SSブログ

ローマの休日 [映画[2005]]

出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート、テュリオ・カルミナティ他

監督:ウィリアム・ワイラー

原題:Roman Holiday                     1953年 アメリカ

映画館で観たの初めてです。ん~、やっぱりヘプバーンは永遠の妖精ですねぇ・・・。いつ見ても素敵です。

これはビデオが擦り切れるくらい観ましたよ~。で、ここ数年観てなかったのですが・・・やはりいいですね。この映画、好きです。

デジタル・ニュー・マスター版での上映でしたが、字幕が少々変更されてましたね。

ストーリーは・・・・・各国歴訪中のとある国の王女さまが、退屈な公務を逃れる為に冒険をして、そして一人の男性と恋に落ちて別れるまでを描く。

一気に燃え上がり、そしてそのまま結ばれることなく想い出の中だけで生き続ける恋・・・・・素敵ですよね~。傍から見ると(笑)。実際には結ばれた方が断然良いのですが・・・。でも、お互い嫌な所なんて見えないでしょ??こんなに短くちゃ。そこが魅力的ですよね。そんなのが永遠に続くなら(笑)。でも、それは不可能なので、嫌な所もひっくるめて愛せるような男性にめぐり合えたらな~と夢見る今日この頃。そんな人は居っこないのですが(現実的です)。

撮影とかの技術が未発達なぶん、役者達の細かな演技が光りますよね。ちょっとした眉の動かし方とか、目配せとか。将軍役のおじいちゃんが、とってもチャーミングでした。アン王女が鎮静剤(?)の注射を打たれるのを見て、失神しちゃうとことか。あとは・・・歓迎レセプション中の退屈しのぎに靴を脱いでしまい・・・の時の、側近の男女(伯爵夫妻?)の顔の演技が面白い。何度観ても、クスクス笑えます。

これ、初めて観たときから、グレゴリー・ペックにはそれほど興味を持ってなかったのですが・・・今日改めて大きなスクリーンで観ても、それは変わらなかったです(笑)。これは・・・・ヘプバーンの美しさ・かわいらしさを愛でる作品なんですよね。彼女はこれでハリウッド・デビューをし、アカデミーの主演女優賞を貰ってます。

ジョー(グレゴリー)とお別れした後の記者会見で、会見場の記者の中にジョーを見つけるんですが・・・その瞬間って、うっっってきますよね。あと、想い出に残った土地は・・・・『もちろん、ローマです。』の時も。

これ、最近のみたいにキス・シーンが生々しくない(笑)所がいいですよ~。むやみに舐めまわす(笑)んじゃなくって、せつない口づけなんだもん。いいです。あと、むやみに『愛してる』とか『好きだ~』とか言わないとこもいいです。

パラマウント映画のキャンペーンかなにかで、1日だけの上映ですが・・・古い映画でも、ず~っと色あせない感動を保ち続ける作品ってあるんですよね。

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 (初回生産限定版)

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 (初回生産限定版)

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2003/12/17
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

うるる

まみりんさん、汚い駄作の後に美しい名作を見られたんですね~~。しかもスクリーンで!
わたし、これ最初に見たのは・・・遅いんですが、大学の英語の授業! 当然字幕なしの英語で・・・汗 だから、いまいち(いや、ほとんど)何しゃべってるかわからなかったんですが、後で字幕ありの普通のビデオで見直しましたよ~。ほんと、素敵ですよね。デジタルニューマスターのDVDとかも出てるんですね。
by うるる (2005-08-20 16:51) 

まみりん

うるるさん、こんばんは。
汚い駄作(笑)、一度観ただけで返しちゃったので、ちょっと禁断症状が・・(笑)DVD買っちゃうか???

これ、いろんな言語が混ざってるから、字幕が付いてない所も結構あるんですよね。挨拶とかなら、何語か見当つくけど、それ以外は早口だったりするし・・・訳す人も大変だったろうと思います!!(だから、字幕ナシはキツイを通り越してますって・・・笑)
私が初めて観たのは、中学生の頃??それ以来、何回観たかわかりません(笑)
by まみりん (2005-08-20 20:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。