SSブログ

世界樹の迷宮【ファイティング・ファンタジー!】 [GAME]

世界樹の迷宮

世界樹の迷宮

  • メーカー: アトラス
  • 発売日: 2007/01/18
  • メディア: ビデオゲーム


相棒から電話がかかってきた。
世界樹の迷宮を買ったが、これがとても面白いという。

「イベントの文章の言い回しが、独特やねん。」

ウィザードリィだの、BUSINだのをこよなく愛するお前には、ピッタリというのだ。
世界樹の迷宮はDSのタッチパネルを使って、ダンジョンの地図を自分で作成するという。
筆者はかつて、完璧なマップを作成するのに情熱を注ぐ、『マッパー』だった。
今でも松本の実家に帰れば、方眼紙にビッチリと書き込まれた、
子供ながらに自信作の地図が、大切にしまってある。

薦めどおりに、予約していたレイトン教授と不思議な町をキャンセルし、
迷宮に入った筆者。

「言い回しが独特やねん」と、友人は言ったが、
ああ……これは……この言い回しは……
ファイティング・ファンタジーですよ!

///

元々RPGというのは、ボードゲームのようなゲームだった。

ゲームマスターというシナリオライター兼司会進行役と、数人のプレイヤーで遊ぶ。
これを、一人でも出来ないかな?と考えて、
コンピュータで再現した(ウィザードリィ)のが、
アメリカのロバート・ウッドヘッドとアンドリュー・グリーンバーグ。

ゲームブックという数百個のパラグラフ(段落)に分けられた本で再現したのが、
イギリスのスティーブ・ジャクソンとイアン・リビングストン。
このゲームブックのシリーズがファイティング・ファンタジーという。

日本では当時、社会思想社の現代教養文庫から、文庫本のサイズで出版されていた。
漢字が多く、小学生だった筆者には、ゲームとはいえ、ちょっと難しい本だったが、
イギリス産ならではの、緻密で不思議で、ちょっと不気味で美しい挿絵にとても惹かれて
国語辞典を引き引き、遊んだのを覚えている。

コンピュータゲームと違って、創りやすかったせいか、
粗製な駄作が乱造されていつしか廃れてしまったが、
ファイティング・ファンタジーシリーズはゲームとして秀逸な作品だった。
初期の2作は扶桑社より、
最高傑作と呼ばれるソーサリー4部作は創土社より復刊されているので、
機会があったら、読んでみるのもいいし、読まないのも自由だ。
 
 
なんちゃって。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。