マダムと奇人と殺人と [映画[2006]]
出演:ミシェル・ブラン、ディディエ・ブルドン、オリヴィエ・ブロッシュ、ジュリー・アンヌ・ロット他
監督:ナディーヌ・モンフィス
原題:Madame Edouard 2004年 フランス・ベルギー・ルクセンブルク
これ、好きです。
フランスで人気のミステリ、レオン警視シリーズの中の『マダム・エドワール』を原作者自らが脚本を書いて監督もこなして映画化。意気込み感じちゃいますね。
舞台はベルギー・ブリュッセル。墓場で無残にも右腕を切り取られた死体が発見される。捜査を担当するのは、レオン警視。なぜか触ったものを次から次に壊す助手の刑事ボルネオと、愛犬のバブリュットを連れて捜査に乗り出すが・・・・・
そんな中、2人目の死体がこれまた墓場で発見される。墓場守も実に疑わしいのだが、確証を得ないまま事件の謎は更に深まってゆく。
被害者は皆、美大生だという事実を掴んだレオン警視は、捜査の末、ビストロ『突然死』に行き着いた。ここには実に変わった人たちが集まってきていた。
おかまのイルマ。いつもロゼワインしか飲まないローズ。とてつもなく不味そうな不味い料理ばかり作るコックのジェジェ。いつも鳥を連れてる老人など。
皆一癖も二癖もあるような連中だらけ。
事件の被害者がビストロの下宿人だと分かった彼らは、面倒くさいことに巻き込まれるのはイヤなので、なんとか警察の目がこちらを向かないようにと画策を始めるが・・・・
このなんとも安っぽい感じの作り、いいですね~。これを映画にしちゃう所もいいですね~。
キャラクターがもの凄いんですよ~。
レオン警視は見事なつるっぱだし、その容姿に似合わず手が空いてる時には編み物をしてるし。
彼は母親と暮らしてるのですが、その母親が懸賞マニアで、懸賞に応募する為に商品をめちゃ買いしてるので、夕飯のメニューがとんでもないものだったりするんです。(煮込んだ芽キャベツだけ、とかが何日も)
しかも当たるのは絶対使えないようなモノばかり(笑)
そして当たったものを息子の同僚などに売りつけたりしてます。ん~、堅実。
そして、レオン警視の秘書。彼女はおしゃれさん。メイクに凝ってて(塗りすぎ)ピアスも変わった趣向のものを好んで着ける習性(笑)が。
生きた金魚入りのピアスとか、オルゴールにもなるピアスとか。
そして、レオン警視の仕事部屋。これは続きものの物語なので、きっと説明などは他でなされてるのでしょうが、人型の穴が壁に開いてるんですよ。奇妙です。
これって・・・翻訳本出てないのでしょうか??私の検索の仕方が悪いのか、ヒットしないんですよね~。
なんか面白そうです。
ベルギー・・・・・ビールとチョコレートの国だぁ~♪
公式HP--→ http://www.longride.jp/madame/
こんばんは。これ全然知らなかったんですが、公式サイトちらっと見てきました。ほんと「つるっぱ」! あとの面々もなんだかとっても濃いですね~。
by うるる (2006-03-10 20:03)
うるるさん、こんばんは~。
これ、映画でいいのか??な『ゆるい』作りなんですよ~。って、あの公式ページを見れば一目瞭然??(笑)
でも、、、いい男、このハゲしかいないし・・・・何も観るものがないときにオススメ(できるかなぁ??)
by まみりん (2006-03-10 21:21)
このつるっぱ!はいい男?なのね・・・
私は同じつるっぱ!でもデュリスがいいな~~。
by うるる (2006-03-10 21:30)
渋すぎだよね(笑)
デュリスのつるっぱは、とっても新鮮でキュート♪だもんね~。
by まみりん (2006-03-10 21:34)