愛馬を紹介します♪ #3

2002年、初めて出資をしたのが「ロードトライアンフ」でした。


その前年、シンコーファームさんへシンコウラブリイに逢いに行ったとき、トラ君こと
ロードトライアンフはまだ母馬のシンコウリアルと一緒の馬房に入っていました。
その時は、シンコウノビーやピンクタートルも名前を知っている程度の知識しか
持ち合わせておらず、ただただラブリイの事しか目に留めていませんでした。
薄れた記憶を辿っていくと、子離れしたばかりのウルウル瞳のラブちゃんの隣に
シンコウリアル親子が入っていて、「かわいい仔馬だなぁ」と馬房内を覗き込んだ
ことだけは覚えているのです。
そのかわいい仔馬が誰あろう、ロードトライアンフでした。
（この当時、後にトラ君に出資するどころか、この仔がトラ君であるという認識すら
　ありませんでした）
トラ君のママ、シンコウリアルは世界を代表する大種牡馬ウッドマンの半妹。
しかもリアルの母、つまりトラ君のおばあちゃんにあたるプレイメイトは牝馬を数頭しか
産んでいないのでリアル自身も非常に貴重なお馬さんなのです。
場長さんから丁寧に説明をしていただいたこともすっかり忘れ、出資募集馬の
パンフレットの中から一番ハンサムだったトライアンフを選びました。
そんな経緯を後々になって、なんだか見えない縁（えにし）に結ばれていたような、
ひどく感動したのを覚えています。
2003年、2歳になったトライアンフに育成牧場まで足を運び会いに行きもしました。
ふにゃふにゃした可愛い仔馬もすっかり大人びて、立派になったトラを逞しくも思いました。
いろいろなアクシデントがあり、ようやく漕ぎつけた中央競馬でのデビュー戦。
中山競馬場のパドックで再開したトラ君に、涙ちょちょぎれる思いでした。
語り始めればキリがないほど、トラには夢や希望や感動を与えてもらったのです。
デビュー戦が引退レースになってしまったトライアンフは、前脚屈腱炎を克服し、
先ごろ移転先の荒尾競馬場で奇跡的に復活を遂げました。
おそらく、もう二度とターフに戻れないと思っていたので、「感動」という二文字では
表現しきれないくらいの思いです。
そして今日、荒尾に移っての2戦目。1年3ヶ月ぶりの奇跡的な復活劇となった前走では
3着と好走したのですが、連闘ということもあったのか、はたまた早い時計決着となったせいか
しんがり負けをしてしまったようです。
でも、しんがりだろうとブービーだろうとレースに出走できること自体が奇跡的なので、
結果はどうあれ、トラ君の無事を確認でき非常に嬉しく思ってます。
これからも怪我をしないように、少しでも長く現役生活を送れるよう陰ながら応援し続けようと
思っています。
ガンバレ～　トラ君♪

※詳しくは本家ＨＰ　Ｎ＆Ｙ Ｓｔａｂｌｅへどうぞ

〔今日の誕生色〕
　　　　〔ディープシェルピンク〕　　　　　　〔ＴＡＮＧＥＲＩＮＥ〕
　　　　　　　　　　　　　　　　　

〔今日の誕生花〕
　鳥頭（とりかぶと）：トリカブト
　　　　　　　　　学名：Aconitum L.
　　　　　　　　　英名：Monkshood
　　　  　　　　花言葉：後悔・騎士道・敵意

　その他の誕生花：ガマ（慌て者・従順・素直・無分別・救護・慈愛）
　　　　　　　　　　　　ユリ〔黄〕（陽気・飾らぬ美）

〔今日の誕生石〕
　ロードクロサイト（透明）：正義

〔今日は女性大臣の日・戦後民主主義到来の日・北壁の日〕

　　　　　　　　　　　　　　　

コメント 2

はじめまして

私もトライアンフに出資していました。
荒尾で初勝利を飾った時は嬉しかったです♪
しかし、引退してしまったみたいですね。
その後が心配です・・・
何かご存知でしたら教えて下さい
　　↓
http://plaza.rakuten.co.jp/umahiroba/
by ＫＥＩ馬 (2006-01-16 18:24) 

＞ＫＥＩ馬さん　初めまして。
そうでしたか、トライアンフに出資されてましたか。
脚の怪我が無ければ中央でもそこそこ活躍できたのではないかと今でも
思っています。何しろ初めて出資したのがトラだったので、思いいれはものすごく深かったです。不治の病を克服して荒尾で初勝利をあげた時は、
パソコンの前で泣いたものです。あれからそんなに月日が経ったわけでは
ないのですが、もうトラの姿を見ることができないのだという事が信じられません。またいつか復活してくれるのではないか・・・そんな小さな期待を胸に抱いております。トラのその後の事は解らないのですが、何か情報が得られればご報告させて頂きますね。
by kynthia (2006-01-17 16:16)