今日は工作機械で旋削加工 [がんばれ中小製造業]
ここ最近のお仕事は、工作機械を使って部品の旋削加工です
つまりは、金属材料を高速回転させ、刃物で削る仕事ですが、
自動盤という、刃物が自動で動く旋盤を使用します。
コレ↑が、自動盤・・・昭和50年代初期のぽんこつです。
ビンボな我が社では、未だに現役バリバリで活躍しています。
かなり、油ギッシュです・・・
実際、この機械を使うと、髪の毛~靴まで、油まみれになります
作る部品はコレ↓
真鍮の角棒21mm角(写真左・写真は短いですが、長さ3m位あります)を、
右の写真のように加工します。
今回の仕事で求められる加工精度は±0.05mm以内です。
コレ↑が自動盤内部。
左のチャックから角棒がニョッキリとせり出し、高速で回転します。
右のタレットに付いている刃物で、材料を削ります。
タレットに取り付けた、刃物各種↓
削る際に排出した切り子がイッパイです・・・
こちらが↓、実際に削っている状態の写真。
角棒の回転数は1400rpmです。
ドリルで穴を開けて、バイト(刃物)で外周を丸く削っています。
真鍮の切り子がたくさん出ます。
仕事中にコレが刺さったりしますが、かなり「ちくっ」と来ます
この仕事も3日目に突入ですが、何とか本日中に約600ヶの加工が完了しました。
来週は、別の部品を加工する予定・・・
次回は、また別の工作機械を使ったときに紹介します。
がんばれ製造業!負けるな中小企業!
僕らも日々、油まみれ・汗まみれになりながら、お仕事に励んでいます。
こんばんは、先日はコメントをありがとうございます。
niceまで頂いてしまって恐縮しています。
まだまだ駆け出しなもので・・・。
一通り加工の過程を見てみましたが、NC旋盤と殆ど変わりませんね。
加工精度が±0.05mm以内と言うと難しい気がしますが、自動旋盤ならこなせますね。
まだ、切子は刺さった経験が無いですが、家でよく踏んで足の裏にたったら困りますね。連れがそうやって運んでくるのに切れましたね。
目に切子がたちませんか?うちは、連れとその父親がよく眼科に走っていますが。
明日仕事なのに・・・こんな遅くまで徘徊してます。では・・・。
by little-roseterejia (2005-06-13 00:57)
little-roseterejiaさん、こんばんわ!(な、長い・・・
こちらこそ、お返しniceと、コメントありがとうございました。
機能的にはNC旋盤と同じようなものですが、全てにおいてメカ制御なので、段取りがすごく大変です。
また、ちょっとでも複雑な加工には、専用の工具などが必要になります。
加工精度0.05mmは、追い込み次第で充分出来る範囲です。
うちの機械では±0.03~2mmぐらいでそろそろ限界ですね。
加工条件次第では無理なものもあります。
ってゆうかそこまでの精度が必要なモノもそうそうないのですが・・・
>目に切子がたちませんか?
自分は、いつも眼鏡をしているので、何度も救われました!
仕事用の眼鏡ですが、ひび割れたり欠けたりしてぼろぼろです・・・
我が社では、眼鏡していない者が切削加工を行うときは、保護眼鏡着用を義務づけています。
一般に3Kと言われて、嫌われがちな仕事ですが、モノ作りはおもしろくてやりがいがありますね!
自分もまだまだ未熟者ですから、お互い精進して参りましょう。
でわ!
by らいむ (2005-06-13 21:01)