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鳶を制するものは…(新年鳥見オフ会・前篇)

1月6日の新年鳥見オフ会から1週間たってしまいました。
別に練りに練っていたわけではなくて、たんにゆっくり書く時間がなかっただけ…。
前・後篇に分けてお送りしたいと思います。

行った先は茨城、群馬、埼玉、栃木4県にまたがる渡良瀬遊水地。
その特徴は(私にとって)、とてもとても広いということ。
面積にして3,300ha…といわれても私もわからないのですが、
去年行った井頭公園が約93.3ha、葛西臨海公園が79.58haといえば、
言葉どおり桁違いの広さということがご理解いただけるでしょうか。


(国土交通省関東地区整備局 利根川上流河川事務所によるパンフレット
「渡良瀬遊水地 Watarase Retarding Basin」より空から見た渡良瀬遊水地の写真)

ともかく、JR古河駅にエルモさんに迎えに来てもらい、
sakamonoさん、ハギマシコさん、po-netさんと集合したところから、話は始まります。

春分さんとゴーパ1号さんとは谷中湖史跡保全ゾーンというところの駐車場で合流の予定ですが、
まだ時間があるので、エルモさんの案内で谷中湖(一発変換OKでした)湖畔にやってきました。
途中の葦原で猛禽が飛んでいるらしき姿を見ましたが、この時点ではまだなにがなにやらわからず。

車から降りて湖畔に立ち、ハギマシコさんからレクチャーを受けました。
ふむふむ、トビは翼を水平にして飛ぶが、チュウヒはV字形で飛ぶと。
(ハギマシコさん、合ってます?)


君は誰?(※ハギマシコさんによれば、ノスリかも、とのこと)


遠い…。


(トリミング写真を追加してみました)

それにしても今回、ついうっかり図鑑を忘れたのは失敗でした。
ふだんの鳥見散歩には図鑑を持っていかないので、鳥見グッズリストに入っていなかったのです。

するとそこへ春分さんから電話があって、もう集合場所に来ているとのこと。
でも私は自分たちのいる場所がうまく説明できません。
それでも数分後に、湖畔を歩いてくる2人の姿が見えました。


画面の隅が黒いのは、今回テレコンバージョンレンズというものを使ってみたものの、
充分望遠にしないとケラレというものが生じてしまうことがよくのみこめていなかったためです。
というか、こういうものを使うと望遠でとりたいものと、そうでないものを交互にとりわけるのは大変なのね。
(そういえば、ゴーパさんの赤い靴はかわいかったなあ)


テレコンバージョンレンズを装着したS3ISくん。

早めに合流した私たちは、その、どこだかよくわからない場所で挨拶を交わし、
しばし鳥を見てから、谷中湖史跡保全ゾーンへ向かったのでした。


私にとってこの日はホオジロ・デイでした。


これはきれいにとれたので、さらにアップで。


うーん、かわいい。
このあたりが、今回の鳥のベスト・ショットです。(はやっ)
しかし、数年前ならこの鳥をスズメだと思っていたことでしょう。

航空写真でいうと、ハート形の湖のへこんだあたり、谷中湖史跡保全ゾーンで鳥を見ます。


木のてっぺんにとまっているのがベニマシコ?

  
うーむ、トリミングしてもわからん。


葦原(ススキじゃないのかなあ)の中を進みます。
(葦原と言われても、アシがどのようなものかわかっていないため、確信が持てないのです)


カワラヒワ、うーん遠いのよねえ。
カラスや、ヒヨドリや、ムクドリや、モズも見たのですが、写真なし。


オフ会メンバーのみなさんが、それぞれに鳥などを見るようす。
先に来ていたおじさんたちも、鳥を見ていたのかな?


トビをフレームに入れるのも難しい私。
「なんだトビか」と言われてしまう気の毒なトビだけど、私はふだん見ないので充分嬉しい。
鳶より始めよ、とも言うではないか。…言わないけど。
あるいは、鳶を制するものは猛禽を制す、とか?


…(トビなの?)。(※ハギマシコさんによれば、チュウヒとのこと。次の写真も)


…(トビではない?)。

このあと更にasahamaさん&相方さんと合流し、
9人になった我々はふたたび湖畔へ。


なにしろ谷中湖は広く広く、カモたちがとおーくにいるものですから、
あまり熱心に写真はとらずに、双眼鏡で見たり、スコープをのぞかせてもらったりしていました。


去年の井頭公園では1羽しか見られなかったミコアイサの雄がたくさんいたので嬉しくて。
ハギマシコさんに雌もいると言われて、どこ、どこ?と探して、
やっと見つけられたときはもっと楽しくて、嬉しかったー。

どこへ行っても人の姿は少ししか見かけなかったのに、
お昼ごはんにと行ってみた「道の駅きたかわべ」が混んでいたのはびっくりでしたが、
小さなお店で300円のうどんを3回に分けて3つずつ作ってもらい、
3人ずつ食べたのはなかなか楽しかったです。
あのうどん、ちゃんと写真にとればよかったな。

というところで、後篇につづきます。


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コメント 10

最初のお写真の地図がナイスです。
鷹の写真ですが、、、1枚目は解り難いのですがノスリみたいですね。
2枚目はもう少しトリミングでUPしたらわかるかも。3枚目はトビでいいです。4~5枚目はチュウヒですね。でも良く飛んでいるの撮れましたね、、、凄いです。
またベニマシコのトリミングは翼帯(白い)が2本あり、お腹が赤っぽいのがわかりますので特徴が出ています。いつかもっと近い所から撮りたいですね。
by (2008-01-12 23:36) 

はてみ

>ハギマシコさん
はやっ! 鑑定ありがとうございます(^^)
鷹の2枚目、トリミングしてみました。
本当にハギマシコさんがいらっしゃらなかったら、
私の鳥知識はどのようになっていたことか。
チュウヒがとれていたとわかって、とても嬉しいです(^^)
by はてみ (2008-01-12 23:55) 

ゴーパ1号

あっ!スクープされちゃったのですか!
日だまりの散歩は、めちゃめちゃ気持ちよかったですよ。
それにしても、たくさんの鳥が撮れてますね。すごいなぁ。
ハイイロチュウヒって、ほんとうに上質な雰囲気でしたね。
(そうそう、asamahaさんの相方さんの靴下も赤色でしたよ^^)
by ゴーパ1号 (2008-01-13 01:37) 

春分

スクープと言うか、フォーカスだなー。「お相手はミュージシャン」か。
楽しい湖畔散歩でした。
猛禽もだいぶよく撮れてましたね。「ワシタカ類飛翔ハンドブック」(新版)を
見ていますが、どれが何やら私には結局よくわかりません。
by 春分 (2008-01-13 08:37) 

sakamono

こんなふうに順番に記述していくのもおもしろいですね。後編が楽しみです。私のカメラと性能的に、大差ないハズなのに、大きくキレイに撮れているなぁ、と羨ましい限りでした。と、いうコトはウデの差か^^;?この鳥はホオジロでしたか。自分も撮っていましたが、家で見た時には何だか分からなくなっていました^^。
by sakamono (2008-01-13 17:05) 

キタノオドリコ

ハート型の谷中湖(私も一発変換OK)、よくわかる地図ですね。
湖畔の二人、ナイス!(笑)。
バッチリじゃないっすか、ホオジロ。今もって私にはスズメに見えますが(><)。
アシでいいと思います。湿地がアシ(ヨシは通称)、山地がススキ、総称して屋根の材料がカヤと覚えましょう(たぶん・・・自信ないけど)。
「鳶より始めよ」、私もそう思います。
by キタノオドリコ (2008-01-13 18:08) 

まめぞう

い~な~、岸辺のツーショット!何だか教授と学生みたい!^^

ここにはいつも一人で行ってるので・・・

やはり今回の様に仲間と行くのがいいですね。2人いれば眼は4つになるし、3人いれば6つ・・・それだけ見つかる鳥が増えますしね!d(^。^)
by まめぞう (2008-01-14 12:57) 

はてみ

>ゴーパ1号さん
>そうそう、asamahaさんの相方さんの靴下も赤色でしたよ^^
うーん、それはチェックしそこねました、残念。

>春分さん
おふたりともこの湖畔散歩について言及されていたので、
載せることにしたのでした。

>sakamonoさん
写真が多くて構成に迷う時は、迷わず(?)時系列順で。
後篇は鳥が少なめでした。

>キタノオドリコさん
カヤという木もありますが、屋根を葺くのはススキなどでしたか。
いつの日か、鳥見をごいっしょできるのを楽しみにしています(^^)

>エルモさん
あまり望遠で人を撮ったりなどしませんが、
このときは2人を見つけた喜びに、思わずシャッター押しました(^^)
by はてみ (2008-01-14 18:46) 

asahama

3300haに300円で3人ずつ、3回。
いろいろ楽しかったです。
また行きたいなあ。
by asahama (2008-01-14 21:35) 

po-net

皆で鳥を探して追いかけるというのは、なかなか楽しいものですね♪
それにしても皆さん、鳥見つけるの早いですねぇ。なかなかついて
ゆけず、きっとみんなの半分ぐらいしか見てないかな。
それでも十分楽しかったです~
by po-net (2008-01-16 00:02) 

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