The Life and Death of Peter Sellers(原題) ピーター・セラーズの愛し方 [映画[2005]]
出演:ジェフリー・ラッシュ、シャーリーズ・セロン、ジョン・リスゴー他
監督:スティーヴン・ホプキンス
言わずとも知れた天才コメディー俳優・ピーター・セラーズの物語です。
<あらすじ>は書かなくてもいいでしょう。彼の生き様が描かれてるのです。
私が彼を知ったのは、『ピンクパンサー』シリーズです。あのとぼけた演技とあのテーマ曲のとぼけたメロディーがぴったりで、とっても大好きです。キャラクター的にいっても、あのピンク色の豹は大好きなんですね。(見えにくいのですが、私のブログの写真はピンクパンサーです。今度もっとよく写そう。)
最近、ピンクパンサーシリーズのDVDが出ましたよね。私はまたもや(お金がなかったので)バラバラに買うという失敗をやらかしてしまってるのですが、今注目なんですよね。(まだ全部そろえてないです)。今年、新しいピンクパンサーの映画が上映されるみたいですし。
で、ピーターなのですが、彼は母親に溺愛されて育ちます。『自分の父親みたいにはなるんじゃないよ。』が口癖だった母親。そんな歪んだ愛情を受けて育ったピーターは、やはり性格が歪んでしまったよう。売れない時にも支えてくれた良い妻がありながら、ソフィア・ローレンに一方的な恋心を抱き、果ては奥さんに離婚を迫る始末。(この恋は勿論の事、実りません)よくありがちな話ですよね。
恋にも破れ、家族も壊れ精神的に不安定になるピーター。すがれるのは占い師の助言のみ。でも、その助言も自分に都合よく解釈してしまい、更に悪化。
そんな所へ舞い込んできたのが、『ティファニーで朝食を』の監督、ブレイク・エドワーズの新作への出演依頼だった。後に、ピーターとエドワーズはぶつかり合いながらも、おもしろい作品を次々に発表してゆくようになる。(ピンクパンサーシリーズ)
ピンクパンサーの続編への出演依頼を拒み続けてるピーターに、裏金で操った占い師を仕向けるのですが、B・E(勿論、ブレイク・エドワーズを意味する)をブリット・エクランド(スウェーデンの美人女優)と勝手に解釈し、彼女に猛烈にアタックして、電撃結婚。監督の思惑ははずれてしまいました。
このブリット・エクランドはシャーリーズ・セロンが演じてるのですが、とってもキュートな感じで、いつものラックスな感じのセロンとはちょっと違う雰囲気。全然わからなかったです。で、カンヌで上映された時、(製作中はイメージが違うといって騒いでた)ブリット本人も駆けつけ、3人そろっての赤絨毯。その時のブリットは62歳だそうですが、、、、、どうみても、30代にしか見えんぞっ!!!どうゆうこと?マジック???
あぁ、あらすじはいいとか言いながら、書いてしまいました。
で、ピーターを演じたジェフリー・ラッシュ。これがまた凄いのなんのっ。巧いのは言うまでも無いのですが、もう・・・生き写し状態。私の知ってるクルーゾー警部そのまんまでしたよ。ジェフリーさんは確か『パイレーツ・・』のバルボッサでしょ?全然違うよ~。でもすっごく巧いよ~。
ビヨンド・ザ・シーもそうですが、伝記物今の所成功してますね。お次は『アビエイター』に期待。
ジェフリーラッシュ凄いですよね。やはりあの手の役者の出せる味なのかと。
アビエイター期待してます!
by まろがぁ (2005-03-10 23:08)
私はピーターセラーズ本人かと思ってしまいました。すごかった。うちの方ではもう上映終了しちゃったんです。なので、DVD出るまで観れないです。
by まみりん (2005-03-10 23:19)