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アフガニスタン現地から3  社会 [世界]

 アフガニスタン現地から1と2もどうぞ!

 

 現地で働いている方のおはなしです。

はじめてアフガンの地を踏んだ時の印象は自分がこどもだった時の敗戦直後の復興期を思い出したそうです。たくさんの車にまざって馬車も通れば、牛・羊時にはらくださえ通ります。ごったがえす物売りの屋台、物乞い、装甲車で機関銃構えている米兵。建物はちがうけど、猥雑さ、汚さ、危険さなどは戦争直後の新橋・新宿の闇市、浅草の繁華街などと印象がそっくりだそうです。カナルではたらく人の日当は約240円、戦後復興期に労働者の日当が240円の時期があったそうです。

 

アフガンでは封建時代だそうです。そういうと進歩から取り残された専制君主の国という印象です。でも視点かえると、そこに生きる人には現代より住みやすいのかも?

 

アフガン封建社会の特徴
1大地に根ざした自給自足社会。電気・ガス・水道は不備
2おかねがなくても暮らせるが、ヒンズークシュの雪がなければ暮らせない。
3大家族・家父長制度・部族社会・長老社会・武家社会(軍閥)
4男女同権・人権優先・平等・国家主義でない
5民主主義教育でなく、教育は一族・家庭の中
6封建社会支えているのはイスラム信仰


 アフガンの人の生活基盤はおかねでなく、自給自足の農村社会にあるそうです。

 

以上こういうお話でした。日本の物差しでは計り知れない世界なんですね。そういう世界で現地の人に受け入れられ溶け込む人はすごいなあと思いました。


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東西南北

 2と3も転載しました。アフガンの人々と日本人民が連帯して貧困を無くして共生、見捨てない社会です。連帯。テロも人間でテロの原因は貧困。だから、軍事でなくて「見捨てないよ」ていう連帯と共生で交渉していくことが解決策です。

 テロへの憎しみで戦争しても解決しない。
by 東西南北 (2007-12-05 18:37) 

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