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弁護士も楽じゃないかも?2 [法律・制度]

9月2日の続編です。もし仮に、この事件が弁護士が逆の人で、なんとか減刑になるような弁護したらどうなるんでしょう?被告人に有利にならない弁護してたら弁護士の役目はたしたことにならないので。

    1情状事実を主張することになるでしょう。

でも「遺族への冒涜だ!」と世論に叩かれるかも?どんな弁護も被害者家族には不快なものと、世論には受け取られかねないかも?

  2反省・更生意欲を持つ犯罪者なら罪認めて反省してもらう。

でも反省しないなら?それに説得のため本来の弁護ができないようになるとまずいそうです。一次的義務は弁護活動だそうです。  また弁護士が被告人の証言を公に否定は問題でしょう。

もし、あなたが弁護士なら、どうやって弁護しますか?

  真相は亡くなられたかわいそうな被害者と、加害者が知るのみです。演出?されたニュースショーだけでは見えないものもあるそうです。傍聴(裁判みて、直接検察・弁護側の意見聞く)すると少しかわるそうです。 

 素人のうちにはよくわからないんですが、なんでも法律には実体法と手続法があるそうです。この場合は刑法と刑事訴訟法だそうです。刑罰・拘束など人権が大きく制限されるので、適切な手続きがないとできないことになっているそうです。これが充分機能しないと、弾圧国家になりそうですねえ。有罪だとわかっていても適切な手続きがいります。どんな被告でもちゃんと手続きやるのが社会正義なのかもしれませんね?

 袋叩きの世論は怖いです。エスカレートして、脅迫する人まででます。でも叩いてる人はあまり脅迫には攻めたりしないしないかも。弁護士や、容疑者人権言う人も「同罪だ」といわんばかりのひどいものもでるかも? ほんとかなりうまく弁護しないと、大変かも?最初から断るのはいいですが、でも誰かが弁護しなくてはいけません。自由民主主義を守るのに必要だそうです。ニュースはともかく、ワイドショー・ニュースショーは演出されているみたいです。そのままとっていいんでしょうか?疑問感じないんでしょうか?

 昔の事件ですが、改めて報道・受け手の市民(世論)を考えてしまいました。


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コメント 5

tukui

とても,よく分かる内容でした。うなづけました。弁護士として。
ayuさんのような視点を持って物事を見ていただける社会土壌が小さくなっているのも感じますが。
by tukui (2007-09-06 19:21) 

つくい

ayuさんの記事に触発されて,私も,新たに記事を書いてみました。
おっしゃるとおり,悩んでいるんですよね。
by つくい (2007-09-06 20:42) 

ayu15

コメントありがとうございます。弁護士の方て、本当になくてはならない存在なんですね。 
by ayu15 (2007-09-06 21:27) 

せとともこ

こんにちは。
とても可愛い雰囲気のブログですね。
そして中身のエントリーはあなたらしく真剣で素直で、読んでいるうちに引き込まれました。

さて、さて。
世論と言うか、情報の力について今更ながら思います。
この件もそうした一つの象徴ですね。
この先の動きが気になります。
では、、、またね。
by せとともこ (2007-09-09 16:38) 

ayu15

せとさんありがとうございます。環境だけでなく、こちらも読んでいただいたんですね。
by ayu15 (2007-09-09 22:12) 

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