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第30回エリザベス女王杯回顧 [競馬結果]

第30回 エリザベス女王杯(GI) 芝2200m良 サラ系3歳以上 (国際)牝(指定) オープン 定量
1着△8スイープトウショウ(池添)2番人気 2:12.5
2着◎1オースミハルカ(川島)5番人気 1/2馬身
3着△3アドマイヤグルーヴ(上村)4番人気 2 1/2馬身
4着 14ヤマニンシュクル(四位)8番人気 3/4馬身
5着△11エアメサイア(武豊)1番人気 クビ
7着△5オースミコスモ(岩田康)17番人気
8着△12ヤマニンアラバスタ(江田照)3番人気
11着△9クロユリジョウ(ペリエ)10番人気
17着△17レクレドール(蛯名)6番人気

大方の予想通りハナを切ったのは◎1オースミハルカ。
行くと思っていた13サミットヴィルは控える競馬。
4ショウナンパントルが番手追走、以下15ウイングレット、2ライラプスと続きます。
前半600mは35.1秒、1000mは1分ちょうどとG1にしては若干遅めのペース。
気持ちよくオースミハルカが飛ばしていきます。
向う正面ではルメール騎乗の16マイネサマンサが2番手に浮上、オースミハルカを突っつくのかと思いきやそのまま離れた2番手に落ち着きます。
3角あたり(残り1000m~600mくらい)で13.3-12.0と息を入れる見事なラップ。
ちょっと差が詰まりますが4角スパート!
残り300mではセーフティーリードと思いました。
後方ではマイネサマンサを交わして△3アドマイヤグルーヴが2番手に浮上してきたところを、さらに外から△8スイープトウショウが並ぶ間もなく交わしていきます。
(その前にアドマイヤグルーヴがスイープトウショウの前をカットしています)
逃げるオースミハルカと川島、追うスイープトウショウと池添。
4角では逃げ切り濃厚と思いましたが、ゴール前100mではこれは届くというほどの末脚の違い。
スイープトウショウがオースミハルカを捉え、半馬身抜けたところがゴール。

スイープトウショウはほとんどスムーズな競馬。
位置取りも終始中団をキープ。
序盤のごちゃつきをうまく切り抜けられたことが大きかったと思います。
33.2秒の末脚を炸裂させ、絶望的と思われた差をひっくり返しました。

オースミハルカはペースも見事でこれで負けては仕方がない。
自身も3F34.8で上がってきているだけに、止まったとはいえません。
ただなぜ4角を回ってさらに内に進路を取ったのでしょうか。
馬場の悪い内を行くより、4角を外に膨れ気味に回ってそのままスピードに乗って、馬場のいい状態のところを走ったほうがよかったのでは?
それよりもラチ沿いを走ったほうが馬にとってはいいということなんでしょう。
惜しかった。

アドマイヤグルーヴは実力を考えれば、このメンバーでも3着は当然。
しかし全盛時は過ぎたのか、スイープトウショウに並ぶ間もなく交わされてしまいました。

エアメサイア&ヤマニンアラバスタは序盤のごちゃつきが大きく響きました。
サミットヴィルが外から来たときに内にいたスイープトウショウが譲らなかったために後退を余儀なくされ、ヤマニンアラバスタにいたっては最後方まで下がってしまいました。
(スイープトウショウ&池添Jが譲らないのは当たり前ですが)
最後は両頭とも伸びているだけに位置取りが悪すぎたことが敗因でしょう。

オースミコスモはうまく流れに乗れました。
スムーズな競馬でこの差は決定的な実力差か。

クロユリジョウはそれなりに最後伸びていますが・・・

レクレドールは直線で完全に止まってしまいました。
何しに京都まで行ったんだか・・・<エビちゃん

結局は逃げ馬をマイペースで行かせて、誰も動かずに粘られるというお馴染みのパターン。
それを差せるのは能力が1、2枚抜けている馬がスムーズに行ってなんとか可能。
動かないのか動けないのか、目立って動いたように見えるのはルメールJだけ。
馬の全能力を引き出す騎乗も結構ですが、それはある意味、勝ちに行ってないのと同じでは?
しかし毎度々々、複数の馬が33秒台の末脚なんか出して大丈夫でしょうか>JRAさん。

追い込みのイメージが定着しそうな池添J。
次週も追い込み馬で登場です。




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