SSブログ

アメリカ・イギリスの決済システム [株]

今日届いた、あるメールマガジンに紹介されていたサイトです。

 (←リンクしています。)

「アメリカを読む」
不思議の国アメリカ、“オンライン決済不在”の驚くべき実態

興味ある人にとっては、面白い記事です。
なんでもかんでもチェック(小切手)で決済するアメリカの実情が生々しく書かれています。


実はイギリスに住んだときに、同じような驚きを感じていました。

日本であれば、クレジットカードで買い物をすると、およそ1ヵ月後に代金が登録口座から自動的に引き落とされて利用明細書が送られてくるシステムです。

ところがイギリスでは、クレジットカードで買い物をするとおよそ1ヵ月後にクレジットカード会社から利用明細書と請求書が送られてくるのです。

そのまま放置しておいても支払いは実行されず、ついには”不渡り”という事態になってしまいます。(つまり、以降クレジットカードが使えなくなる。)

どうするかというと、請求書にサインして、チェック(=小切手→通常現地の銀行で預金口座を作ると小切手帳が渡されます。)を記入して、クレジットカード会社に送り返すのです。
それでやっと支払い処理がされるわけです。
(実はその後も、上に紹介したサイトに書かれているように銀行間で複雑なマニュアル処理がされているのかもしれません・・・。)

そういうことでクレジットカードを使っても面倒なことが多くて便利じゃない
それでも仕事で出張も多いので使わざるを得ないのです。

毎月、ものすごい数の手紙でのチェックのやり取りが発生しているわけで、これはひょっとして郵便業界(イギリスはおそらく今でも国営のロイヤルメールが主なサービスを行います。)の利益を維持するために圧力がかかっているのかと勘ぐったりしてしまいます。

旧きを頑なに守るイギリスらしいといえばそうですが、やっぱり金融に関してはスピードも大事だし人為ミスを減らすことも大事。なんとかするべきだと思うんですけどね。ま、住んでいない今となっては完全に他人事なんですが。

それにしてもアメリカも同様だったとは・・・。
あらためて・・・日本のシステムって立派なんですね!


久々、株の話題。

今日は保有する三菱UFJファイナンシャルグループの株価が5万円上昇。
決算発表期待だったのかな。

でも引け後に行われた決算発表の評価は”微妙”のようです。

マネックスの夜間取引を見ると売り優勢。やばいか・・・!?


nice!(10)  コメント(18)  トラックバック(1) 
共通テーマ:

nice! 10

コメント 18

haru

チェック社会だとは知っていたけど、
引き落としにならないのは面倒ですね。
日本って便利!
by haru (2007-05-24 01:35) 

さえ

日本って意外とすごいのね。というか、アメリカとかがちょっとおかしい?!
便利なはずが逆に手間がかかってしまったら意味ないよねぇ。。。
by さえ (2007-05-24 13:57) 

Zunko

この記事、ご紹介戴いて有難うございます。連載されるみたいなのでこれから読ませていただこうかなと思います。インスパイアーされて早速コメント書いてしまいました。。。TBさせて戴きます♪

日本のシステムは立派だし。。日本の信頼関係を前提に成り立つ社会システムは奇跡だと思います。。。そのままずっと続いて欲しいです。。振り込め詐欺とか俺、俺詐欺とか出てくる位ですから、結構危ないですよね。。。
by Zunko (2007-05-24 17:26) 

さとちゃんのDady

こんにちは。
アメリカの決済制度、信じられないくらいアナログ的ですね。
僕が自営独立したころ、小切手を毎月何十枚と振り出しましたが、2度不渡りになると銀行取引停止になりますから、細心の注意を払ったものです。アメリカのシステムって、ゆるりとしたものなんですね。
株、僕はりそなHDを10株も持っています。買ったときからへこみっぱなしです。昨日は好決算の発表で5%ほどあがったのですが、それでも買値よりへこんでいます。 今日もいまひとつですねぇ。
銀行株はほんとに難しいですね。
by さとちゃんのDady (2007-05-24 21:40) 

Jalana

haruさん、
アメリカではスーパーでチェックを記入して買い物してる人を
みかけることがあります。
面倒くさそうだけど、慣れなんですかね。
by Jalana (2007-05-24 22:40) 

Jalana

さえさん、
国によって差があるのは確かですね。
オランダではもう10年以上前ですがデビッドカードがものすごく
普及してました。ほとんど現金を持ち歩く必要がなかったです。
by Jalana (2007-05-24 22:47) 

Jalana

Zunkoさん、
気に入っていただけてうれしいです^^
奇跡か・・・。
少しずつ積み重ねた結果だろうから確固としたものはあるんだろうけど
冷静に考えると危ういバランスの上に成り立っているのかな。
それでも、これが成り立つ社会というのは誇るべきものだと信じます!
by Jalana (2007-05-24 23:07) 

Jalana

さとちゃんのDadyさん、
お久しぶりです。
そういえばかつて郵便局から振り込みしようとすると、「電信扱い」と
「文書扱い」(でしたっけ?)っていう選択肢があって、いったいなにが
違うんだろうと不思議に思っていましたが、「文書扱い」っていうのがまさに
アメリカのシステムなんですかね。
by Jalana (2007-05-24 23:11) 

naonao

ブログに遊びに来てくださってありがとうございます。
なんて運がいいのだろ~ってすごくいいブログのタイトルですね!
運をどんどん呼び込んでる気がします。
by naonao (2007-05-25 10:11) 

YAP

リンク先を読ませていただきました。
怖い話ですね。
イギリスもこんな旧態依然のシステムだったとは。
ちょっと唖然としてしまいました。
by YAP (2007-05-26 18:00) 

Jalana

naonaoさん、
コメントありがとうございます!
by Jalana (2007-05-28 00:24) 

Jalana

YAPさん、
日本が進みすぎてるのか、他が遅れてるのか・・・?
便利なシステムに慣れてしまっていることは確かです。
by Jalana (2007-05-28 00:25) 

炎遊人

このイギリスのシステムが導入されていたら、小生のような職業の人間にはカードは持てませんね。
イギリスも偉大なる後進国の一つでしたか。
by 炎遊人 (2007-05-28 03:15) 

Jalana

炎遊人さん、
イギリスの人にとってはこれが普通だから特に遅れているとは思って
ないんでしょうけどね。
イギリスにいるときは毎月チェックを書くのが習慣になっていたので
日本に帰ってきたときになんだか物足りないような感覚を”一瞬だけ”
感じました。
by Jalana (2007-05-29 23:37) 

newyork

お久しぶりです。リンク読んでみました。面白いですね。学生の頃からこっちで暮らしているので慣れてしまっていて、あまり疑問に思わなくなってしまいましたが、言われてみればそうですね。日本では当たり前の銀行引き落としですが、アメリカで電気代、電話代などが自動引き落としに変わり出した頃、チェックの方が信用できるから、チェックが良いという人達もいました。慣れの違いですね。
by newyork (2007-05-30 12:58) 

このチェックシステムの固持とチップの精算制度仕組みが、長年の疑問です。
by (2007-05-31 05:17) 

Jalana

newyorkさん、
お久しぶりです。忙しいですか?
慣れてるほうが確実だし安心してるっていうのはあるんでしょうね。
節約の観点から払ってる実感を感じるという意味ではチェックも
いいんですけどね。
by Jalana (2007-06-02 15:17) 

Jalana

Ikesanさん、
チップの精算については疑問ですね。
たとえばレストランのテーブルに残していくチップはどうなるんでしょうね。
ウェイターのものなのか、店のものなのか。
クレジットカード支払いの金額にチップを乗せると自動的に店に入るはずでが
現金だといったい誰のものなのかがすごくあいまい。
by Jalana (2007-06-02 15:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。