「冬のソナタ」～韓国ドラマの話(6)～

「『星に願いを』～韓国ドラマの話(5)～」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-06-25

日本で韓国ドラマの話をするには、「冬のソナタ」を避けることはできません。

韓国ではKBS（韓国放送公社）により2002年に放送されたということですが、NHKは03年にまずBSで放送しました。
当初はあまり見ていなかったのですが、その後地上波も含め、何度も放送されたので、ビデオに録画したりして、結局全部見ました。（結末を知ったのは、04年12月の連続・集中放送の時でした。）

内容はここに書く必要はないと思いますが、「交通事故」「出生の秘密」「三角（四角）関係」「主要登場人物の病気」などなど、韓国ドラマならではの要素満載で、こうした「ベタ」なところも、人気の理由の一つだったと思います。

原題は「キョウル・ヨンガ」で、「ヨンガ」は漢字で書くと「恋歌」ですので、「ソナタ」の意味はありません。（「ソナタ」は、日本では通常「奏鳴曲」と書きます。）
ちなみに、台湾などでは「冬季恋歌」というタイトル、また英語での表記は"Winter Sonata"だそうです。

なぜ「ソナタ」になったかは不明ですが、韓国の現代自動車のベストセラーカーに「ソナタ」という車（日本のコロナ／ブルーバードあたりに相当）がありますので、何らかのヒントになったのかもしれません。

ちなみに、「冬ソナ」は現在もスカパー／ケーブルテレビの"Lala TV"↓で放送しています。
http://www.lala.tv/regular/drama/sonata/index.html

それにしても、出演している俳優・女優たちが、みんな背が高いということは、このドラマで印象的だったことの一つです。