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学んだ外国語:韓国語(2) [日本語・外国語]

「学んだ外国語:韓国語(1)」↓から続きます。
http://blog.so-net.ne.jp/lionbass/2006-05-06

神戸に勤務していたころ、民団(当時は「居留民団」)がやっている「兵庫韓国学園」で韓国語を習い始めました。
前回、韓国語を勉強しようと思った「動機」を書くのを忘れていましたが、一つは1988年のソウル・オリンピックを控えていたことです。
また、神戸に住んでいて、いろんな形で韓国・北朝鮮関連の物事に触れる機会が多かったこともあると思います。例えば、当時住んでいた「団地」のすぐそばには、朝鮮学校がありました。

授業は、文字(ハングル)の読み方やあいさつで始まったのですが、ハングルは割に早く読めるようになりました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「人工的に作られた」文字で、合理的にできていると思います。

先生は、大阪・生野区在住の年配の男性でした。生野区は、「焼肉の街」として有名な鶴橋などがあるところで、朝鮮半島出身の人がたくさん住んでいることで知られています。

この先生は”一世”(韓国から渡ってきた第1世代)で、「字を書く」などという場合の「字=じ」が発音できず、「”ち”をかく」と発音していたのが印象に残っています。
(韓国語のこうした”現象”については、稿を改めたいと思います。)

生徒の方ですが、在日の子弟(多くが高校生や中学生)は、どんどんと”脱落”していきました。ある程度の年齢になって、恐らく親に「勉強しろ」と言われて通うようになったものの、やはり意欲がわかない、ということだったのではないかと思います。
1ヵ月ほどたったときには半分に減っていて、3ヵ月過ぎたら4~5人しか残っていませんでした。

それに比べれば、日本人の生徒は、3ヵ月たったところで半分ほどが残っていたと思います。
前回も書きましたが、それなりに「動機」があって通い始めたからではないでしょうか。

かく言う私も、夏休み前(7月)くらいまでで、通うのをやめてしまいました。
行かなくなった理由はよく覚えていませんが、私の場合も、あまり確たる「動機」がなかったからかもしれません。

結局、その後、ソウル・オリンピックに行くこともなく、韓国語をさらに勉強する機会もないままエジプトに赴任。初めて韓国の地を訪れたのは、それから10年近くたってからでした。

(つづく)


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コメント 2

みねこ

えっ~!!
こんな頃から韓国語をお勉強なさってたんですか?それにしてもたくさんのことにご興味がおありだったんですね。
私はいたって興味などがなくて^^;韓国語の「ち」しかできない現象についてお伺いしたいです。
by みねこ (2006-06-20 07:10) 

Lionbass

お久しぶりです。コメントありがとうございます。

そうなんです。20年近く前に勉強を始めたのに、いまだにしゃべれなくて、恥ずかしい限りです。
その間に、アラビア語と中国語を勉強したので…。(言い訳)

韓国語で「語頭で清音、語中で濁音」という現象は、韓国の人たちは、自分では意識していないのだと思います。
詳しくは、稿を改めますので、少しお待ちください。
by Lionbass (2006-06-20 07:43) 

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