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42972 DB ARDmz106 / Ep.IV(テーブルランプ取り付け) [Maerklin-Reisezugwagen]

暫く?テーブルランプの話題から逸れたので、今日はまたテーブルランプにしたい。今回は、もう1台のバー車(ARDmz106)に取付けたテーブルランプに触れてみたい。そもそもこのモデルは、ここでも紹介したあの"TEE Helvetia '68"セットに同梱されていたARDümh105とほぼ同じモデルの車体色をBeigeからElfenbeinへ、そして赤色スカートへの塗り替え、"Bar"の文字を車体サイドへ入れたモデルである。
実車では、他にも若干の違いがあるが、基本的には同じである。

このモデルにも純正の室内照明とテーブルランプを付けてみたのだが、テーブルランプはバーのテーブル席部分だけなので個数は少なくて済む。
このモデルについては、テーブルランプの傘やテーブルクロスに白を差した以外にも実車の写真を参考にバー部分のカウンターやソファなどにも色を差してみた。(ちょっと色がはみ出てしまった部分もあるが、ボディを付けると誤魔化せる?

実は私はこのモデルも非常に期待をしていたものの1つであったが、どうもメルクリンらしく?その設定が曖昧で同時期にリリースされた"IC Südwind"と同じくくりでリリースされてしまった。更には、このモデルを紹介したカタログ記述ではARDuemh105となっていて、明らかに違うのであるが、モデルの印刷表記にはちゃんとARDmz106と印刷されているあたりが、リリース前の混乱を読み取れる...。

そもそも、バー車は以前にも書いたように"IC"に組成される車輌ではなく、1等車のみのTEE列車専用の特別なサービスのための車輌であったのである。にも関わらず、実際には存在しないICのサボがこのモデルに印刷されている。
折角のEp.IV時代の末期TEEのモデルであるのだから、これに沿った新しい1等車と食堂車だけを加えたTEEセットをリリースして欲しかったののが本音。同時にリリースされた食堂車はWRmz135 (42973)で、あのパンタグラフ昇降機能の付いた好モデルである。(このモデルについてはいずれ改めて紹介したい)
どちらかと言えば、個人的には"IC Suedwind"としてではなく、「TEE」としてWRümh132をリリースして欲しかった。(バー車とペアの2両セットでも良かった)

"TEE Helvetia '68"も、この"IC Südwind"ももう少し実車編成を研究して、リリースするモデルや列車名を変更するなどの吟味があれば、商売的にもうまくできたのではないか?と思う次第である。(最初私は"IC Südwind"ということで供食車に"QuickPick"を期待したのだ)

まぁ、過ぎたことは致し方ないと思うが、今後新しい282mmスケールでリリースされるであろうモデルのセットには、期待をしたいと思う次第である。

参考までに当時の"IC Südwind"と"TEE Rembrandt"の編成をPwMから引用してみたい。

IC680 "Suedwind"
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/ZB/IC680_W79-80.html

TEE10/11 "Rembrandt"
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/ZB/TEE10-11_W79-80.html


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klaviermusik-koba

Rheingoldの終末期の頃、マンハイムで2列車に分かれて、主編成は バーゼル行き、後ろの3両だけ分割されてミュンヘン行きで、そのうちの1両がクラブ・カーとして運転されていたことがありましたが、このクラブカーはメルクリンで出されたことはあったのでしょうか。ご存じでしたらお教えください。

HK
by klaviermusik-koba (2006-12-21 19:01) 

BOAC VC10

職場からの書き込みですので、手短に。

Club Rheingoldは、開放室車Apmz121からの改造車ですが、
メルクリンからの製品化はされてませんね。
Adeから、オレンジ線付でプラグドアのAvmz111やApmz122、
WRmz132と共に、フルスケールが出ていたのが、
唯一の模型化製品だったとおもいます。
by BOAC VC10 (2006-12-21 19:37) 

BOAC VC10

あ、WRmzではなくて、WRmh132でした。すみません。
by BOAC VC10 (2006-12-21 19:40) 

Akira

Klaviermusikさん、コメントを..そしてBOAC VC10さん回答をありがとうございます。私が答えなくても完璧ですね。
TEE 末期のRheingold'83は、TEE色にオレンジ帯の付いた車輌群ですが、私もこの編成はモデルで欲しいんです。Club RheingoldだけならばBOAV VC10さんの書かれたようにApmz121からの改造車なのでメルクリンから製品化も難しくないでしょうが、問題は、Avmz111.1(プラグドア)とApmz122(プラグドア)なんですね。
でも、Club Rhiengoldは、後にIR色で夜行列車"LUNA"のクラブカーになるなど、そのどれもがTEE終焉後、色々な場面で活躍しているので282mmで製品化を望みたいというというのが私の願いでもあります。
by Akira (2006-12-22 02:14) 

klaviermusik-koba

akiraさんVC10さんコメント有難うございました。このあたりの博学さ、もう私はとても追いついていけない感じですが、あのクラブカーはTEEなきあともやはりクラブカーとして残ったのですね。TEEクラブカーもいずれ、何かから改造を施したものだろうとうすうす気はついていましたが。

いずれどの客車も28センチになるのでしょうが、このクラブカーにまで回ってくるまで私は生きているかどうか?
by klaviermusik-koba (2006-12-24 16:06) 

Akira

中々"Rheingold '83"は製品化されないので、私も残念に思っていますが、"Rheingold"は基本的にDBを代表する看板列車なので、可能性はあると思います。製品化されているのは、今の処ade社ぐらいですから意外にスキマなモデルなのかも知れませんね。
by Akira (2006-12-24 22:36) 

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