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山頭火は「輪の外」 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

恵比寿といえばラーメンということで、一人になるととりつかれたようにラーメンを食べている気がする昨今。

さて、というわけで(ちょっと前になるのだけど)10日前の日曜日の昼。
「九十九」に行ってみたら15人ほどの行列。よく考えたらチーズが入ったら(究)ラーメンも、九十九トンコツもとくに食べたくないことに気づき、「一風堂」の赤丸目指して進路変更。
「一風堂」はもっと並んでた。20人以上だった気がする。

地元に住んでるのにわざわざ週末に並ぶのはものすごく損!な気がしたので、道を渡って「山頭火」に。

「山頭火」

ご存知かと思うが、山頭火は「トロ肉ラーメン」で有名な北海道出身のラーメン屋である。渋谷の並木橋のあたりにある店舗にはいつも人が並んでいる。
が、恵比寿店は誰も並んでなかった。客の出入りは順調にあるものの、供給スピードが充分間に合っている程度。やっぱり昼ドキくらいは需要過多でないと、人気店とは言えない。

実は辛いラーメンが食べたかったので、辛みそラーメンを頼んでみる。よくみると、周りの客も辛みそを頼んでいる人が多いようだ。辛みそのどんぶりは他よりも少し小さい。
来てみると、辛みそラーメンにもトロっとしたチャーシューというか肉がのっていて、これは非常に美味しい。さすがトロ肉の山頭火。
で、麺はというと、とくに特徴の無いちぢれ麺。
スープは、こちらもとても美味しいは美味しいのだが、とくに特徴は感じない。「辛い味噌」である。
食べ終わると一抹の不満足感があったが、それはトロ肉に比べて他がフツーすぎることによるものだろう。
だから、最低限「トロ肉ラーメンの辛みそ」か「チャーシュー麺の辛みそ」をオーダーするべきだったのだと気づく。

味自体は総じて美味しいと言える。さすが名高い有名店。だが、この店には大きな欠点があった。

それは店構え。

薄暗い店内は格調というより無個性な感じで、せっかく各店舗で揃えたであろう壁の素材も蛍光灯の冷ややかな明かりの下で安っぽく見える。うん、最悪なのはこの安っぽい蛍光灯。この明かりのせいで、とてもこだわって作った店とは思えないのだ。だから楽しくないしありがたくない。美学が感じられない。サービス精神も感じられない。センスも感じられない。ラーメン屋だけでなく、飲食店はすべてそうではあるが、食べ物だけにお金を払うのではないのだ。

そんな当たり前のことに気づいた。
「山頭火」恵比寿店は、ちょっとリフォームするだけでゼンゼン満足度が変わると思うよ…。
恵比寿ラーメン激戦の輪の中に入りたいでしょうに。


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