ナニー・マクフィーの魔法のステッキ [映画[2006]]
出演:エマ・トンプソン、コリン・ファース、ケリー・マクドナルド、アンジェラ・ランズベリー他
監督:カーク・ジョーンズ
原題:NANNY McPHEE 2005年 アメリカ・イギリス・フランス
エマ・トンプソンが、石頭の大人と分からず屋のお子ちゃまに贈る、ハッピー・エヴァー・アフター・ファンタジー。(はい。最近ハッピー・エヴァー・アフターって言葉、好きです・・笑)
1年前に妻と死別した葬儀屋のブラウン氏は、7人の子供をかかえ、今日も頭をかかえていた。子供のいたずらにも辟易していたのだが、その上彼を悩ます出来事が次々に。
まず、妻方の親戚のアデレード伯母。この1年にわたり、何かと援助をしてきてくれた彼女だったが、突然『1ヶ月以内に再婚しないと、援助を打ち切ります』と言ってきたのだ。援助を打ち切られたら、子供たちは皆施設に送られてしまい、一緒に暮らすことが出来なくなってしまう。それを阻止すべく、再婚相手を探すブラウン氏だったが、子供たちに事情を話していないため、誤解が生じてしまう。
次にナニーの問題。この1年間に、じつに17人ものナニーを追い出してきた子供たち。町の紹介所には、ブラウン氏の所へ派遣するナニーが残っていない。というか、残っていてもブラウン氏の子供の評判は知れ渡ってるので、もはや誰も仕事を引き受けないのであった。
とにかく頭をかかえるブラウン氏の前に、ゴツイ杖を携えた一人のナニーが現れる。
彼女は見た目からとっても変わっていて、つながったカモメまゆ毛にだんごっ鼻、大きなイボがブツブツ付いててその上でっ歯っ!!!これでもかーーーなお顔立ちなんです。そして、彼女にはある秘密が・・・・・・・・・・
いたずらものの子供たちが、心をいれかえる事はできるのか?そして、再婚問題は?ナニーの【強制的な】助けを得て、子供たちはハードルをひとつひとつクリアしてゆく。そしてその先には・・・・・
子供たち個々のインパクトが、ちょ~~っと足りなかったと感じてるんですが。皆で協力して盛大な悪戯(悪戯の域を超えてるよね)をしてるのは、楽しそうで良かったのですが、イマイチインパクトに欠けるのは何故なんだろう??
それプラス、ブラウン氏の趣味の悪さったら、ないね。こりゃぁ酷い。もっと落ち着いて考えれば、ナニーの力を借りずとも解決できただろうに。
邪悪な微笑みを顔に張り付かせている長男のサイモン。演ずるのはトーマス・サングスター君。これではちょーっとビミョーですが、次回作の『トリスタン&イゾルデ』では、ヤング・トリスタンを演じて美少年ぶりを発揮してますねぇ。(トリスタン・・・スパイダーマンの悪役の息子クンが出てるので、これも楽しみだなぁ)
使用人のエヴァンジェリン役の女優さん。ケリー・マクドナルド。彼女って「ネバーランド」でピーターパン役をした人らしいです。印象違って、女っぽ~い。
ビビッドでキッチュなファッションや小道具が良かったです。いかにもお伽噺の世界って感じで。
最近エマ・トンプソンって、奇妙な役が多い気が・・・
むちゃくちゃスマートな美人さんなのにね~。
コリン・ファースはあの横分けがたまらんっ!!
もう上映は終了してると思うので、DVDでどうぞ!!
これ、上映館少ないですね。観たかったのに~
でも、肝心の子供たちのインパクト少なめだったんですか
ちょっと致命的?でも、変なコリン・ファースも観たい~
とにかくDVD待ちです。
by ange (2006-05-24 22:22)
angeさん、こちらにもnice&コメントありがとうございます!
敗因は、服やら小物やらセットやらに『色』を使いすぎたせいだと思うのですが。そのかわり、ナニー・マクフィー自体は地味~~で(笑)
ナニーが事あるごとにつぶやく、ため息まじりの『スンっ』ってのが忘れられないです。あれは印象深い(笑)
DVDでゆる~く鑑賞してください!そのような内容ですので(笑)
by まみりん (2006-05-24 23:58)