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昆虫ゲーム狂騒曲 [新作ゲーム]

so-net blog界の「ゲーム吟遊詩人」と僕が勝手に命名している、「ののお」さんのねじれ帝国 in blog記事より、

「ビームを撃つ昆虫ゲーム」

がこの世に存在することを知りました。
後で件のゲームはジャレコの「バトル昆虫伝」だと教えていただいたのだが、半信半疑でレビューサイトを見たところ大ウケ。いやぁ、これはスゴイ(笑)

さらに調べてみると、ジャレコは「バトル昆虫伝」と同時期(1999年)にゲームボーイでも「Get虫’倶楽部 みんなの昆虫大図鑑」という、虫ゲームを出していたりします。
なんというか現在の「ムシキング」の流行を考えると、ジャレコは「とてつもなく大きな鉱脈」を逃した気がしてならないです。惜しかったね、ジャレコ。

という訳で先日GBA版も発売され、映画化も決定したりと、只今大ヒット中の「甲虫王者 ムシキング」。本当に盛り上がりぶりが伝わってきます。
しかし、かつて「ポケットモンスター」を追って、「デジタルモンスター」、「デビルチルドレン」といったフォロワーが生まれたように、成功したゲームがパクられるのは世の常です。
そこで今回は、「バトル昆虫伝」のように過去にリリースされたものの「ムシキング」になれなかった(?)昆虫ゲーム、あるいは「ムシキングに続け!」とばかりにこの夏にリリースされている(or 予定の)昆虫ゲーム達を取り上げてみました。



「THE 虫とり大国 ~新種発見!ノコギリカブト!?~」
「シンプルシリーズ」の廉価ソフトでおなじみ、D3パブリッシャーより。6月30日に発売されたばかりのDS専用ゲーム。サブタイトルはちょっと微妙(笑)
400種類以上の昆虫が登場するとのことで、「採集」に重点を置いたゲーム性の模様。プレイヤーの行動により、ゲームの舞台となる「森」が様々に変化し、通信機能で相手の「森」に遊びに行けるというアイデアはちょっと面白い。
尚、PS2のシンプル2000シリーズでは「THE 昆虫採集」が発売予定。こちらは「多摩動物公園」と昆虫通販の「六本脚」が監修とのことで、知育的要素を盛り込んでいる。


「GET!ぼくのムシつかまえて」
「時空の旅人」、「シャドウゲイト」などとファミコン時代には一貫してプレイヤーの心に残るゲーム(←主にトラウマだけど)をリリースし続けた素敵メーカー ― コトブキシステム、ことケムコより03年7月11日に発売。(余談だが、最近のケムコは携帯コンテンツと北米市場に活路を見出しています)
登場昆虫は約250種。通信では昆虫の交換が可能。最終目標は昆虫図鑑の完成ということで、やはり「収集」メインのゲーム性のようだ。
プレイヤーには「体力パラメーター」があり休養が必要、名前のわからない虫は「博士」に鑑定してもらえる、ショップやオークションで捕まえた昆虫を売買できる、などとなんだかRPG的アレンジが加えられている。キャラクターデザインはなかなか可愛らしい。


「みんなの飼育シリーズ3 ぼくのカブト・クワガタ」
MTOより03年夏に発売。
「ムシキング」が最初にアーケードで稼動を始めたのは03年初頭だそうだが、こちらの元となった「みんなの飼育シリーズ ぼくのカブト虫」、「みんなの飼育シリーズ2 ぼくのクワガタ」は既に01年に発売されている。先見の明があったんですね。ゲーム的にも「収集、育成」の両方が楽しめる模様。
尚、メーカーサイトには告知が無いけどamazonによると「みんなのソフトシリーズ2980 ぼくのカブト・クワガタ」の名で8月4日に再販されるようだ。
ダメじゃん、便乗ならもっと早く出さないと(笑)


「昆虫モンスターバトルマスター」
「昆虫モンスターバトルスタジアム」
今回是非とも紹介したかったのがこれ。カルチャーブレーンより、大胆にも2作同時リリース。

「ムシモン」って、おまえちょっと待て(笑) 

という訳で、こちらは「対戦」要素に重点を置いた内容である。
livedoorニュースでも記事にとりあげられていたけど、ホントに話題になってる?
5月3日に発売済みのはずなんだけど、なんだか世間的には全く評判が聞こえてきませんが。

つうか、カルチャーブレーンの製品群「どこかで見たことがあるような感」は素敵。例えるなら、昔のおもちゃ屋で必ず見かけた「ヒゲの無いドラえ○ん風キャラ」あたりに匹敵するキッチュさ。こういうマインドは今となっては貴重だと思います、頑張ってください(棒読み)



以上、ざっとですが紹介してみました。
ただ、散々茶化すようなことを書いておいてなんですが(笑)、やはり昆虫というのは「恐竜」、「動物」と並んで子供が興味を持つ普遍的存在であるのは疑いようのない事実です。
また、ポケモンで確立された「収集・育成ゲーム」というフォーマットに、昆虫という「実在する生物(それ故改変のしようが無い)」を乗っけるのであれば、どうしても異口同音で内容が似通ったゲームになってしまうのは仕方の無いことだとも思います。

もしも、お子さんをお持ちの保護者の方々がここをご覧になっていましたら、お願いがあります。
「昆虫ゲーム」を買い与えるのもいいのですがそれだけでなく、実際に虫取りができる野山に是非とも連れて行ってあげてください。
あと、お子さんにプレゼントをあげようとする時、くれぐれも「ムシキング」と間違えて「昆虫モンスター」を買うことのないように(笑)


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コメント 3

ああ、よく集めましたね(笑)。
え~っと記事中のゲームで、僕の一番のオススメはGBAの「GET!ぼくのムシつかまえて」なんですが、コレがなかなか意外ともう(笑)。
収集もそうなんですが、町から出て森をうろつく感じが夏休みの気だるい午後っぽくてナイスでしたよ。

で、バトル昆虫伝ですが、ねぇ?凄いでしょ!?(笑)
最初冗談かと思ってましたから、自分。
ツノからビームでさらにはATフィールドでしょ、これはもう笑うしかないッスよね(笑)。
by (2005-07-10 23:33) 

おーしゃん

カルチャーブレーンのナニコレー!!
なんか、火吹いてますよ?聖闘士☆矢みたいに、必殺技を放ったらバックが宇宙になってますよ?
やったモン勝ちとは言いますが、これはあまりにも…。(;´Д`)
流石カルチャーブレーン、我々の右斜め上の遥か上空をぶっ飛んでます。(笑)
by おーしゃん (2005-07-11 09:49) 

loderun

>>ののおさん
nice!サンクスです。あと、事後報告ですがTBさせて頂きました。
僕も今回調べてみて思ったのですが、昆虫ゲームも色々あるんですね。

とりあえず「バトル昆虫伝」は、タイトルを「第二次スーパー昆虫対戦α」とでもするべきです(笑)
あと、ののおさんのblogにもコメントしましたが、個人的に虫取りゲームは「ぼくのなつやすみ」が好きでしたよ。僕がプレイしていたのはPS版でしたが、今ならPS2版の「2」もベスト化されています。

>>柾木神威さん
実は、今回の記事を書こうと思った動機の8割が「昆虫モンスター」です(笑)
念のため、ゲーム屋へ確認しに行ってみたところ、一応は陳列されていました。しかし柾木さんがご存知ないということは、やはり出回ってないんでしょうかね。
あと、「ハムハムモンスター」の破壊力もなかなかのもの。流石、カルチャーブレーン!
by loderun (2005-07-11 20:52) 

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