SSブログ

フィンランド放送響聴きました [音楽・楽器]

昨夜、東芝グランドコンサート「フィンランド放送交響楽団演奏会」を聴きに行ってきました。

 

場所:サントリーホール
指揮:サカリ・オラモ
独奏:ミッシャ・マイスキー(チェロ)

曲目は以下の通り。

シベリウス 交響詩「タピオラ」
ドボルザーク チェロ協奏曲

(アンコール バッハ 無伴奏チェロ組曲より)

ブラームス 交響曲第2番ニ長調
(アンコール ハンガリー舞曲第1番) (アンコール 「悲しきワルツ」)

【1曲目:交響詩「タピオラ」】
演奏したことのない曲ということもあり、いま一つ入り込めませんでした。
個人的な好みとしては、シベリウスは「初期の方が聴いても演奏しても楽しい」という印象です。

【2曲目:ドボルザーク チェロ協奏曲】
やはり、マイスキーは素晴らしいと思いました。
右手(弓)が弦に吸い付いているようでした。
どんなに強く弾いても、雑音が聞こえてこなくて、例えると「上手なサックス」という感じの音色でした。

【3曲目:ブラームス 交響曲第2番】
エキサイティングで、「推進力のある」という感じの演奏でした。
(ほかの2曲もそうでしたが…。)
緩徐楽章でさえ、「前に進む力」を感じました。
指揮者の力だろうと思います。

コントラバスは8人。
うち2人の楽器は「ライオン付き」でした。

配置は、「対向配置」でしたが、なぜかコントラバスは上手。
チェロからはかなり離れていて、ブラームスなど、チェロ・バスが融合していない感じが少ししました。

いずれにしましても、弦楽器のフレーズの受け渡しなどを見ていると、ブラームスはやはり対向配置の方がいいのではないかと思いました。

あと、ホルンが他の管楽器から離れていて、全体としては、コントラバスとホルンをもっと中央に寄せた方がいいと思いました。

それから、ブラームスのトロンボーン1番はアルトを使ってました。

トランペットはロータリー。

テューバは、ドボルザークはたぶんC管(B♭管の可能性も)で、ブラームスはF管でした。

【おまけ】
サントリーホールの売店で買った「絵はがき」


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 2

絵はがき、かわいいですね♪
by (2007-02-06 13:30) 

のすけの母

はじめまして。
このフィンランド放送響は、私が住んでおります名古屋でも演奏会がありまして、マイスキーのチェロも聴きたかったのですが、どうしても都合がつかず、行けませんでした。行かれた方が、とてもよかったという感想を聞かせてくれました。
こちらでの、コントラバス視点の演奏会レポは、とても興味深く、楽しく読ませていただきました。
また、マイスキーのチェロを「上手なサックス」と例えられたのも、言い得て妙ですね!!
長々と失礼致しました。
by のすけの母 (2007-02-13 12:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。