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ヒヤヒヤドキドキ!! [こどもモノがたり]

暖かくなりましたねぇ・・・。
保育園の送り迎えのついでに、ちょっとお散歩、って気分にもなりやすい感じ。

あぁ、でも、もうすぐ仕事復帰・・・今のうちにお外の空気をいっぱい吸って感度を高めておかなくちゃなぁ・・・仕事も大事だけど、暮らしの感度が高くないといい仕事できないものね。
しばらくは自転車操業になるだろうから、ちょっと充電しておかないと。頭の中身も。

しかし、ベビーカーを押して歩いていると、女性、また、ちょっとお年の上の方は、必ず、ベビーカーの中をのぞいて通り過ぎますね。自転車だったとしても、赤ちゃんの顔を見て、ふっとお顔がゆるむし、長男を連れていれば、頭をなでてくれる。
信号待ちや病院の診察室では、必ず声をかけられるし。

こどもって、血のつながりがなくっても、いるだけで、人に幸せを配って歩いてるんだなぁ・・・って、つくづく実感するのでありました。
まさに社会の宝だ!

次男は、今日、離乳食が一歩進んで、ジャガイモのつぶしたのを食べてみました。
が、長男の時はちゃあんと作ったのに、今回はみそ汁からひょいと取り出してつぶしてあげちゃった・・・ら、味噌の味が気にくわなかったのか、しかめつらして、べーってだしてた(笑)
しょうがない、明日は、ちゃんとじゃがいものプレーンなのをつくってあげようか。

お粥は、既に、つぶしたのかつぶしてないのかわかんないような、お米から炊いたお粥を、子ども茶碗に半分近く食べるようになったので、食べること自体は好きらしい!
容れ物を、スプーンを、自分で持って食べたがります。
お兄ちゃんの真似してるのかな???

で、長男のほうですが、春の訪れとともに、今月に入った頃からか、言ってみれば、運動の「敏感期」ってやつにさしかかっているのかもしれません。
急に跳んだり、走ったり、いろんなところに登ったりすることが多くなってきて、最近では、すごく素早くなってきて、いやー!もう、ヒヤヒヤドキドキの連続になってきました!

いろいろと家庭生活においても、自律・自立が進んできて、自分の身の回りのことを自分でやりたがり、お手伝いも毎日いろいろやりたがり、そして、なんと、ずっと「次男君きらーい!」と言ってはばからなかったモノが、「次男君だーいすき!」に変わったんですよ。

まぁ、それでも、「ママ、抱っこ」「ぎゅーちて」「ほっぺすりすりしてぇ」っていう可愛い甘えん坊も毎日ですけど、少しずつ、少しずつ、長男はママの手を離れていきそうな・・・ちょっと寂しい? なんて、まだまだずっと甘えん坊で手がかかるんだろうけど、「今、大変だろうけど、今が一番幸せなのよ!」と言ってくださる周囲の皆様の声に、そういうことなのかなぁ、と思い始めたところです。

しかし、本当に、長男の運動量にはびっくりです。

走るのはもう早くなって、ベビーカーを押しながらだと追いつけるのか?!みたいなことが増えて。
で、好奇心が旺盛なものだから、道の反対側に、タッとわたってしまったりして、きゃー!車が来たら死んじゃうよ~、だめでしょぉぉぉ!みたいなこともしばしば・・・。

ちゃんと見てるのに、ひょいっと出るから、危なくて仕方ないのです。
そのたびに、「だめー!」とか大きな声を出す羽目に。

高いところから飛び降りるのも、30センチくらいなら平気で見てましたが、こないだ、図書館に行った帰りに、1メートルくらいのところに登ったぞ!と思ったら、飛び降りた!しかも、図書館のバッグを持って!きゃー!と思ったが、上手に着地☆

今日も、走りながら15センチくらいの段差をハードルよろしく飛び越えていて、うーん・・・これはいつか躓いて、顔をしたたか打ちそうだ・・・と思ったり。

いやー、無事でよかったよかったぁ。
と胸をなで下ろしながら、ヒヤヒヤドキドキ歩くのが日常になっています・・・。
決して、そうそう目を離しているわけではないんだけどねぇ・・・。
怖いよ~。

でも、この手の、ヒヤヒヤドキドキの行動は、どこまで止めて、どこまで経験させるか、って、微妙なところですよね。

かといって、危ないからって、ベビーカーに大きくなった子どもを乗せて歩き回るのは私はしたくないしね。時間がかかろうと、危なかろうと、自分の足で歩いて行って帰ること。この繰り返しこそが、大事なことだと、私は思っているから、自転車での送迎もきっとしない。ま、家と保育園と職場が近いからこそできることなんだけど。

ただ、親だからこそ、何かがあっても責任が持てるから、ぎりぎりのところまでは経験で身体で感じさせたいと思うんだけど、やっぱり不安は不安なので、手を出すか、とか、止めるべきか、とか、思うこともあるんだけど・・・まぁ、でも、そういうのは「後の祭り」で考えることのほうが多いんですよね、実際。気づいてたら、止めてるかも!気づくより、彼の行動のほうがはやい~(笑)

もちろん、最初に例であげた、道を渡ってしまうのは、相当危ないので、これは最初から止めるけど、高いところからの飛び降りとかは・・・ね。怪我をしたらしたで覚えるところもあるだろうしね。
保育園や祖父母では、絶対に、安全を守るだろうから、親と一緒にいるときこそ、この「ぎりぎり」が体験できるんだよな、と頭では分かっているが、でも、怖い!

ま、でも、私は結構てきとーだし、お気楽なので、まぁ、怪我して覚えろ、と思って見てますが、内心は相当ヒヤヒヤで、お願いだから大きな怪我はしないでね、っていつも祈ってます・・・。

それとともに、かつては、感情的に怒っちゃった・・・(http://blog.so-net.ne.jp/mamaru/2007-01-22-3)なんて悩んでもいましたが、怒り慣れたら、ま、感情的に怒ったとしても、それはそれで、いっか、ニンゲンってそんなもんだ、って分かるだろうし、と、そこらへんもおおらかになってきました。

ただ、睡眠不足でイライラしちゃってたりとか、後で書くけど、子どもに説明できないような怒り方をしてしまうと、必ず、彼は泣いたり、抵抗したり、納得しないので、そういうときは、「叱る、ではなく、ただ怒っただけになってしまったのだな」と思って、ぎゅっと抱きしめたり、少し笑いに持って行ったり、こちらも、いけない、いけない、と気分を切り替えて接するようになりました。

前に見たいに、「怒っちゃった・・・いけなかった・・・」とママが反省しすぎるのもよくないな、と。
たまに、そういうことがあっても、日々の積み重ねで愛情が重ねられていれば、ちゃんと理解しあえるし、フォローができる。

そういうのも、怒濤のごとく、ふたりの子育てをやってきて、少し親としてやっていける自信がついた証拠、なのかもしれません。
長男だけ見つめての子育てだったら、ずっと私は反省しすぎたりしていたかも・・・。

しかし、ほんと、怒り慣れてきましたよ(笑)

いつも諭して・・・って思っていたが、こういう危険回避の時にはまず、「だめぇぇぇえ!」って言わないとどうしようもないもん。で、毎日あるし、毎日どころか、しょっちゅう、「だめぇ!」を言わなくちゃいけなくって・・・。で、その後で、なるべく理由を説明するようにしてます。

道の反対側に行ってしまったときは、「だめぇ」の後で、まず、それに驚いてまたこちらにわたってきてしまい、まずこちらにこないように注意しなきゃいけないんだ!って二度もどきどきしちゃいました。そうして捕まえて、「ここは車がいっぱい通るから、そうやってぱっと出たら危ないよ。死んじゃったらママ生きていけないから・・・」って言ったら「ボクもいやー」って言ってました。が・・・きっとまたやるんだろうなー。気をつけよう・・・・。

ガードレールから身を乗り出した時は、「駄目」の後で「車にお顔持って行かれちゃうよ~」って言ったら、やっぱり「いやぁ!」って。「この柵のこちらがわぎりぎりまでは行ってもいいけど、その向こうは危ないんだよ」と、どこまでがいいのか、というのもついでに教えてみました。

自閉症のお友達の叱り方では、危険を教えるにも、「駄目」では理由が分からないから「降りなさい」とか「危険だよ」って言わなくちゃいけないんだって話でしたが、実際、健常児だって同じですよね。「駄目」ってことだけでなく、どうして駄目なのか、どこまでが良くてどこまでが駄目か、そういうことを都度都度教えていくからこそ、「加減」が分かるんだと思う。

子どもの喧嘩もそうだけど。

危険も回避させてばかりでは子どもが自分で生きていけないし、さりとて、ぎりぎりの経験はこちらも怖いし・・・あぁ。心臓に悪い今日この頃。

そうそう、こういう観察の結果は、自分以外で子どもを見る可能性がある人たちにもちゃんと伝えておかないとね。木の葉さんに伝えたら、えらく怖がっていたけど、親じゃないから、怖いのは当たり前だよね・・・いつも、本当にどうもありがとう。

今日、保育園に送ったついでに先生にも、最近そうだ、と言っておかないと散歩のときとか大変かなって思って言ったら、先生が「今が一番できるって思って自信がついているところでもあるしやらせたいけど、過信したり気が緩むと、あ!ってなるんですよねぇ」って。

やっぱりねぇ。

そういえば、先の保護者懇談会でも、K君のママが、怖くて怖くてっておっしゃってたなぁ・・・。
うちもそうだな、って思ったけど、あの時はまだ甘かった!
こんなにすばやくなるとは思わず!
K君は少し生まれが早いから、きっと、あのときK君ママは今の私の心境だったんだ!って思う。

そういや、そのとき先生が
「そういうタイプは大物になりますよ♪」
って言ってくださったから、そう信じて、見守ることにしよう。

余談だが、今思えば、だが、先生方はやっぱりプロで子どもをよく見ている!
だって、上記の例では「mamaruさんちはどうですか?」って、うちに指名があったし、ほかの悩みのときも、「どうですか?」ってたずねられる人は、必ず同じ悩みを持っていそうだ、とか、すでに答えにたどり着いていそうだ、ってママたちだった!!
さすがだなぁ・・・!

あぁ、でも、怖い!
子どもを信じているから、不安、ではないけど、怖いのは怖い!

だが、怪我をしたらしただ・・・とは思うけど・・・大怪我は怖い。
ただ、用心してれば、適度な経験で済むかな・・・。

神様!どうぞ元気なこどもたちをお守りください!

神頼みしかありません。

しかし、今は、危険に対するものだけど、これからも、いろんな面で、どこまで支えるか、って悩みが出てくるんだろうな。
まぁ、毎日、それなりに歩みを進めていれば、多くのことは、自分で解決できるようになるだろうし、なってほしいとは思っているけど、親の助けも絶対に必要なときがあると思う。

本当に必要なときに、だけ、必要な分、うまく、手を差し伸べられるママになれるかどうか。
ママもこれから修行のようです。


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pingu

そーなんですよ~!そのヒヤヒヤドキドキとどこまで手を差し伸べるか。
さじ加減が難しいな~と日々思います。
何でもやってみなけりゃ解らない!と私自身が思うので,
凜ちゃんには痛い思いもしっかり体感してもらおうかと思い,包丁を与えた次第。
そして,案の定の怪我。
後に残らない怪我ならいいかな~と思ってはいますが,ホントに必要な時に必要なだけの手助けって難しいですねぇ。
その日その気分,こちらの声かけでも変わってくるみたいだし(苦笑)

のんのんさんも書いてらっしゃいましたが,なまじっか会話が成立してると,何がどう危険か説明したコチラとしては全て伝わって理解できてると思ってしまいがちなんですが,やっぱりそこは子ども。そうじゃないんですよねぇ,,,(笑)

あとは,「そんなことしてお車に轢かれちゃったら,階段どーんって落っこちたのより痛いんだよ。痛いどころか死んじゃうかもしれない!凜ちゃんが死んじゃったら,おとーさんにもおかーさんにも会えなくなっちゃうんだよ?おとーさん,泣いちゃうよ。おかーさんだって泣いちゃう!」って言ったら「凜ちゃんはだいじょうぶだよ!」な~んて言われて閉口することも,,,。うーん,キケン度合いの説明も難しいな,,,と思う日々です。
by pingu (2007-03-20 14:29) 

mamaru

ありゃ、包丁で手を切っちゃったの?
大事なくて良かったね~。
でも、それで、包丁自体が怖くなっちゃったりしないといいね^^;
とりあえず、我が家はママが恐ろしいので、包丁は危ないから駄目って言うと、おままごとの包丁を持参してくるよ(笑)
鍋もある意味恐ろしい!火があって、小さいから鍋に触っちゃうんだよね。
でも、昨日は一緒にすいとんを作って、少しポトンポトンをやってもらった!
無理なくできる範囲の模索が難しいよね~。

そうそう、会話が成立してても、危ないことが分かってても、こどもだからね~!!我が家の息子も、飛び出しは危険だってわかってるんだよ。結構、彼はあれで賢い。でも、できないんだよね~。
命にかかわるから、できない、じゃ困るんだけど、だからこそ、子どもなんだよね。ほんと。

しかし、凜ちゃんは大丈夫だとのたまうか!
うちは、「いやー」って泣きそうになっている。
男の子って幼いのかしらね(笑)

あ、でも、そういえば「わかってる!」とか、「してないでしょ?」って、言われることもある!駄目って言われることが自分でわかってて、できたときは、そう言うんだよな、うちのは。
by mamaru (2007-03-20 14:41) 

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