早期発見の落とし穴 [免疫]
たとえば乳ガンが早期発見されて、手術で取ることができたとしよう。医師は、
「よかったですね、これでまた元の生活に戻れますよ」
というケースは多いと思われる。
しかし、それで本当によかったのだろうか。
日本自律神経免疫治療研究会の福田稔理事長と、新潟大学大学院医学部の安保徹教授が発見した福田ー安保理論では、ガンをはじめとするほとんどの病気は、働きすぎ、悩みすぎ、薬の飲みすぎなど、過度のストレスにより交感神経優位状態が続き、免疫力が低下することで起こるとしている。
ということは、ガンを取って、元の生活に戻ってしまっては、ガンを招いた根本原因である「ストレス」は残ったままなので、いずれまたガンになってしまう可能性が高いのではないか。
ガンはその人の生き方に対する体からの警鐘ととらえ、自分の人生のあり方を見直す契機にすべきだと思う。
しかし、現代医学では、そこまで踏み込んで考えることはほとんどないといわざるを得ない。
誠に遺憾に存じます。
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