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Be Cool [映画[2005]]

出演:ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマン、ヴィンス・ヴォーン、セドリック・ジ・エンタテイナー他

監督:F・ゲイリー・グレイ

原題:Be Cool                      2005年 アメリカ

ふっ・・・最高に軽いノリで楽しめる映画ですよ。

『ゲットショーティ』の続編なんですね。って、←観てないぞ。

前回ギャングから足を洗い見事に映画プロデューサーに転身したチリ・パーマーが、今度は映画業界から足を洗い音楽業界に転身をはかる。・・・でも、音楽業界はギャングの世界以上に異常だった。利権を求めてよからぬ奴らがウヨウヨしているのだった。血で血を洗う抗争で、生き残るのは誰だ?・・・ってな展開ではないです。厳密にいうとね。もう、何がなんだかわからない状態で、あちこち入り乱れて殺しあう・・・というか、勝手に死んでいく(笑)。自然体で全然力の入ってないチリの思うように、事態は展開していくんですね。

チリは別のレコード会社との契約で飼い殺しにされてる女の子の歌声に魅了され、彼女のプロデュースを強引に進めることに。それに怒ったレコード会社の社長や彼に雇われた殺し屋や、チリが目撃してしまった殺人事件の犯人やらが、チリの命を狙うのですが・・・もう入り乱れて、大騒ぎです(笑)。ついでにエアロスミスも登場して、ライブで一曲歌っちゃってますねぇ~。ちょっと得した気分です。それにしても、リブ、お父さんに似なくてよかったね。

トラヴォルタ+ユマ VS ハーベイ・カイテル+ヴィンス+ザ・ロック+ロバート・パストレリ・・・・・etc.もう、ぐっちゃぐちゃ。罠に嵌めたと思ったら、自分も罠に嵌め返されて・・・∞ ループしてます(笑)

もう、キャラクターがすっごいです。ヴィンスはあのまんまな中途半端な悪者だし、殺し屋は「妙にクルクル回る浮いたカツラのロシア人」と「腕はピカ一だけど、ケアレスミス(人違い)殺人をしてしまうバカ」とかだし。これで一番すごいのは、やっぱりザ・ロックでしょう。彼、ゲイの役なんですが(笑)ミニ・アフロにやらしげなおヒゲ、お部屋にはキティちゃんのぬいぐるみを持ってて、役者を目指して頑張ってる男って設定なんですよ~。トラヴォルタを襲わなきゃいけないのに、彼が映画プロデューサーだからってついつい仕事を忘れてオーディションの約束を取り付けたり・・・・展開が軽くって~。で、ザ・ロック様、ゲイという設定上必要不可欠アイテム(?)、ぴったりピチピチパンツ、ご披露してますよ~。やはり、あのピッチピチのパンツは、ゲイ様御用達だったんですね。しかも、上にはシャツ。これですよ~。もうむっちゃ合ってた(笑)、オダジョーよりも合ってたかも。ほら、鍛え上げられ方がプロでしょ?もう、すっごいです。もう、大好きかも(おぅ、ついにカミングアウトか??)それプラス、彼サントラで歌ってるし(笑)本編のどこで挿入されてたかわかんない・・・サントラ、買いか??

トラヴォルタ、あの下手糞な笑顔(口元だけで笑うので、本物の笑顔に見えない)が、なんとも言えずいいですよね~。映画の中で、踊るシーンあったけど、けっこう抑え目のダンス・シーンだったので、ちょっと物足りないですねぇ。でも、年とりましたね~。バックの演奏はブラック・アイド・ピーズでした~。

ユマ・サーマンは、すっごい素敵です。トラヴォルタと常に一緒に映るから、顔の小ささが更に強調されてて良かったですよ~。そして、ビキニ姿もご披露しちゃってるんですが、これがすっごいの。完璧なボディですなぁ・・・。肌がめっちゃきれい。

エンドクレジットの所で気になった点が・・・スタッフ・ロールの所で、やたらと『John Travolta's ・・・・・』って頭に付くものが結構あったのですが・・・色々なものに専属スタッフを置いてるんですか?トラヴォルタさん。さっすがスターだ!!と思ってしまいました。

とにかく、どんな無茶な展開でも、『Be Cool!』な気持ちで観れば、楽しめます。


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