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会社は誰のものなの? [経済]

  

今までの日記リストです。     
 

 近年、競争強化・格差強化ともいわれています。それがいいのかどうかわかりませんが、アメリカの真似してると日本はどうなるんでしょう?日下さんという財界の第一線で活動されてこられた方のコラムに興味惹かれるものがありました。

  「アメリカ型の論理が日本の相互信頼社会を打ち砕く~訴訟社会の悪しき流行を撥ね返せ!」    というタイトルです。http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/p/08/index.html

 印象に残ったのは     『   昔は株主からの資本金は充分集まらなかったそうです。株主は発言力は弱く、資金は会社の資産(例えば機械)など担保に調達したそうです。考え方として担保の機械は20~30年使えます。10年は安い給与でがまんして、借金返します。残り10~20年は利益上げていきます。機械は古くからいる自分達のものという社長も従業員も思っています。機械を売却して、従業員に退職金を払います。これが従来型のようです。

ところがホリエモンのようなアメリカ型市場原理だと機械は全部株主のものになります。法律どうりにいくと、ホリエモンの勝ちになってしまいます。従業員はおこってやめてしまうと、機械という資産が残り人間いなくなり首切りの手間がはぶけるということになってしまいます。株主訴訟が増えて、日本では社長がきちんと説明できれば済む問題も訴訟になります。費用がかさみます。 いままでの相互信頼社会は低コストだったのです。アメリカはそれで困っているので、日本がアメリカ型になり同じ条件になると、アメリカにとって都合いいのでしょう。  』

こういう感じのものでした。そういえば子どもの頃「おとうさんの会社は・・」てよくきいた気がします。自分達の会社・自分達のものという気持ちがあったのかもしれませんね。最近そうなんでしょう?以前、物作り日本・技術国日本がゆらいでいるというのとりあげました。なんだかこれと関係している気もします。近年アメリカ型がいいという声を聞きますが、それで日本の良さがうしなわれていってるのでしょうか?


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東西南北

 現場で消費者のために働いている人より出資を優先する企業経営を拝金主義というんでしょうね?金より労働が優先する企業を創るのは労働運動でしょうか?
by 東西南北 (2007-09-06 03:34) 

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