちょっとお気に入りの俳優さんなんです。
『タップ・ドッグス』、お薦めです。http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tydt/id162987/
by (2006-07-13 12:03)
おりょんさん、こんばんは~。niceありがとうございます。
こちらでも上映期間短かったですね~。ミニ系は短期間が多いですよね。私も多くのものを見逃してます(涙)
ジョヴァンニ、彼はいい味だしますよね~。ほんとこうゆう役が巧い。それと、そのジョヴァンニさんとは兄弟に見えないアダム・ガルシア!ものすごく濃いイタリア顔ですよね~。見てるだけでドキドキしてくるタイプの顔です(笑)
タップ・ドッグス、チェックしてみますね~。リンクありがとうございます。
by まみりん (2006-07-13 22:34)
こんばんは~!
カフェの常連のおじいちゃん達かわいいですよね~。
そうそう、アダム・ガルシアかっこいいですよね。
私もこの映画を見てから、「タップ・ドッグス」買っちゃいました(笑)。
彼はミュージカルにも出ていたのですが、歌もとても上手ですよ~。
いつか生で彼の舞台が観たいものです。
by dharma (2006-07-16 19:38)
こんばんは~
これだけ、お顔の違う兄弟だとかわいそうですね。
同情しちゃいます。しかも、また恨めないことにすごい兄思い。
だから兄のいい面が見えてこなかったですね~
まあでもみんなハッピーエンドで良かった良かった~
TBさせてくださいね。
by ange (2006-07-16 21:28)
dharmaさん、おはようございます。
エスプレッソに対するこだわりが面白いですよね~。イタリアの人って陽気なので、あまり小さいことにこだわらないのかと思ってたら、味にこだわってたし(笑)
アダム・ガルシアさんはミュージカルの人なんですか?生であの顔を見たらトンデモナイコトになりそうです(笑)
angeさん、おはようございます。nice&TBありがとうございます。
ほんと、兄の良さが全然なかったですね~。なんかいじけた大人って印象のみになってしまいました~。そこが残念ですね。もうちょーっとお兄ちゃんにも良い所を出してあげればよかったのに。
ほんと、兄思いでハンサムで(でも女性に対しては・・・?)言うことなしの弟をもっちゃうと、不幸かも(笑)
by まみりん (2006-07-25 09:01)