「なんと!」撲滅運動 [日本語・外国語]
きのう、家に帰ってテレビで「世界ふ○ぎ発見」を見ていたら、リポーターが「なんと!」を連発していました。
「なんと!世界で初めて撮影を許可されました」などなど。
テレビで働く人間たちは、結構ボキャブラリーが貧困で、意味のない感嘆詞を安易に使いがち。上記の「なんと!」など、その典型です。
「なんと!」を連発するアナウンサーは、各局にいるような気がします。
例えば、「アッコにお○かせ」のAアナウンサーなど、ニュース紹介のコーナーで「なんと!」をやたらと使っているので、皆さんも今度チェックしてみてください。
私も、いろんな原稿をチェックしていて、「なんと!」の連発にうんざりすることもたびたび。
最近は会社で 「なんと!」撲滅運動 を展開しています。
私見ですが、テレビで使われる「なんと!」の90%は不要だと思っています。
「なんと!」のほかにも、「実に」とか「そんな」などもよくあります。
同じ原稿の中で「そんな○○さん」「そんなある日」など、3行に1回「そんな」が出てくることも。
テレビの原稿を書いている「作家」という人たちもいるのですが、「『作家』を名乗るのはいかがなものか」と思うような日本語のレベルの人もたくさんいるのではないでしょうか。
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