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ショスタ5の4楽章=思い出の吹奏楽曲(2)= [音楽・楽器]

「チャイ4の4楽章=思い出の吹奏楽曲(1)=」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2008-01-15

前回書いたチャイコフスキー交響曲第4番 第4楽章「スラブ行進曲」が吹奏楽コンクールの自由曲などとしてはやっていた(よく取り上げられていた)ころ、やはり「編曲(アレンジ)もの」としてよく演奏されていたのが、ショスタコービッチの交響曲第5番の第4楽章です。

始まりはニ短調(♭1つ)で、吹奏楽向き。
短いイントロのあと、ティンパニの連打に合わせ、トランペットとトロンボーンがユニゾンで旋律を吹くという、という点でも吹奏楽に向いていると思います。

最後、ニ長調に転調して、金管が華々しいファンファーレ風のフレーズを吹きますが、トランペットの最高音はC(吹奏楽では通常in B♭で記譜されるので、高い「レ」)が出てきます。
さんざん吹いた後なので、バテバテになっているトランペット吹きも多いようです。

全日本吹奏楽コンクールの記録を見ると、1971年に兵庫・西宮の今津中学が演奏しているそうです。

ショスタコービッチの曲で、もう1曲、吹奏楽でよく取り上げられるのが「祝典序曲」

こちらは、原曲がイ長調(#3つ)なので、吹奏楽では通常、移調して演奏されます。

有名なアメリカの編曲は、確か半音下げて変イ長調になっていたはずです。

トランペットのファンファーレで始まる序奏のあと、クラリネットが1本で旋律を吹くのですが、イ長調でA管のクラリネットであれば♭も#もなくて演奏しやすいのですが、半音下げてB♭管で吹くと、相当難しいはず。

こちらは、1973年に島根の出雲一中が取り上げた記録が残っています。

このころは、学校の吹奏楽部にあった全国大会のレコード(LP)!をよく聞いていたので、これらの演奏はなんとなく覚えています。


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