タッチ・オブ・スパイス [映画[2005]]
出演:ジョージ・コラフェイス、タソス・バンディス、マルコス・オッセ他
監督:タソス・プルメティス 2003年 ギリシャ
ネタバレしてます。
トルコとギリシャ両国の関係が悪化したことから、イスタンブールから強制退去を命じられたギリシャ人のファニス少年一家。トルコ国籍を持つ、スパイス商店を営むおじいさん1人を残して、彼等はアテネへと旅立つ。後から追いかける、おじいさんのその一言を信じ、ファニス少年は再会を心待ちにするのであった。だが、季節が何回廻っても、その約束は叶えられなかった。そして、30数年の月日が流れ、宇宙物理学者となったファニスの元へある知らせが届く。おじいさんがこっそりギリシャを訪ねてくるという事だった。逆におじいさんをびっくりさせようと、ファニスは得意な料理の腕をふるい、その時を待ちわびていた。が、いつも食事の前には不吉なベルが鳴る・・・
おじいさんは、スパイスを宇宙に見立ててますね。なんかうなづけますね。っていっても、スパイスに詳しくないし、料理に使う種類も限られてますが。
お料理がとっても官能的なんですよ。おいしそう~とかよりも、官能的。料理する事も食べる事もすっごく好きなんでしょうね。
あっと、しかも映画のはじまりがおっぱいのアップですから。。。そこは官能的っていうのとは全然違う意味で出るのですけど。
もう、主役の成長したファニス役の人がいいわ。程よく押さえたワイルドさ?そして、中年のセクシーさ?なんか、にじみ出てて・・・・・良い。もう50歳過ぎてる・・・・・え?
作品じたいも、良いものでした。